エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

9月28,29日に自由と生存の野菜市を行います。ボランティアの方も募集します。

2013-09-09 17:44:20 | Weblog
毎月四週の土,日曜日に開いている、自由と生存の野菜市を行います。

このディーセントワーク(人の尊厳を守る働き方)と言える、現代社会への代替案である事業は、派遣切りや失業状態に陥った人達で、「仕事がないなら自分達で仕事を起こそう!」という趣旨で、有機野菜や減農薬野菜を市販より安い値段で販売している活動です。

9月28日(土)・29日(日)10時~13時

リヤカーで引き売り&自由と生存の家事務所(B102号室)でも販売
日曜日は引き売りのみで、事務所販売は原則していません。

※売れ行きによって、開催時間を短縮・延長することがあります。雨天の場合、引き売りを見合わせて、室内のみで販売することがあります。

自由と生存の家B102(丸ノ内線四谷三丁目2番出口出て右、交番の前を通過し、日高屋の角を右、床屋の角を左)
〒160-0005東京都新宿区愛住町3 B-102
電話: 03-6273-2517 (自由と生存の家)

両日ボランティアの方も募集します。
現状人が足りなく、興味ある方お気軽にご応募ください。
その際は下記の者までご連絡ください。
よろしくお願いします。
井島 
070-6874-7188
cipher_cube@dj.pdx.ne.jp

【引き売り場所】:四谷三丁目交差点  東京都新宿区四谷三丁目 地図

非正規雇用で働く仲間も安心して暮らすことができる住宅を確保しようと始めた自由と生存の家の庭で、長く失業状態にある仲間の仕事を作ろうと、2009年10月から毎月1~2回、「野菜市」を開催してきました。
「家がないから家を作った。仕事がないなら仕事を作ろう。」を合い言葉に、生協や有機農家のご協力を得て、地域のみなさんに新鮮で美味しい安全な野菜を提供することで、新しい仕事を作ろうと取り組んでいます。
現在は、フルタイムで働くのが困難な仲間の「半就労・半福祉」の就労やリハビリ労働の場になっています。

野菜市案内記事】(自由と生存の家サイト
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自分の才能を引き出す大切さと、北欧と日本の幸福度の違いについて

2013-09-07 18:27:33 | Weblog
英の社会思想家のジョン ラスキンの言葉で、このようなものがあります。

「わたしたちのなかでもっとも弱い人間でも、才能(ギフト)を持っている。
たとえ取るに足りなく見えても、それはその人固有のもので、ふさわしい使い方をすれば、人類にとっても素晴らしい贈り物(ギフト)となる。」

私は日本は特に均質的な形にはめる教育をしてきて、規格大量生産の終身雇用の時代にはそれが合っていたかもしれません。

しかし、その考え方が、日本ではなぜベンチャーが出づらいか、90年代以降にイノベーションがなかなか進まないかなどの、根本的な原因だと思います。

人の個性と適性をもっと認め、それを伸ばす教育をして、各人の社会人としての責任感をはぐぐみつつ、その人の志向や強みをうまく活かせる社会にすれば、社会はもっと活気づき、生きやすい社会になると思います。

現代日本はミヒャエル エンデがいった「時間泥棒」の様なハードワークが、今の日本人の自分の関心、才能を考え、それを伸ばす機会、時間を奪っていて、ワークライフバランスを取ることが大切と思います。

それが長い目でエコノミックアニマルの日本が、なぜゆったりしたが社会全体が健全なイノベーションをし続ける北欧に、経済の国際競争力で近年ずっと負け続けているかの解決にも繋がりうると思います。

もっと本質的には、国民幸福度が北欧諸国は世界一高く、日本はGNP世界3位なのに、自殺者3万人という国民全体が生きにくい国だということへの、根本的な解決につながる答えの一つだと思います。

補足ですが、商売ではないですが、皆さんの参考になればと思い、本をご紹介します。
この本は自分の強みを発見するために、すごく役に立つ本です。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

私もこの本のインターネットのテストの結果を基に、エコフェアネットワークをやっています。
ちなみにネットのテストは一冊一回なので、古本では受けられないので、ご注意してください。


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福島の汚染水や竜巻の被害と、リスク予防の金融について

2013-09-06 21:48:33 | Weblog
今福島原発の汚染水が一日300トンも海に流れ出し、漁業はストップしています。

その中で自民党政権はオリンピック招致の可否を分けるポイントとしてか、ようやく対策に本腰をあげています。

また今年の夏は異常な暑さが顕著な様に、温暖化が原因とされる竜巻などの被害が多く出ています。

これらのことによって、多くの市民の人達が苦しめられています。
環境問題も結局は、貧しい地域で原発誘致でしか食えなかったり、家の災害対策も十分にできない人達に直接的な被害がきます。

しかしその被害の補償を、国の税金や国民の損害保険に頼らない、民間の金融リソースを活用して、復興を行う事例が紹介されている本があります。

環境金融論
 
金融というと収益率のいい事業へ融資する様なイメージが強いですが、もちろんこの本で環境の新分野のベンチャーなどへの融資の話も多く載っています。

しかしこの本の本題は

環境リスクなどの、
外部不経済(空気や水などの市場の価格に含まれない自然環境の資源)を
市場へ内部化(空気や水などの自然資源の破壊への対価をあらかじめ市場の価格に含ませる)して、
この法制度などを活用して、民間の金融資源を持続可能性へ活用する。

といった内容です。
微妙に環境経済学とは違った考え方の様です。

私は今この本を読んでいる途中ですが、アメリカの公害の復旧や保障において、ここでは国がメインというより、政府がこういった公害に対して、厳しい法律を作り、それにより予防と復旧を企業などの排出元に義務付け、その拘束力により、民間の金融機関と企業が監視、協力関係になり、国がメイン
でなく、民間が主役になり行ってきた様です。

国の財政も厳しく、行政サービスにも限界が如実にある現代に、現代の本当の主役になりつつある、金融のマーケットをどう健全に持続可能な社会作りに繋げていくかという示唆的な本でお勧めします。
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