クマは背を見せて走り去るものを追いかける習性があるという。
この習性、もしや私たちにも? と思える出来事があった。
お盆も近づいて、気がかりの墓掃除にようやく出向けた日のこと、
今はもう作らないでいるフェンスで囲った畑の中、
私たちの声に驚いて逃げ出したものがいる。
伸びた一面の雑草が揺れ、時々頭が飛び出して小鹿と分かるや、
相棒は手を叩きながら、フェンスの外周りを回る。
私は屋内に引き返し
カメラを手に、フェンスの入り口を解いて中へ。
外から音で追われ、逃げまどって方向転換すれば、
私がカメラを向けて立っている。
再び方向転換、どこから入ったのか、動転の小鹿は
フェンスにぶつかるばかり。
しばらく捕り物劇さながらの光景が続いて、
ようやくある場所からフェンス外へ。
この間、10~15分は経っていただろう。
帰宅して、撮れた画像を見れば、
多分この前出合った小鹿かな?と思える。
今は、雑草を茂らせている畑なのだから、
追い払う必要もないのに、クマに似た行動は自然であった。
人も所詮、動物。
だが、出血の口元画像も見えて、
後味の悪い出合いとして思い出され、
責めを負った気分に見舞われ続けてもいる。
↓ 逃げまどう小鹿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c4/2c5436add6ba8d8349da9ec1e6b4a3c3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/29/f528b27d303d12d22d9b062c5dae0fd1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/99/e07b2fcb4546d9bb6b333b21473e53a3.jpg)
↓ ごめん、悪かった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/98/49a82ab47aa7a8d6e760cac39c7e4ef0.jpg)
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