つい最近、新聞の書評で高い評価のあった本を読んだ。
作者は砂原浩太郎氏。書名は「高瀬庄左衛門御留書(たかせしょうざえもんおとどめがき)」。
書名でわかるように時代物である。
作家はなじみのない人だったので、そろそろと読み始めたが、いつの間にか作品に引き込まれ、
かなり厚い本にもかかわらず、2日間で読破した。
それだけ暇だということかもしれない。
最近は、就寝前にベッドで本を読む癖があって、長くても20~30分読んだら寝る習慣をつけているのだが、
この本の前には、その習慣がもろくも崩れ、途中やめられずに1時間以上かけて読破したのだ。
おかげで、眠り損なったようで、なかなか寝付けなくて翌朝欠伸の連発で寝覚めた。
まだ今年は半分も過ぎていないが、今年一番の本に出会った気がした。
神山藩という架空の小藩を舞台にした物語で、主人公は50歳を前にした郡方役人。
扶持の少ない下士である。
この主人公の目線から見た人の生き様を描いているが、物語としても、伏線が巧妙に張られたりと、飽きさせない。
思い返せば、私は時代物の小説は数多く読んでいる。
山本周五郎、藤沢周平、葉室麟、青山文平などなど。
こうしてみると、傾向としては似通っているかなと思わないでもない。
砂原浩太郎氏もそれに連なる作家なのかな?
いずれにしても今後目を離せない作家の一人ではある。
ちなみに、神山藩シリーズの第2弾は、「黛家の兄弟」で、もう出版されている。
乞うご期待というところか。
作者は砂原浩太郎氏。書名は「高瀬庄左衛門御留書(たかせしょうざえもんおとどめがき)」。
書名でわかるように時代物である。
作家はなじみのない人だったので、そろそろと読み始めたが、いつの間にか作品に引き込まれ、
かなり厚い本にもかかわらず、2日間で読破した。
それだけ暇だということかもしれない。
最近は、就寝前にベッドで本を読む癖があって、長くても20~30分読んだら寝る習慣をつけているのだが、
この本の前には、その習慣がもろくも崩れ、途中やめられずに1時間以上かけて読破したのだ。
おかげで、眠り損なったようで、なかなか寝付けなくて翌朝欠伸の連発で寝覚めた。
まだ今年は半分も過ぎていないが、今年一番の本に出会った気がした。
神山藩という架空の小藩を舞台にした物語で、主人公は50歳を前にした郡方役人。
扶持の少ない下士である。
この主人公の目線から見た人の生き様を描いているが、物語としても、伏線が巧妙に張られたりと、飽きさせない。
思い返せば、私は時代物の小説は数多く読んでいる。
山本周五郎、藤沢周平、葉室麟、青山文平などなど。
こうしてみると、傾向としては似通っているかなと思わないでもない。
砂原浩太郎氏もそれに連なる作家なのかな?
いずれにしても今後目を離せない作家の一人ではある。
ちなみに、神山藩シリーズの第2弾は、「黛家の兄弟」で、もう出版されている。
乞うご期待というところか。
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