
私は様々なトラブルや誤解を抱えていて、生き方に迷い、東京に帰り働ける仕事を頑張ろうかと、一時は志を捨てて安易な現実主義で考えました。
しかし、安岡正篤やトルストイの本を今朝に改めて読み直して、こちらの文章でまた志を追って藤野に住みできる仕事を働いて活動していこうと決意しました。
領園主だった作家のトルストイは農奴開放を試みても、なかなかうまくいきませんでした。また兵士を自ら志願して戦争の悲惨さを経験して、非暴力主義者になった彼は一人で時のロシアの戦争に反対しました。そしてロシア正教会のロシア政府との癒着を厳しく批判して両者と確執がありました。そして教義のくいちがいからロシア正教会を破門された彼の名言です。
「敵がいない人生は考えられない。それどころか、善良な生き方をすればするほど、敵は増える。」
教育者の安岡正篤の言葉。
「一燈照隅、万燈照国
要するに、少数の真剣な求道者のみが時勢の運命を撤見し、社会を善導することができるのである。
能く一隅を照す者にして始めて、能く照衆、照国することもできるのである。
微力をあきらめてはならぬ。
冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、また閑にも耐えて、激せず、躁がず、競わず、随わず、自強をしてゆこう。
同志諸賢の精進を万禱します。」