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インターステラー (映画)

2014年12月07日 | 映画
映画「インターステラー」

35mmフィルム版で観ました。ちょい線とかブツッと異音が入ってなんか良かったですよ。
いろいろ矛盾がみたいな話が出てますが、異常気象、食糧危機、病気の蔓延は現実的な話だし、ノーラン監督の力点はやはり「愛」で、盲目的とも言える愛が今回は破滅に向かうネガティブなものでなくてよかったなと思います。
途中でなんとな~く想像はつきますが、ネタばれになるのでやめます。

途中で主役級クラスの役者がでてきます。ここで、前半に出てくるセリフが生きてきます。いくら科学や技術が進んでもこういうところは原始人の頃から同じなんだなと。

さて、映像は美しいです。土星の輪っかのシーンや、CGではなくセットを作ってグルグル回したステーションシーン、「インセプション」以来の360度地平があるシーンなどなど。ノーラン監督だけに3.11を意識したよな怖いシーンもあります。条件は近くても、どこか地球とは違う、それが行って見なければ分からないんですよね。

私たちは3次元に生き、4次元と言うとXファイルの音楽が聞こえてきそうですが、理論上はもっと上の次元まで数式上仮定されているかも。そう考えると4、5次元あたりはもしかしたら現実化するのかもと思いつつ観ると、夢物語ではないかも。

余談ですがパンフも良かった。安い作りと内容で値段だけ高いものが多くて買わないことが多かったけど、今回は買いました。

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