紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

野口哲哉展

2014年03月18日 | 美術館・博物館
脛当を外した足にはスネ毛が目立つ。革張りソファーでくつろぐ朱塗りの鎧武者。練馬区立美術館で開催中の「野口哲哉展 - 野口哲哉の武者分類図鑑 - 」を見に行ってきました。
甲冑を身にまとった武者がなぜかバッグをたすき掛け。足にはスニーカーを履いてます。こちらの武者はヘッドホンで音楽を聴いてたり...よくよく見るとおかしな姿の武者だらけ。絵図も古いものかと思いきや、巧妙に汚し!?を施して年代物に見せているのだそうで。作品の解説文も本当なんだか嘘なんだか微妙なラインをさまよってます。ふ~んと思わず納得してしまいそうな文章でうまい。甲冑自体もかなり精巧な作りで手抜きなし。おまけにミニサイズなのですからどれだけ手先が器用なんよ?というかんじです。武者というか人形も今にも動き出しそうなほどリアルな造形...野口さんの世界観に惹かれた春の一日でした。
受付で買ったメタルフィギュア。ロケットマンとホバリングマン。

このフィギュアですけど作者本人による彩色版はすでに売り切れ。通常版(ホワイトメタル)に色を塗ってみました。本当は細部まで色分けしたかったんですけど…あんな細かいとこ目が見えません。

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