笑ってない

心から笑っている？
でもどこか引っ掛かっているから
何だかとてもぎこちない
そういったものはすぐ見破られる
見破られても別にいいんだけど
体裁を取り繕うこともない
取り繕ったところで無駄な抵抗なのだ
不器用にしか生きられないことを
開き直るつもりで生きるしかない
何かが心に引っ掛かっている
まるで喉の奥に何かが突っかえているよう
あの人に対して僕は笑っているのだろうか？
嬉しいはずだから笑っているはずなのだが
どうも自信はないがそれでもいい
寄り添っていられるときを慈しむように
時を大事に過ごしてさえいれば

いなくなる

突然連絡がとれなくなるというか
まるで姿を消すかのように
人との接触を拒絶してきた
相手のことを考えると申し訳ないが
考えるよりも頭の中で回線が寸断する
何も考えられなくなっても
考えることばかりで頭の中が混乱する
大きなつながりへと繋がることもあっただろうが
説明もつかない宇宙まで拡がっていく感覚に
ただ訳がわからなくなるだけだった