(江戸から四十四番目の宿、日和田宿から一里(3.9km)、本宮宿へ一里十一町(5.1Km)、 日和田高倉が最寄のバス停。但しバスの本数は少ない。五百川駅から歩いても行けるが、距離にして2kmほどある。
高倉の町の背後にある山は高倉山で室町、戦国時代、畠山氏の居城だった高倉城があった。高倉宿は、高倉城の郭内(武家屋敷町)を基に集落が形成されたいう。
現在の高倉の集落には古い建物はないが、高倉山の下旧街道沿いに続くひなびた集落は、旧宿場町の雰囲気を感じさせる。
供養塔の辻を東にすすむと旧街道にでる。左折して坂を下り355号線に合流して、瀬戸川を渡るとすぐ左手路傍に積達騒動鎮定之遺跡碑が建っている。寛延2年(1749)の大不作に困窮した安積・安達地区の農民18、000人は、年貢の軽減を要求して立ち上がった。冬室彦兵衛というリーダーの活躍で、一揆は血を流さずに終結した。碑は彼を顕彰するものである。同時に豊作への祈りもこめられていよう。
遺跡碑の道向かいから、旧道はわずかの間、坂上がりの細道となって県道とわかれる。沿道の景色から緑がとぎれ、ようやく本宮の市街地にはいってきた。このあたりから旧街道は阿武隈川の川岸に沿って北上していたらしいが、今は宅地に埋没して、跡をたどることもできない。
積達騒動鎮定之遺跡 下の原 仁井田
3月に咲く花「玄海つつじ」
開花時期は、 3/ 5頃~ 3/ 末頃。
・つつじの中では早い時期から開花するほう。
(三葉つつじも開花が早い)
・名のとおり、玄海灘をはさんで、
九州北部と朝鮮半島に多い。
東京近辺ではあまり見かけない。
(植物園でしか見たことありません)
(季節の花300より)