第22夜 雷雨の中で

2007-01-10 22:27:53 | 釣り談義
2007.1.10

突発的な仕事が入って、釣りもままならない状況となった。

3月一杯くらいまで掛かりきりになりそうな気配だ。

いくら釣り好きでも、仕事最優先でなければならない。

しかし、時間を作ってでも釣りにも行かなければならない。

雨の日には合羽は必需品、雷の日は車中で待機、雪の日には懐炉は当たり前、これ全て釣り人なら常識、つねしき、方程式だ。

でもやっぱり、雷は怖いね。雷雨の中で4度ほど釣行記録がある。

最初は1997年6月5日であるが、この時は夜の船釣りで笠戸湾だった。小船に4人が乗り、逃れる所が全くない状態だったので、すこぶる怖かったのを覚えている。釣果はチヌ1枚。

2度目は、2005年11月26日、大島居守で釣友のツークンとメバル釣りだ。大雷雨であったが車中でやり過ごし、この後も釣りを続けた。2人でメバル13、アジ6、チヌ2、キス1と記録してある。

3度目は、2006年9月9日、華西の防波堤でこの時もツークンと一緒。私はずぶ濡れ状態だったので先に帰る。釣果はアジ10匹。彼はしぶとく1人で残る。普通の人ならとてもじゃないが、釣場に留まっておれるような状況ではなかった。ここの堤防は非常に長いので、車まで帰るのに10分近くかかる。私は帰り道、何度竿を放り出したか解らない。頭上で稲妻が走り、雷鳴が轟くのだ。生きた心地はしなかった。そういう状況の中で、彼はじっと耐えて雷をやり過ごし、釣りを続けたのである。全く信じられない釣バカである。彼はその甲斐あってメバル15、クロ1、アジ多数を揚げている。

4度目は、2006年11月10日、つい2ヶ月程前のことだ。この時も華西の防波堤で、太刀魚釣りをしていた。この5日ほど前に、ここで太刀魚25本揚げているのでリピートしたのだ。この日は釣場に着いてすぐに遠雷が聞こえてきた。それでも雷雨が近づくまでは続けている。釣果はボウズだった。

釣りをやらない人から見れば、いや、やっている人から見てもバカと言われるかも知れないが、これもまた一興なのである。解るかな~。解んね~だろうなあ。ちょっと古いか。  
コメント (1)
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