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国防

2011年06月20日 17時40分56秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

石破 茂氏の著書。

本書は石破氏が第65代防衛庁(当時)長官を退任した後に書かれたもの。

石破氏は昭和32年鳥取県生まれ、慶応義塾大学卒業後三井銀行(現三井住友銀行)へ入行。1986年29歳で衆議院議員初当選、衆議院運輸常任委員長、農林水産総括政務次官、防衛庁副長官などを歴任し、2002年から2004年防衛庁長官を務める。

全体的に言つて、石破氏の考えは正しいと思ふ。石破氏のやうな考えで国策・防衛・外交その他を考えてくれないと、全く「国益」が得られない。 さう思ふ。

そして、本書を読むと「ますます際立つ」社民共産の「短絡的護憲思想」。

あれは、相手にするのも時間の無駄だと思つてゐるが、「嫌戦争」「国民を戦争から守る=愛国民」といふ耳障りの良い「まやかし」である。そのくせ、現実を全然見てないので実際にミサイルが発射されたときに「だう国民を守るのか」を実行出来ない。しかし、さういふ輩がオバカマスゴミと一緒になつて、大騒ぎし、いかにも国民を戦争から守る、憲法を守る等々の絵空事のみに先行し肝心の「国防」を実行する手段をまぢめに考えてゐない。ほんたうにミサイルが跳んで来た際にだう対処するのか、一度真剣に問ひただしたい。

自分たちは半島へ脱出する手段でも整えてゐるのか知らないが、「護憲」の名の下に大騒ぎしてゐる団体に振り回されるのは危険だ・・・としみぢみと思ふ。

そして、マスゴミ。前から思つてゐたが、この人たちはどこかのスパイであらう。 「知る権利」なる文言を武器に「知らせるべきでないこと」(サマワでの自衛隊の駐屯のやうす、図面など)を新聞に載せる必要は無いが、手の内を全世界に曝すやうなことを平気でしてゐるとは。しかも国の政策の邪魔をしてゐるとの自覚も無く、「スクープ」扱いとは。

以前から、マスゴミは「人の仕事の邪魔」をしてゐると感ぢてゐた。警察の捜査・外交・政治・・・・・・ 官僚に操られてゐる「機関」としてみれば「またおネタもらつたんだ」と思ふが(国税庁提供の資産隠しの資料が同日に一斉に各おにゅーすで流れたのがいい例)、「スクープ」なる名の下に大事な国の仕事を邪魔するのはいかがなものか・・・・

すべては国益を損なひ、国民に損失をもたらすことなのだと思ふがマスゴミはいつになつたら自分たちの愚かさがわかるのであらうか・・・? 

しかし、マスゴミの「役割」を頭に入れておにゅーすや新聞をみれば、「++氏を潰したい官僚(もしくは敵対する派閥)がゐるんだな」とか「今進めてゐる***件を潰したいんだな」と思へてくる。

なので、今増税がしつこく出てくるのは財務官僚が一生懸命工作してゐるのだと思ふ。

話がズレたが

石破氏が本書の中で指摘してゐる 「官僚は国民に責任を負はない」 

なので、政治家がもつと勉強して「官僚を上手く使ふ」ことが必要なのだらう。それが「政治主導」のはづなのだが、民主党があまりにもバカで素人でプライドだけが高いために、官僚に逆手を取られてしまつた・・・ のが現状なのだなぁと。

国防に関しても、今滞つてゐる災害復興に関しても問題となつてゐるベエスがおなぢだと思つた。 



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