千一夜第2章第451夜 渚の想い出4 子ガレイ編

2011-11-07 23:11:28 | 釣行回顧録

2011.11.7(月)

今夜は2006年、5年前の入梅前のキス釣りでのこと。渚という訳ではないが、切戸川河口の岸壁からのキス釣りでの珍事である。

当時は地元に住んでいる同級生数名と誕生日会なるものを催していた。今は私は参加していないのだが、風の便りに自然消滅したとか聞いたことがある。そのメンバーの中に釣り好きの者が5名ほどいたのだが、集まれば最近の釣行録や釣果などで話に花が咲いていた。

当時のメンバーのWが、切戸川河口で25cm級のキスが揚がっているというので、皆で釣行した。その時だったかその後のことだったかは記憶が遠くなっているが、釣り始めたのが夕まずめ前のことだったと思う。私は細いキス針が5~6本着いているキス仕掛けで、遠投して探る方法を採った。夕方はまだクサフグが多いので針を切られる心配がある。置き竿にでもしようものなら細くて軟いキス針はたちどころに切られてしまう。

第1投目から砂地の海底を引き釣りしていると、コツコツとアタリがある。25cmのキスにしてはアタリが小さ過ぎる。手前まで仕掛けを引いて来て揚げてみると、小魚が全部の針に付いている。フグは遠目にも直ぐ解るが、他の魚は何だか解らない。岸壁から仕掛けを巻き上げてよくよく見てみると、カレイの子供が3尾付いているではないか。大きさは3~5cm程度のもので、宙に翳して見ると向こう側が透けて見える。それに体は小さくても背中の皮膚が保護色になっているので、うっかり地面に落としてしまったものは何処にいるのか解らなかった。こんな子ガレイはこの時初めて見たので、今もはっきりと記憶に残っている。

後で思ったことだが、水槽に入れて飼って見るのも面白いなと思った。でも海水を毎日汲みに来なくちゃならないと思うと無理だと思い直す。後日、ペットショップで聞いた話によると、海水魚も淡水魚と同じように簡単に飼えるとのことだ。海水を巡廻させる器具と海水濃度を適正に保ってやれば永く飼えるそうである。カレイでもメバルでも良いが、子供から育てると大きくなっても食べられないような気がするなあ。

【11月7日過去の釣行記録】
・2007年平生南周防大橋下埠頭、18:50~19:20、中潮、釣果=メバルボウズ
・2007年櫛ヶ浜港新防波堤、20:10~22:10、中潮、釣果=メバル7・アジ3
・2009年櫛ヶ浜港旧防波堤、20:00~23:10、中潮、釣果=メバル8・ソイ1・アジ2・シマイサキ1・タナゴ5R

【この日の釣り情報】
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コメント (3)
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