【上 : 美々卯 ・ 乗鞍観光ホテル ・ 乃木温泉ホテル(栃木)
下 : 三浦綾子の小説に登場する、天金 ・ 北海ホテル】
アンは、人生が希望と幻の薔薇色の霧を 通してのみ眺められ、永遠に去って帰らぬ、 名状しがたいあるものが存在していた。 あの懐かしい楽しい月日に戻りたくて たまらないと、胸の中で考えた。 それは今はどこに行ってしまったのか ―― あの輝き、あの夢は? 「かくてこの世は移り行く」 ・・・・・ 【「アンの愛情」 第29章】 |
【起床時の空】
青い空に小さく千切れた雲。秋らしいこんな空で明けました。
9月も2日目。9月の声を聞き、朝晩は随分、涼しくなりました。
とは言っても日中は、かなり暑くなりますが・・。
ただ今日は先程、午後2時頃だったでしょうか、
いきなり雨。それも本当に突然。
珍しい事に雷は伴っていません。
30分程度でやみましたが、気温は2度ばかり低下。
有り難い天然の打ち水です。
さて今日の写真。ご覧の通り、マッチです。
以前は、街角の喫茶店や食堂(敢えて・・レストランではありません)
の灰皿に必ず置いてありましたね。
振り返れば、学生時代から集めていたマッチ。
そのマッチが欲しくて喫茶店をハシゴした事もありましたっけ。
それも今では懐かしい思い出です。
今日は、数あるマッチの中から、手描きっぽい物を並べてみました。
旅先の観光地の写真が印刷してある物があれば、
文字に工夫があったり。中には歪(いびつ)な物もありますけれど。
マッチ箱という限られた、小さな空間に広がる世界。
今見れば、何気ないデザインも、とても新鮮に思えます。
残念ながら最近は、街の喫茶店がめっきり減って来ましたね。
おまけに灰皿にマッチは、すっかり過去の遺物と化しています。
一方、喫茶店の “復活” という話題もチラホラ。
画一的なカフェチェーン店には辟易(へきえき)している私、
街の喫茶店を応援しています。