9月18日(木)にダイヤモンド社から『最新版 税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門』を発売しました。ただ、その後、一部金融機関ではNISA口座での取り扱い商品・サービスについて、追加や変更を行っていますので、まとめました。本をお買い上げいただいた皆様、追加・変更をお願い致します(増刷になりましたら、適宜修正致します)
SBI証券
・NISA口座で投信の分配金を再投資する際、「課税口座(特定口座または一般口座)で再投資」されていましたが、「NISA口座で再投資するか、課税口座で再投資するか」を選択できるようになりました。
2014.11.21 「ついに投信分配金再投資でNISA(非課税)扱いと課税扱いの選択が可能に!」
・投信積み立て
「特定・一般口座とNISA口座で同じ銘柄の設定をすることはできない(特定・一般口座の積み立て設定を解除すれば可)」となっていましたが、「積立買付サービスは特定/一般口座とNISA口座どちらでもご利用いただけます。また、同一銘柄を両方の口座で同時に設定することが可能です」に変更されています。
詳しくはこちら (積み立てサービスの部分をお読みください)
マネックス証券
11月からNISA口座でIPO(新規公開株)、PO(公募・売出株式)の取り扱いスタート。単元未満株(ワン株)の買付にも対応(従来は売却のみ)。
2014.10.31 【NISA】IPO、PO、単元未満株のお取扱いがいよいよスタート!
フィデリティ証券
11/15から「同一ファンド年別お預かり資産残高表示」という機能をスタート。詳しくはこちら
これにより、2014年、2015年というように、NISA口座内で年ごとの評価損益がわかるようになるのかと思ったのですが、年ごとに残高がわかるだけのようです。また
・同一ファンドを2014年と2015年に買付・保有している場合でも、当該ファンドの「個別元本」は1つのファンドとして管理され、各年の残高ごとに個別に管理されることはありません。
・2014年、2015年で同一ファンドを保有された場合でも「先入先出方式」により売却されるため、2015年にNISA口座で買付・保有したファンドを2014年買付の該当ファンドの残高消化前に売却することはできません。
とあります。年をまたいで同じ投信を購入した場合には購入単価は合算され、売却は先入先出方式。
非課税期間の5年以内であれば、特定口座で投信を購入する場合と同じように考えればよさそうです。