(江戸から四十三番目の宿)、福原宿から二十三町(2.5km)、高倉宿へ一里(3.9Km)、 日和田駅前の通りを日和田集落の方へ200m進み交差する通りが旧奥州街道で、日和田宿の中心であった所。
日和田周辺は古くから開けた土地で街中には、養老七年(723年)創建で、大蛇伝説に由来する蛇骨地蔵堂(*2)、周辺には万葉の頃より多くの歌の詠まれ、歌枕の地として有名な、安積山、安積沼などの旧跡がある。
町の北端近くにある西方寺の境内に、樹齢約250年という笠松が、みごとな枝振りを見せている。樹高4m、幹周りが1.9m、枝張りが東西南北とも11mという立派なものだ。寺の南隣にある蛇骨地蔵堂は、713年の開山で、享保3年(1718)に再建されたといわれている古堂で、蛇骨を刻んで造ったと言われる地蔵菩薩が安置されている。堂の裏手には、石垣に沿って、人身御供にされた三十三観音の石像が並んでいる祀られている。
三十三観音佐藤酒造店(清酒藤乃井) 蛇骨地蔵堂
3月に咲く花「寒緋桜」
開花時期は、 3/ 5頃~ 3/ 末頃。
・各種の桜にさきがけて開花し、かつ、
鮮やかな濃いピンク色の花なので
とても目立つ。
1月下旬頃、「沖縄で全国初の花見♪」との
ニュースが毎年あるが、
ここでいう花見の花はこの寒緋桜です。
・別名 「緋寒桜」(ひかんざくら)。
これとは別に「彼岸」(ひがんざくら)と
いう花があり、そちらとは「か」と「が」の
違いだけになり間違えやすいので、
混同を避けるために、”緋寒”を”寒緋”に
ひっくり返して「寒緋桜」との呼び方に
変えた、という経緯がある。
(季節の花300より)