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なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

2016年01月16日 15時23分00秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

加瀬 英明氏とヘンリ―・S・ストークス氏の共著。

加瀬氏は1936年東京生まれ。慶応義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学び「ブリタニカ
国際大百科事典」初代編集長。 外交評論家として内外に豊富な人脈を築き、77年より
福田・中曽根内閣で首相特別顧問として対米交渉に貢献。日本ペンクラブ理事、松下政経塾
相談役などを歴任された経歴をお持ち。

ヘンリ―・S・ストークス氏の経歴については、こちらを参照されたい。
http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/e/64f7aa5053863beb02ac076c7524d211

本書は 「第一部 アメリカに強要された日米戦争の真実」 として加瀬氏が、
「第二部 ペリー襲来から真珠湾への道」 としてストークス氏が記述されてゐる。 ストークス氏の記述に
関しては、リンク先の著書と内容がかぶる部分があるが「キリスト教」といふ宗教が西欧人のなかでいかなる
位置づけのものなのか、宗教感について日本人との違ひを教へられる。

「第一部 アメリカに強要された日米戦争の真実」は、これまでの「歴史」とされてきた内容を全否定する
もので、日本人は一読して知る必要があらう。

「真珠湾を奇襲攻撃した日本軍」といふのは嘘で、米国は大東亜戦争開戦半年以上前から日本との
対戦を視野にいれ、日本から開戦させるやうに仕向け自分達は戦争をしたくないのに、日本が攻撃したので
応戦しますといふシナリオを描き、開戦に持つて行つたといふ話が書いてある。

そこには、ルウズベルトが真珠湾攻撃を知りながら、ハワイに駐留してゐる米軍将校には一切知らせず
(他国に駐留してゐる米軍には知らせてゐながら)、同胞を犠牲にしながら自分達が被害者で正しいと
いふ筋書きづくりに徹するといふ、

白人独特の残酷で嘘吐きの本性が記述されてゐる。

同時に、日本軍の中の無責任者に関する記述もある。

現在「戦争反対」をただ連呼して、日本の防衛を邪魔する輩がゐるが日本人は本書を読んで、白人の本性を
肝に留め同盟国であるのもいいが、外交に関し相手をどッぷり信頼するのはいかがなものかと思ふ。

過去の同盟だの条約だのを見てゐると、日本人だけが安心して裏をかかれ被害に遭つてゐる事例が多い。

マスゴミや官僚がバカなのはよくわかつたが、これ以上このバカな人たちの言ふことをそのまま鵜呑みにする
のは止めて、有権者自身が選挙に行き人を選ぶことが必要と思ふ。

残念ながら、過去を教訓にして今を動かせる頭のいい議員は皆無である。 しかし議員は選挙が怖い。
落選すれば大変なことになるので、有権者一人一人が議員を「日本の国益のために働かせる」やうにすることが
必要。

もふ一つ、東京裁判と呼ばれる国際法違反に基づく「日本悪歴史観」が日教組や反日によりはびこり、子供に
教へられてきた。

本書は日本軍の功績にも触れてゐる。 アメリカが慰安婦やシナ朝鮮に肩入れし、靖国神社に行くな等の
口出しをするのは、日本が悪でないと困るからだ。

日本人は事実が書いてある本を読み、捏造に加担するマスゴミに抗議し、教育を変へていくことが必要だ。

そのための大事な知識を本書は教へてくれてゐると思ふ。



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