読書おぶろぐ

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日本内閣史

2016年01月24日 16時31分26秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

渡部 昇一氏の著書。

「歴史的事実というのは本当に無限にある。その中から問題になり、
歴史を動かすことになるものは、その時は見えず、後からわかることも多い。
きりがない無数の事実が渦となって進行するのが歴史である。

内閣の交替もその渦の中の出来事である。
私がその渦の性状を正しく認識したなどとは思っていない。ただ、昔から自分が知りたいと
思っていたことを自己流にまとめてみたにすぎない。

それでも私と同じような欲求のあった読者になんらかの参考になれば幸甚である」(P2、まえがきより)

本書は初代総理大臣伊藤 博文から第42代鈴木 貫太郎までの総理大臣の記録である。

総理大臣の記録、と大まかな言ひ方ができるも本書はその総理大臣の時に何があつたか、
内閣の大臣がどんな働きをしたか、その功績と失敗等が述べられてをり、総理大臣史といふより
当該総理大臣が治めてゐた時に起きたことを記す、近代史であり個人的には大変勉強になつたので
学生の方々にもお勧めしたいと思ふ本である。

反日左翼が使用してゐる教科書とか副読本には書いてゐないことも書いてあるので、
一読をお勧めする。私も知らないことが結構あつた。

しかしながら

読んでゐる最中から疑問に思つてゐたが

なぜこんなに日本の「総理大臣」といふのは短命でころころと替る傾向にあるのだらう?
続ければよいといふものでもないのだらうが、昔からこんなにころころ替つてゐたのでは
政治といふものが中断するし、人が変はれば物事も変るといふ回りも振り回され金と時間の無駄にも
なる。

議院内閣制が向いてない国なのか? なんなのか? と思ひながらころころ替る様を
読んでをりました。

通読して

今と、全然変はつてゐない、ごたごたと首のすげ替えでなんだか呆れてをります。

しかも、反日をむき出しにしてゐるシナにこの昔からばかみたいに「配慮」してゐる内閣が
続き、そのために随分日本人が損をしてゐてそれが現在まで続いてゐるといふのが許せない。

現在、選挙では「世襲」とやらが当選する傾向が強いので、現在議員である人間の親とか祖父が
出てくるが

投げ出し方とか、いい加減さとか、方針とか、瓜二つです。 世襲議員が出てきたら、その親や
祖父が何をしてゐたのかを見て投票を決めるのも一つの手だと思ひました。

正直な印象では、政治屋は昔からバカしかゐないやうに思へてならない。

その中で、昭和天皇のお考へが時々出てくるのであるが

すごくお気の毒になりました。 こんなにバカばかりの中、聡明であらうとお言葉の端々から伺へる
昭和天皇のお気持ちを考へますと、なんとも歯がゆく残念な思ひを数十年もしてゐらして

挙句の果てに共産主義者と反日にすべての戦争責任があるかのやうに嘘をばら撒かれ
天皇の名の下に虐殺が行はれた悪の化身の存在であるかのやうな印象を植へつける教育がなされて
きたのは

許しがたい行為であり、日本人としてきちんと事実を知り行動すべきと思つた。

こんなバカみたいな事を現在も繰り返してゐるが

いい加減に止めるやう、日本人が考へて投票しをかしなところについては政党や官邸、役所にどんどん
申し入れをして正していくことが重要であらう。

人任せでくると、シナ朝鮮ロシア他反日に国を則られ、日本人はただの奴隷化となりやがて
滅ぼされると思ふ。これまでの「日本悪」の反日教育がその一歩であつた。日本悪の教育を受ければ
国が滅ぶことに対して、何も思はない。 

悪い事をしたから当然だ、と思ひ反日に金や技術をやることで償ふと考へてゆくから、相手の
思ふツボである。

かう考へていくと、安倍の政治は共産主義者が許さないと言つてゐるが、私は反日加担をし
日本人の税金を無駄にし、外国人に金を使つてゐるので私はその面で許さない。

共産主義者らはきつと、防衛面を強化することに反対してゐるだけでその他は心の中では
賛成してゐるのであらう。

本書は戦時中からソ連のために働いてゐた朝日の記者等、共産主義者のことも書いてあるので
その面からも一読をお勧めしたい。



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