見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

野生の鹿

2019-06-23 13:57:54 | 生き物


時間的余裕があって風が流れ、尚且つそんなに暑くない日には、
運動公園に出向いて散歩を楽しんでいる。
少し遠くの野山に出かけるには、気心知れた相棒が欲しいが、
ここにきて友人の誰彼が揃って不調を訴え、それが適わなくなってきている。
段々にこの状況も深刻になってくるのかな?と考えると気弱になるが、
まあまだ私の足は痛みを伴わないで動かせているのだから、
気持ちをカメラの目に託して、出かけて楽しもう。
一人だと、野生の鹿も警戒を緩めてくれるのか、
音に一目散とはならず、ポーズ数枚が撮れる。
一人にはひとりの楽しみ方もあるのだから。















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アサギマダラ

2018-10-20 13:54:31 | 生き物

蝶が旅をする。
そう聞けば、えっ、本当? それはどんな蝶?
と、いうことになるであろう。

それは、こんな蝶です。↓


名前を「アサギマダラ」といい、
1000km~2000kmも移動するそうです。
あのか弱い感じの蝶が、時には
2日間で740キロもの海上移動することがあるとか、
凄いですね。
その能力に敬意を表して、12日、三次市作木まで行って来ました。

水田転用の畑に準絶滅危惧種のフジバカマを栽培、
その花の蜜を好むアサギマダラが来ている、という新聞記事。
栽培者の方の
「場所を教えたわけでもないのに、見つけてきてくれた」の言葉と、
確かにそのフジバカマの中を優雅にゆったり飛び交うアサギマダラの光景は、
感動のドラマでしたよ。





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行動と心理

2018-08-12 09:50:54 | 生き物


クマは背を見せて走り去るものを追いかける習性があるという。
この習性、もしや私たちにも? と思える出来事があった。

お盆も近づいて、気がかりの墓掃除にようやく出向けた日のこと、
今はもう作らないでいるフェンスで囲った畑の中、
私たちの声に驚いて逃げ出したものがいる。

伸びた一面の雑草が揺れ、時々頭が飛び出して小鹿と分かるや、
相棒は手を叩きながら、フェンスの外周りを回る。
私は屋内に引き返し
カメラを手に、フェンスの入り口を解いて中へ。

外から音で追われ、逃げまどって方向転換すれば、
私がカメラを向けて立っている。
再び方向転換、どこから入ったのか、動転の小鹿は
フェンスにぶつかるばかり。
しばらく捕り物劇さながらの光景が続いて、
ようやくある場所からフェンス外へ。
この間、10~15分は経っていただろう。

帰宅して、撮れた画像を見れば、
多分この前出合った小鹿かな?と思える。
今は、雑草を茂らせている畑なのだから、
追い払う必要もないのに、クマに似た行動は自然であった。
人も所詮、動物。

だが、出血の口元画像も見えて、
後味の悪い出合いとして思い出され、
責めを負った気分に見舞われ続けてもいる。

↓ 逃げまどう小鹿






↓ ごめん、悪かった!


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お見事!美しいね。

2018-06-28 15:28:24 | 生き物

目は日々色々な物を観ているが、
二日経って観察した時のこの出来栄えには、
思わず、「あなたは、素晴らしい芸術家だねぇ。お見事!」と、
感嘆の声を漏らした。



最初見た時、「おや、蜂の巣?、気をつけなければ…。」
と漠然とした感想だったのに、なんだか尊敬の眼差しに変わっている。

↓ 6/2に巣に気づいた時の状態


↓ 二日後には、こんな形に。


ネットで調べてみると、
これはコガタスズメバチの最初の働きバチが羽化するまでの巣で、
嬢王蜂一匹で巣作りと子育てをする時のものらしい。
巣の色は巣材により、白っぽいものから濃い褐色のものまで色々らしいから、
この模様の美しさは際立っているといえるのではないか。
芸術家肌の嬢王蜂を怖さも忘れて、贔屓目に観察している。
まだまだ先が長いので、ひとまず、嬢王蜂単独営巣期の巣をUP。

↓ 羽化した働きバチが働き始めると、こんな巣(サッカーボール位)にはなる。


↓ 外皮を取り除いて、飾ってみえた(中はこんなになっているんだね。)人もいたっけ。


観察は続けるつもりです。うまく大きく出来上がればいいね。
木の枝が小さいのと、怖い存在というのが心配だけど、応援したい気もあるんです。

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小鹿に遇う

2018-05-29 12:55:30 | 生き物

小鹿がファインダーを覗く私をじっと見つめています。
こんな個体に初めて出合ったのかもしれませんね。
卯の花を撮っていて振り返った時、至近距離、
そうですね、4~5m先からじっと私の方を見ていました。
シャッター音で身を翻し、藪の中に戻っていきましたが、
それでも気になったのでしょうか、
藪の中からもう一度、「何だったのだろう?」と。

銃でなくて、カメラでよかったね。
まあ、銃を持つ人も君には発砲出来ないだろうと、私は思いましたよ。
つぶらな瞳がキュートです。

そして「卯の花」は、今盛りです。











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わぁー、この毛虫!

2018-04-17 11:43:14 | 生き物

幼虫は言ってみれば、赤ちゃん。
赤ちゃんのイメージは、文句なく「可愛い!」
でも、そう思えないのもいる。

桜の葉は美味しいらしくて、蛾が卵を産み付け、
この時季になるとその幼虫である「毛虫」が発生。
中には毒を持つものもいて、やっかいな存在でもある。

今年の桜も終わりだね、と孫の小学生入学記念樹を見ていて
ネットの中に団子状態でいる毛虫を発見した。
木の幹やその周辺をゴソゴソ歩いている毛虫は
これまでにも見かけているが、こんな大量には初めて出合う。
身震いしながらも、珍しい気もして、
この後、どう変わっていくのか観察したい気がするのに、
ダメダメ、すぐ駆除せねばと、バーナーの火が飛ぶ。

本日の投稿は、そんないきさつのあった
大量の毛虫、存命の最後の画像である。

↓ 見た目と違って、ネットの中には大量の毛虫が団子状態で存在。
  そして、このネット、蜘蛛の巣みたいだけど、毛虫の親が用意したのだろうか?


↓ ネットの外を這っているように見えるが、実際にはネットの中にいる。
  団子状態を脱している分だけが見えている。


※ この幼虫の名前は知らない。大きさは3cm位だったかな?

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オオスズメバチ駆除

2017-10-26 10:04:00 | 生き物

先頃、オオスズメバチの命と引き換えに
我が家の貴重な資金¥30,000円が消えた事件があった。
ちょっと、解りずらい表現かと思うが、
要は「オオスズメバチ」の駆除に¥30,000円支払ったということである。
今年7月の終わり頃、
お向いさんの銀木犀に「ツマアカスズメバチ」の巣が見つかり、
「ハチ110番」に駆除をお願いされた時の出費が¥20,000円。
驚いたり、気の毒だったりしたのだが、今度は我が家の話である。

すでに居住者無しの主人の実家の蔵に、
オオスズメバチが不法侵入、大きな巣を作っている。
10月も中旬、今少し待てば彼らは死滅する頃ではあるが、
その巣の傍の屋根に穴が開いていて、修理に待てが効かない。
そちらが気になり、仕方なく町の行政に相談、駆除の運びになったのだが、
訪れた方は駆除を営業にされている方らしく、料金は遠慮なく持って行かれた。
お向いさんの時より、更に¥10,000円も多くである。
まあ、オオスズメバチの方は多くの命を失ったわけだから、
そこを思えば仕方ない金額でもある。

だから、争いごとからは何も得るものはなく、損失ばかり。
地球上の平和を願う気持ちにまで発展する「オオスズメバチ」事件でもあった。

↓ 大所帯みたい


↓ 念入りな準備


↓ 駆除開始




↓ 跡形もなく(ビニールの所が屋根の穴)


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外来種・ツマアカスズメバチ

2017-07-29 10:45:42 | 生き物

草刈りをしていて蜂に咬まれ、病院に行った。と、
メールを送信して来た友人がいる。
末尾に「恥ずかしい…」などと書いていたけど、
少しも恥ずかしいことではない。
この頃、外来種の獰猛なのがあれこれ居て騒がれているし、
知らない間に身近に忍び寄っていることを、重大に考えて正解である。
最近では蟻の「ヒアリ」が報道陣を忙しくさせているし、
蜘蛛や蚊、マダニだって、知った時から怖い存在になってきている。
何もWEBはコンピューター社会の中だけではない現在だから、
用事深かいのがベターだろう。

蜂と言えば、
道路を挟んでお向いの家の銀木犀に、
サッカーボールを少し小さくした位のハチの巣が発見された。
奥さんからどうすべきか話が持ち込まれ、
我が家の主人も加わって、結論は「ハチの巣110番へ」と、なった。
翌日の今朝、早速処理されたのだが、
これが又大変な蜂らしく、撤去費用¥20,000を要した。
正体は、これも外来種で「ツマアカスズメバチ」と言う、かなり攻撃的な蜂らしい。

ネットで調べると、
インドネシアにあるジャワ島出身らしく、2012年頃、韓国経由で対馬へ上陸。
体長はおよそ2cm(オオスズメバチは3~4cm)、ハエやトンボを捕食の肉食だが、
一番の好物はミツバチのようで、蜂そのものの攻撃性もさることながら、
日本の昆虫の生態系が狂うことで、危険視されている。
天敵は「ハチクマ」のようだが、何しろ繁殖力が相当らしいので、
人間の駆除業者にお願いするしかないようである。

それにしても、お向いさん、¥20,000の出費は痛いよね。
そして、5年の間にもう対馬から、この辺り(広島)まで、
生息地を広げているなんて油断出来ないねぇ。

野山の散策を好きでいる私に、
クマに加えて、また追加された関心事、「ツマアカスズメバチ」の話です。

↓ 駆除された「ツマアカスズメバチ」の巣


↓ オオスズメバチより小さい(体長2cm 位)


↓ 向かって右側がツマアカスズメバチの子 


↓ 駆除業者さんが他で先に駆除されていた巣


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オオシオカラトンボを観察

2017-07-24 08:53:53 | 生き物

庭の草取り中、トンボの交尾に出くわした。
「それっ!」と、家に入りカメラを持って出る。
生き物だから、じっと待っていてくれるはずもないが、
なんとか何枚か撮れ、画像を整理しながらお勉強。
名前はどうやら「オオシオカラトンボ」らしく、
青っぽいのが♂、黄色っぽいのが♀。
交尾を終わってすぐ、傍の小さな溝に産卵。
トンボの行動でよくみかける水面にお尻を繰り返し打ち付けているのは、
産卵中らしく、「打水産卵」と書いてあった。  なるほどね。
更に説明本を読み進むと、
産卵中のメスをオスが上で見守るとあったので、
検めて画像を詳しく調べると、1枚、これだねと思えるのが撮れていた。
まあ、暇な人と思われるかもしれないが、
知らなかったことを知るのは、楽しいものですよ。

↓ 私の他にも観察していますねぇ。


↓ ちゃんと産卵できるように♂が警戒して見守るんですね。


↓ こんな仕草よく見かけますけど、産卵中?だったんですか。


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目は心の窓とか

2017-02-10 09:09:25 | 生き物


猫の狩の目
タヌキの警戒の目
どちらもおだやかでないね。
でも擬人化して気持ちを読み取り、言葉にすると楽しそう。

寒い時です。
しばし遊んでみて下さい。


 


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