Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

飽食週間

2017-04-06 18:47:06 | 食べ歩き
先週、なぜか知り合いとの会食が続いておいしいもの責め。

まずはお久しぶりの御成門、「桝ざき」にて。

 スタートはいつも茶わん蒸しなのだが、この日はなんとフォワグラに新玉ねぎのソースという変わり種。フォワグラが濃厚で、これはもうフレンチで出てきても不思議ではないお味。おいし~。
 続く前菜はいつもよりちょっとおとなしめ?
 お椀は鯛の白子真薯とのことだが、蓋を取った時の香りにうっとり。
 品数豊富なお造りはミズダコが特においしい。
 焼き物は季節柄、桜鱒がお餅と桜の葉にはさまっていて、これまた香りが素晴らしい。
こちらのお店、なぜか桜の季節に来ることが多いのよね。
 続く野菜のおろし煮は今回一番気に入ったお料理。ふんだんに入った木の芽がさわやかで、丁寧に仕事をされた野菜を引き立てる。

ここまででもうかなりお腹いっぱいになってしまったので
 
桜エビが香ばしい土鍋ごはんはほんの一口。残りはお土産にしてもらえるし
 デザートがあるからね。
これも今回はちょっとおとなしめのデザート、ほうじ茶のアイスクリーム、うまし。


と、この食事から3日後、今度は恵比寿で10年ぶりに会うオーストラリア人と会食。
最後に一緒に行った店に再びお連れしたが、こちらの隠れ家は今は一見さんお断りになってしまったので店名は内緒。

   
大間産のすごい大トロのあぶりとか、鹿肉、野ブタ、三つ葉の下に隠れているのは大きな桜鯛の切り身入りうどん。

珍しい日本酒を堪能して連れは喜んでくれたけど、一番おいしかったのはみょうがだったらしい。
英語がないので説明に困るが、みょうがってしょうがの仲間、だよね?


さらにその翌日、今度は我が家のすぐ近くで新規開拓。

 
大きなフランス国旗の掛かった入口から2階に上がる店の名は「マルティニーク」
今年の2月に開店したばかりのクレオール・フレンチとのことなので、友人たちと3人でトライ。

注文を終えて、まず登場したのは突出しの揚げ物。
 野菜を使った「アクラ」というクレオール料理と説明されたが、中はねっとりしたペースト状で、スパイスが効いた香りはインドのサモサっぽい。カラリと揚げたてがとてもおいしくて、これは幸先がいいかも。

前菜にはアシェット・クレオールという盛り合わせを頼んでみたが
 「ちょっと変わったものが入っていますが」と言われた右上の黒い四角、これがブーダンノワールなのだがなめらかでものすごくおいしい!ブーダンノワールと言えば脂身も入ったソーセージだと思っていたが、ここのはまるでチョコレート・ムースのようで、味は脂っぽくないフォワグラみたい。
左側のチキンもスパイスを効かせた皮がパリパリで、サラダ類も美しくてうまし。
 温野菜のソースはアンチョビ入り。
 シュークルートのベーコンやソーセージもすべて自家製だそうで、ベーコンの脂身もしつこくない。奥入瀬の豚を半頭買いしているそうで、この店はシャルキュトリーが得意のよう。
 最後はフレンチらしくはないがパエリアを頼んで、どのお料理にも大満足。

この店の建物、元々は確か歯医者だったと思うのだが、その後アジア料理やイタリアンなど入りながら長続きしなかった。
アーケードからちょっと入って目立たないのが厳しそうだが、おいしいのでがんばってほしい。
クレオール料理がもっと増えてくれるとうれしいので、通って常連にならねば。


と飽食の一週間を過ごしたが、明日からは台湾に行く。
最近コレステロール値が高くてとうとう薬を出されてしまったのだが、あれも食べたい、これも食べたい・・・。 
   
 
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コメント (2)
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