千一夜第2章第449夜 渚の想い出2ギザミ編

2011-11-03 20:29:43 | 釣行回顧録

2011.11.3(木)

この記事は通算で1,479話となるのだが、ブログの表題についてはいちいち覚えていない。と言うよりも、いちいち考えることも無くインスピレーションで附けている。私のブログの内容は概ね釣りに集中しているので、これまでに表題がダブっているものは相当数あるのではないかと思う。しかし僅かではあるが記憶に残っているものもある。今日の「渚の想い出」という表題は記憶に残っていたので、調べてみると「千一夜(第1部)984夜」に使っていた。そのため今日の表題は「2」を附けることにした。

今日も忙しくて出勤となり釣行できなかった訳だが、こんな日は想い出話に花を咲かせるに限る。基本的に私の釣行録は実況に近い形で記事にしている訳だが、釣行したくても出来ないことも多いので、「渚の想い出」もシリーズ化しようかと密かに目論んでいる。

下の娘がまだ保育園児の頃、親子三代で良く潮干狩りに行ったものだ。場所は末武川河口や切戸川河口と色々あるが、今回の話は笠戸本浦港である。ここに1箇所だけアサリ掘りが出来る場所がある。港の奥まった所に小さな川が海岸に繋がっているのだが、所謂猫の額ほどではあるが砂地が出る。地元の人達は5月頃のシーズンになると、大潮を狙ってこの砂地でアサリを掘る。ここは地元以外の人にはあまり知られていないので穴場である。尤も、私も近年では行っていないので最近の事情は定かではない。

ある日、この本浦港に親子三代でアサリ掘りに行った時のこと。貝掘り用の小さな鍬で、海水に僅かに覆われている砂を掻き分けていると、突然バシャバシャと音を立てて何かが飛び出して来たので吃驚した。最初の時は何だったのか解らなかったが、2回目の時にキュウセン(ギザミ)だと解った。ギザミは砂の中に潜る習性があるのだが、実際に目の当たりにしたのは初めてだった。まさかこんなアサリを掘るような、砂地の上に僅かに海水があるような場所にいるとは思いも寄らなかったからである。サイズも結構大きい。親父が塩焼きにすると旨いというので取っておいた。その後も数匹のギザミを捕まえたが、今まで釣ったことしかなかったので、手掴みで取ろうとは夢にも思わなかった。これも渚の想い出である。

【11月3日過去の釣行記録】
・2005年庄の浦港防波堤、17:00~22:10、大潮、釣果=2人でメバル16・アジ6・クロ1
・2005年粭島港波止場、16:00頃、大潮、釣果=アオリイカボウズ、釣り人大勢
・2006年華西防波堤、16:40~21:45、中潮、釣果=メバル5
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:00~22:00、小潮、釣果=メバル2・アジ2
・2008年第2埠頭東側、07:15~11:40、中潮、釣果=キス2・チダイ6
・2009年華西防波堤、18:10~22:30、大潮、釣果=メバル4・アジ3

【この日の釣り情報】
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コメント (2)
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