奥州街道にもどり、JR東北本線をくぐりぬけて、白幡(しらはた)橋たもとの交差点を左におれて槻木の町にはいっていく。宿場町のにおいが濃いひなびた町並みをみせている。所々に古い蔵屋敷も見える。駅近くの交差点角に建つのは、かっての旅籠茶屋で350年の歴史を誇る逢隈旅館である。現在18代目の老舗で、茶屋のころからウナギの焼き物で評判だった。
槻木中学の先で国道4号に合流したのち、岩沼市境の手前の信号で右折して旧道に入り、阿武隈川の堤防下を行く。左手に郡境碑があった。「西 柴田郡槻木村 東名取郡千貫村」とあり、柴田郡と東名取郡を分けるものだが、今でいえば柴田町と岩沼市との境界である。
駅前通の角地には350年前から営業していると言う旅館が有ります。
3月に咲く花「枝垂れ桜」
開花時期は、 3/25頃~ 4/20頃。
3月下旬から咲き出すものと、桜より少し遅れて
4月10日頃から咲き出すものがある。
・長い枝を垂れ下げ、その先端にたくさん
花をつける。八重のものもある。
・梅にも枝垂梅というのがあります。
・なぜ枝が垂れるのか、という研究をしているグループ
があり、「枝は伸びると重力によって下に垂れそうに
なるが、ふつうの植物にはそれに打ち勝つだけの
復元する力があり上(太陽)に向かって伸び続ける。
しかし枝垂桜にはその力がなく、人間が支え木などを
して育てていかないと大きくならない」との
見解を出している。
(季節の花300より)