一日一言
猿臂(えんび)を伸ばす
猿の臂(ひじ)のように長い肘(ひじ)を伸ばす
と言う意味で、腕を長く伸ばして何かをする動
作を示す場合に用いる。
★彼は俄かに猿臂を伸ばして、娘の後ろに迫る
蛇を投げ捨てた。
4月から咲いている花「文目(あやめ)」
開花時期は、 4/25頃~ 5/20頃。
・剣形の葉がきちんと並んで生える葉の様子から
文目(筋道、模様の意)の名がついた、
と言われる。
・「綾目」とも書く。花弁の基の黄色部分の
縞(しま)模様を綾目の字で表現した。
・よく、この花は「菖蒲(しょうぶ)」と
表現されますが、文目は菖蒲とは別種です。
<参考>菖蒲(しょうぶ)
(菖蒲を”あやめ”と読むこともあり、
ますますややこしい)
・乾いた土に生える。湿地には向かない。
・白花の品種もある。
・「いずれ文目か杜若」(区別できないこと)
・5月11日、6月3日の誕生花(文目)
・花言葉は「メッセージ、希望」(文目)
■アヤメなどの見分け方(開花順)
ジャーマンアイリス(ドイツ文目)
4月~5月頃に咲く。
乾いた土に生える。根茎。
花色は白、黄、青、紫等の原色っぽい色。
花の様子は、なんとなく洋風。
花びら中央部のひらひらは「ブラシ状」。
真ん中2枚の花びらは直立する。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
ダッチアイリス(オランダ文目)
4月~5月頃に咲く。
乾いた土に生える。球根。
花色は白、黄、紫等のやや原色っぽい色。
花びら中央部には、ジャーマンアイリスの
ような「ブラシ状」のひらひらは無い。
葉っぱはやや細めで、くるりと巻く。
一初
4月下旬~5月中旬頃に咲く。
乾いた土に生える。
花色は主に青紫色(まれに白色あり)。
花の様子は、なんとなく和風。
花びら中央部のひらひらは「とさか状」。
うしろ2枚の花びらは斜め上にひろがる。
葉っぱは幅広で、
縦に何本も筋(突起した脈)がある。
文目
5月上・中旬頃に咲く。
乾いた土に生える。
花色は青紫か白。
花びら中央部に網目模様があるのが特徴。
葉っぱは細長く、花菖蒲ほどでもないが
縦に小さな筋(突起した脈)がある。
黄菖蒲
5月上・中旬頃に咲く。
湿地に生える。
花色は黄色。
葉っぱは細長く、
縦に筋(突起した脈)がある。
杜若
5月中旬頃に咲く。
水の中から生える。
花色は青か青紫(白いのもある)。
花びら中央部に白い筋模様がある。
花びらの中央部は、めくれ上がる。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
花菖蒲
6月頃に咲く。
湿地に生える。
花びらの中央部に黄色い筋がある。
葉っぱは細長く、
縦に筋(突起した脈)がある。
(季節の花300より)