見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

行動と心理

2018-08-12 09:50:54 | 生き物


クマは背を見せて走り去るものを追いかける習性があるという。
この習性、もしや私たちにも? と思える出来事があった。

お盆も近づいて、気がかりの墓掃除にようやく出向けた日のこと、
今はもう作らないでいるフェンスで囲った畑の中、
私たちの声に驚いて逃げ出したものがいる。

伸びた一面の雑草が揺れ、時々頭が飛び出して小鹿と分かるや、
相棒は手を叩きながら、フェンスの外周りを回る。
私は屋内に引き返し
カメラを手に、フェンスの入り口を解いて中へ。

外から音で追われ、逃げまどって方向転換すれば、
私がカメラを向けて立っている。
再び方向転換、どこから入ったのか、動転の小鹿は
フェンスにぶつかるばかり。
しばらく捕り物劇さながらの光景が続いて、
ようやくある場所からフェンス外へ。
この間、10~15分は経っていただろう。

帰宅して、撮れた画像を見れば、
多分この前出合った小鹿かな?と思える。
今は、雑草を茂らせている畑なのだから、
追い払う必要もないのに、クマに似た行動は自然であった。
人も所詮、動物。

だが、出血の口元画像も見えて、
後味の悪い出合いとして思い出され、
責めを負った気分に見舞われ続けてもいる。

↓ 逃げまどう小鹿






↓ ごめん、悪かった!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日、立秋。 | トップ | 天ノ岩座神宮(あまのいわくら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生き物」カテゴリの最新記事