



グリン・ゲイブルスの家の下手に当たる 谷間の小川には薄紫の 紫苑 の花が こぼれるばかりに咲いており、 「輝く湖水」 の水は 青 ―― 青 ―― 青 ―― 一色であった。 変わりやすい春の青ではなく、 夏の薄い空色でもなく、今日の湖は あたかもあらゆる気分や感情の乱れは 既に収まり、今は最早空しい夢に かき乱される事のない落ち着きに 達したかのように、澄み切った、 不変の沈静な青い色であった。 【「アンの愛情」 第1章】 |

今日は雲、一つない青空となりました。
青 ―― 青 ―― 青。空は、スコ~ンと晴れ上がっています。
明らかに空が高くなって来ました。
今日の空の色は、上記の引用文の湖を空と置き換えましょうか・・。
それにしても 「紫苑」、いよいよその季節なのですね。
さんざしや、ミモザと並んで紫苑も私にとって憧れの花、
大好きな花なのです。(名前も含めて)


私は青い色・・
とりわけ瑠璃色が大好き。
その瑠璃色、暑い夏は涼を
運んでくれ、秋になった今は、
しっとりとした落ち着きを
与えてくれます。
瑠璃色は、所謂(いわゆる)
秋の色ではありませんが・・。
セージ、ブルー・サルビアは
今が盛り。
ボックセージやスカエボラは
4月頃からですから随分、
花期の長い花です。
ところで愛らしい花の
染付の花瓶が出て来ました。
その花瓶には、
ブルー・サルビアを。
それにしても青という色が、
こんなに優しい色だったのかと改めて感じてもいます。

【見~つけた!】
【先日】 の薔薇の葉っぱの切絵細工の作者は、この虫でしょうか・・?
この虫、以前に名前を調べた気がしますが、何でしたっけ・・?
(遡って調べ次第、表示致します)