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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

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文部科学省が、45年ぶりに 教員に生徒指導手引書 

2010-04-10 11:40:30 | 発達障害について
 日本経済新聞より抜粋引用

 文部科学省は3日までに、教員向けに児童・生徒の指導方法を記した手引書
「生徒指導提要」をつくった。
生徒指導用の手引書作成は45年ぶりといい、インターネット上でのいじめなど、
新しい形の問題に対応した。全国の教育委員会や小中高校に配布する。

・子供のインターネットや携帯電話利用について
   「個人情報を公表することの危険性に注意を促す」
   「不審なメールに返信しないよう、指導する」
・ネットいじめについて「通信履歴が残るので、本当は『匿名性』など
 存在しないことを理解させる」
・子供の服装や表情などから児童虐待を見抜くことの重要性
・学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの子供への指導上の注意点
・「小1プロブレム」「キレる子への対応」
などが盛り込まれているということである。

文部科学省HPより
生徒指導提要の作成に関する協力者会議の設置について

ともすれば学校における生徒指導が、いじめや暴力行為、不登校等、
児童生徒の問題行動等に対する散発的・局所的な活動に終始する傾向が見られるなど、
学校教育としての組織的・体系的な取組が十分でないことが指摘されている。
また、近年では、特に、基本的な生活習慣が身に付かないまま
小学校に就学する児童が増えるなど、
小学校段階から学校全体で継続的に生徒指導を行うことが求められている。

また、平成20年7月1日に閣議決定された「教育振興基本計画」や、
平成21年4月から一部先行実施されている新学習指導要領においても、
目指すべき教育の姿が示されており、時代の変化に対応した生徒指導を
進めていくことが求められている。

このように、生徒指導の充実を図ることの重要性は幅広く認識されているものの、
小学校段階から高校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等について、
時代の変化に即して網羅的にまとめた基本書等が存在せず、
生徒指導の実践に際し、教員間や学校間によって生徒指導の考え方・理解が異なるなど、
生徒指導の組織的・体系的な取組が十分に進んでいないこともしばしば見受けられる。


これらの考え方は 星槎教育研究所が
学校・学級まるごとでつかう
「U_SSTソーシャルスキルワーク」を作成した背景と同じだと思う。

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