Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

錦秋の東北 1 再びの農家訪問

2014-10-10 19:10:15 | 国内旅行
2014年10月4日から7日 北東北の旅

7月に行ったばかりだけれど、「大人の休日倶楽部バス」を使ってまた東北に行ってきた。

10月4日

 「こまち」につながれた「はやぶさ」に乗って、まずは古川へ。
駅で前回もお世話になったともちゃんにピックアップしていただき、お宅へ。

2回目ともなれば図々しさも増して、お昼を用意していただいている間に勝手に農園を散歩させていただく。

 今日も元気に、隙あらば脱走を図る鶏さんたちに挨拶し
 ハウスに残るトマトをこれまた勝手にいただきながら
  
ナスやニンジン
 鮮やかな唐辛子などの「お花見」。
  
オクラは芙蓉のようなきれいな花を咲かせるが、これは珍しい赤いオクラ。食用だが、大きく育ったものはオブジェのようで、これを活けちゃうともちゃんのセンスがすばらしい。

そしてご馳走になったのは
 宮城の秋の郷土料理、はらこ飯とあら汁。
はらこ飯は炊き込みではなく、鮭を醤油などで煮た汁でご飯を炊き、その上に鮭、いくらを乗せたもの。あら汁は鮭のあらの他に野菜がふんだんに入っていて、なんと贅沢なお昼だろう。

すっかり満腹になったところで、本来はこのために来たはずの田原くんの田んぼへ。
2か月半前には一面緑だった田んぼ
 すでに稲刈りが終了し、はせかけ作業も完了寸前。
 
かろうじて最後の30分だけ参加し、張られたビニールひもの上に束ねられた稲束を掛けさせてもらう。
稲藁がいいにおいで、一日中この作業をするのは大変だろうが、たったの30分では物足りないほど楽しい。だったらもっと早く来てもっと手伝えよ、って話だが。
 
はせ掛けはもちろん稲穂を干すために行うのだが、こうして稲を逆さにすることにより刈られてもまだ生きている茎から栄養分が穂に降りてお米がおいしくなるのだそうだ。
だからこそ田原くんも天日干しにこだわるのだが、手間が大変なので、なるほど近所ではせ掛けをしている田んぼはほとんどない。

この稲穂がお米になるまであと1ヶ月、台風に負けないことを祈るばかり。

田んぼの作業が終了した後は、近所の「やくらい土産センター」をちょっと見学。
 
地元のおいしそうな野菜などが並ぶ中、玄米は1キロ300円と驚きの安さ。幻のササニシキもある。

ここからさらに車で送ってもらって今夜宿泊する「陶芸の里 ゆ~らんど」へ。
 元町営の温泉宿泊施設だが
 通された部屋はきれいで設備に何の不足もなし。
 
食堂に用意された食事もボリューム、味とも申し分なく、これで一泊7500円とはCP良すぎ。
  
お風呂もとても清潔な大きな内風呂に、サウナ付きの水着着用混浴エリアまであるのだが、惜しむらくはこのお湯、無色透明の天然温泉らしいのだが、循環で塩素のにおいがプンプンする。不特定多数が入浴する公共の施設では仕方がないのだろうが。

他に宿泊客のいない静かな館内、敷いてもらったふかふかのお布団でぐっすり眠りに着いた。


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コメント (3)
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