私は今は正社員の仕事を退職していて、39歳のアルバイト兼自営業の独身のいろいろ課題の多い人間です。
そういう私は最近に夜中や早朝に「俺の人生は失敗だったのか?」とうなされ、ひどい気分で目覚める機会が多いです。
しかし私は以前に買ったレジリエンス(復活力)の本をいろいろ読み返していたら、「完璧主義ではなく最善主義の大切さ」を教える内容を思い出して、改めて調べて学び直しました。
意味は物事の結果だけから捉えてしまうのではなく、過程をより大切に自分のベストを尽くす姿勢に目を向けて、それをもっと重視するあり方です。
それは完璧主義で結果が自分の理想のあり方に至らないなら100か0かで考えてしまったりする思考や、結果の失敗を恐れがちになってしまったり、人を苦しめる理想からの引き算ではなく、現状からの足し算や改善に意識がより向きます。
このレジリエンスの本の著者は、「理不尽かつ不公正な厳しいリアルの人生の中で、完璧主義ではなく最善主義は、前向きにかつ現実的にその人が出せる最高の成果を引き出す生き方や方法だ。」とされています。
またパナソニック創業者の松下幸之助も、「人間としての成功とは、地位やお金よりも自らの天分を完全に生かし切ることだ。」とかなり最善主義と重なる成功観を持っていました。
私もこの最善主義を学んでから、今までは志では結果はわりと出ましたが地位やお金からはうまくいかない私も、なるべくはベストを尽くしてきたという自負はあるので悔いは少なく、改めて自分の人生をなにか肯定できる様な気持ちになりました。
基本はプラマイ両面あるありのままの自分自身を受け入れつつ、これからは結果ばかりや失敗を恐れずに、逆境からレジリエンスの手法でもある最善主義で回復していきたいです。
そして自らの天分をなるべく生かし切れる様に、ムリしない範囲でベストを尽くして生きていきたいです。