【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

想いを馳せて・・城下町

2012-09-14 16:25:56 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編






・・・チョコレートを飲むと
茶碗を盆の中央にきちんと置き、
ポアロはジョージにというよりは
独り言のように呟いた。
栗鼠りす木の実 を集める動物でね。
後々のために秋のうちに沢山蓄えて置く。
世の中で成功するには、
動物から教訓を学ぶ事が必要だ。
私はいつもそうして来た。
私はある時はねずみの穴を見張る猫になった。
ある時は臭跡しゅうせきをひたすら追う犬になった。
(中略)
私はしばしば栗鼠になって、
小さな事実をこっちで集め、あっちで拾いという
具合に私なりに 木の実 を集めて来たのさ。
その上で私は貯蔵庫に行き、
特別の木の実を取り出す――         
         【A・クリスティー作 「ブルートレイン殺人事件」】


   こんな薄紫色の
  空で明けた今朝。

   午前中は良いお天気
  だったのですが、
  午後になって俄かに夕立。
  雷は鳴りません。

   そう言えば南の海上には
  超大型台風(16号)が
  居座っているようですね。

   今日は夕立が来ても
  あまり涼しくはなりません。
  これは台風の影響でしょうか・・。     





     さて、昨日まで長々と津和野の記事を書いて来た私。
    しかしながら  【前回】、唯一の心残りだったのは、
    時間がなくて萩焼会館へ行けなかった事。

     そんなこんなで。
    一路、50km先の 「萩焼会館」 に行く事にしました。
    それにしてもかなりの弾丸ドライブ? ですね。

   今日は、そこで買い求めた
  珈琲カップもありますし、
  久し振りに好物のお菓子、
  山口銘菓 「月でひろった卵」
  もあります。

   およそ10日振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  開店と致しましょう。

   いいえ、今日だけは昨日の
  津和野の古美術喫茶、 
  「木の実」 をイメージして。

   ~なんて。
  こじつけもいい所ですけれど。

   ところで、この萩焼会館。
  私の中では益子焼や立杭焼等の
  共販センター的なものを思い描いていました。

   窯元ですから、市販よりもリーズナブルな値段で、
  壺やカップ等、雑然と・・所狭しと並べられていて。

   そして当然の事ながら、そこは、
  多くの買物客で混雑している・・。ところが・・実際は大違い。

   広~~~い店内に、だ~~れもいません。店員さんだけ。
  尤も、駐車場にあまり車が止まっていませんでしたので、
  予想出来た事ですが・・。(関係車両だったのですね)

   自動ドアを入った途端に、一斉に 「いらっしゃいませ~!」
  瞬間、“しまった・・” と思いながら・・
  それでも従姉と私とで珈琲カップを1客ずつ求め、お店を後にしました。

   そう言えば、有田焼のお店がそうでしたっけ。
  そこはもっと豪華で、価格も一ケタ違っていたものですが。

   写真のカップが萩焼のそれですが、
  兎にも角にも、たっぷり頂けるので気に入っています。