ブラックロック・ジャパンは新たに4銘柄のETFを12月5日に東証に上場すると発表しています。
今回は、アメリカ市場に投資できるETFが対象。具体的には、米国超大型株ETF、米国小型株ETF、米国高配当株ETF、米国リート・不動産ETFの4本です。
【ブラックロック】(2013.11.13)
ETF運用残高で世界最大手の「iシェアーズ®」米国株式市場への連動を目指すETF4銘柄を東証に上場予定
【東証】(2013.11.13)
12月5日(木)、4銘柄の米国株式を投資対象とするETFが新規上場します~ETFの運用残高で世界最大手の「iシェアーズ?」東証上場シリーズ第2弾~
上場するのは以下の4本です。
1587 : iシェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)
連動指数 : 連動指数 : S&P 100
信託報酬 : 0.20%
分配金 :年4回 売買単位:1口
1588 : iシェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000)
連動指数 : ラッセル2000指数
信託報酬 : 0.24%
分配金 :年4回 売買単位:1口
1589 : iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)
連動指数 : iシェアーズ 米国高配当株ETF
信託報酬 : 0.40%
分配金 :年4回 売買単位:1口
1590 : iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF
連動指数 : ダウ・ジョーンズ米国不動産指数
信託報酬 : 0.46%
分配金 :年4回 売買単位:1口
今年は新しいインデックスファンドや、東証へのETF上場が続きますね。とくに、運用実績のある海外ETFが東証に重複上場し、日本株と同様に売買できるようになるのはよいことですね(海外ETFはハードルが高いと考える人も多いですし、国内株に比べて売買にかかる手数料が高い、ネット証券などは特定口座対応もしていないといった点があるため)。
以前、ETFについては、国内ETFに国際分散投資をする上で使える商品が増え、出来高も増えて、普及するのが先か、海外ETFへのアクセス・利便性(ネット証券の特定口座対応など)が高まるのが先か――どちらだろうといったことを描きましたが、期待していたほど後者(海外ETF)の動きが進まないなか、最近は前者(国内ETF)の動きが活発化してきている印象ですね。
【参考】
上場投信、株以外も 米ステート・ストリートCEO(2013.10.21 日経)