ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

饅頭なのだが  -ゆず萌え-

2016年02月06日 | 我が絶品シリーズ
若い頃、そう30代くらいまでは饅頭怖いとまでは言わないが、
饅頭なんて、という感じで避けていた。
それが40の半ばを過ぎてからは、甘辛両刀遣いになってきた。

熊本でその生涯を終えた宮本武蔵に習ったわけではないが、
二刀流の使い手になったのである。
それと共に血糖値が上昇したのはいただけないが・・・。

ケーキなどは昔から食べていたが、和菓子の、特に餡物は苦手だった。
ぜんざいなんかとんでもない食べ物だったが、いつからだろうか、結構美味いと思うようになったのは。

その餡物の中で、これは美味いと思ったのが「ゆず萌え」という和菓子。
私の家から500mほど離れたところにある久幸堂という菓子屋さんが造っている。
大きさは一口大で、黒糖を練り込んだ皮に、白餡の真ん中にゆずのエキスがほどよく入っていて、
口の中で甘みとゆずの香りが芳醇に漂う絶品の饅頭である。



私は地元なので手に入るが、あと阿蘇市以外では熊本空港でしか手に入らない。
ともかく賞味期限が短いのだから仕方ない。

一度はご賞味あれ。
甘党でなくても十分に満足できる饅頭でありますよ。
私個人的には饅頭とは呼びたくない。
あくまでも「ゆず萌」という和菓子の一つのジャンルであります。

来月に行く予定の友人宅にはいつもこれをせがまれますので、
久幸堂さんよろしく。
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