ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
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旅の日記-6-

2009年04月10日 | 世界一周日記Ⅱ(写真つき)2008
2008年10月11日  オタバロ(エクアドル)

今日は、首都のキトから90㎞くらいのところにあるオタバロを目指す。
朝食は、ガラパゴスに行くという日本人夫婦と屋上のテラスで摂り、
8時過ぎ、タクシ-でバスターミナルへ行く。
オタバロ行きのバスは、誰彼となく教えてくれて、無事乗車。2$なり。
エクアドルの通貨は、なぜか米ドルである。

8:45バスは発車し、結構な山越えをしながら、11:20オタバロに着く。
この日は土曜市の日で、人でも多く、出店も多いらしい。
しばし中心の市場を起点に町を散策し、宿を探す。
GHやミニホテルから3軒断られ、いささか焦った4軒目の「ホスタルALY」でOKが出る。


 ↑土曜市で民芸品や衣類を路上で販売している

この宿は、シングル8$で、ホットシャワー、トイレ、テレビ付き。
場所もメイン広場近く、スタッフも可愛いはにかみ王女。
ただ、英語は全く通じない。スペイン語オンリーだ。
日本人は珍しいようで、多くは、キトから日帰りで土曜市にくるらしい。

チェックイン後、広場の屋台で昼食にする。
テラピアという魚を丸ごと素揚げにしたものに、タマネギの千切りを加え、
ライムの絞ったのを掛け、調味料は塩のみ。これにいささかゴッチンのご飯。
魚が旨い。ムイビエン。これにコーラ付きで、2.5$也。


 ↑既に食べかけているテラピアの皿。

テーブルに向かい合わせた男の子2人と父親らしき男性。
見事な魚の食べっぷり。1匹のテラピアを3人で、
骨まで洗ったように、完全に食べ尽くしている。
負けるものかと、対抗心を燃やして、手はべとべとになりながら、テラピアを食べ尽くした。

市場のなかを、インディオの民族衣装のお姉さんやおばさんに客引きされながら回ってみる。
客引きといっても強引でも、しつこくもなく、どこかはにかんだ様子もあり、
インディオの人々の素朴な人柄を漂わせて好ましい。
ビールとつまみを買って宿に帰ると、雨が降り出した。

夕方には雨も上がり、夕食もやはり市場の屋台で済ませた。
鶏とジャガイモをさっぱり煮込んだスープで、なんといってもジャガイモが旨い。
さすが原産地のアンデスのジャガイモだと妙な感心をしてしまった。
このスープ、1$。
明日は再びキトに帰る。

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