エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

今の公明党の堕落と「人間革命」の精神について。

2016-01-25 09:46:21 | 生き方

私は先週号の雑誌AERAの、現代の宗教と政治の関係についての特集を買って読みました。

私は実は活動はほとんどしていませんが、創価学会の会員です。
ただ宗教として信じているというより、主に池田大作さんがおっしゃる、日蓮による仏教思想を基にした、人や社会を救済して、より良く変えていく思想やあり方を学ばせてもらっています。

このAERAの記事では、創価学会が支持母体である公明党が、自民党と会派を組み早18年くらいたつ様です。

本来の創価学会の教えは、人間革命とは自らのエゴイズムを克服して利他へ命や宿命を転換をしていくことで、ひいては自分や社会や世界までも変えていく趣旨だと思います。

昔の公明党は確かに中道左派の様なあり方で、本当に庶民や民衆の味方として、社会から見捨てられた様な方達に、暖かい手を差し伸べていたと思います。

しかし今の公明党についてのAERAの記事を読むと、すでに公明党は自民党政権での暴走のブレーキ役どころか、自ら率先して政策の決定に関わり、平和に関する自民党案の憲法改正にも否定はしないだろう姿勢らしいです。

かつての理想を追うどころか、「スマート」な即物的な現実主義者に成り下がっている姿を書かれていました。

私は創価学会の人達に、なかなか働けないもっとも苦しい時に、家族の様に友人として本当に親身に暖かく応援してもらってきました。

私は創価学会にある種恩を深く感じていて、今の公明党や創価学会の、理想を追う、民衆の救済などの宗教の教義を忘れた様に、組織保身や勝利願望で突き進む姿に、深い憂いを感じます。

池田大作さんがおっしゃる、
「自分中心の生き方から、他者に貢献する生き方への転換。これこそが(人間革命)だ。」

「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換も成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。」

「不幸に泣く人々を励まし、救いゆく行為は、まことに地味な労作業であるが、人間として最も尊い聖業である。」

「国家主義というのは、一種の宗教だ。誤まれる宗教である。国のために人間がいるのではない。人間のために、人間が国をつくったのだ。これを逆さまにした”転倒の宗教”が国家信仰である。」

私は宗教論争する意味ではなく、今の安倍政権が日本会議(母体は宗教団体の生長の家)と連携した愛国主義や全体主義的なあり方は、「国家主義の宗教」でないかと、危機感を強く持ちます。

私は宗教団体とは、草創期は理念を純粋に追っていても、だんだん理念から組織の保身や利益に流れていくことは、歴史を見れば大体そうだと思います。

そこでヨーロッパの中世に、キリスト教が教会やローマ法王が権力を握り、活動の方針などを決めていましたが、それが本来の貧者や悩める人達の救済から、免罪符を発行してお金集めに活動が移行していました。

そこで青年の牧師であったルターは、「本来の聖書に書かれているあり方にかえれ。」と言って運動を起こし、現在のプロテスタントを作りました。
今の創価学会員の人達は、疑問を鬱屈させておくより、あるべき変革を求める活動をするべきだと思います。

私は創価学会が分かれることを特には望みませんが、池田大作さんはもうご高齢で指示は出していないかもしれませんが、特に公明党の幹部や自民党との調整者の、本来の理念を忘れたしたたかな保身ぶりには、厳しい批判をしたいです。

私は恩ある学会の行く末を心配して、あえて苦言を書かせて頂きました。

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「一人一研究所」と朝活について。

2016-01-12 06:08:22 | 生き方
私はいつも昨日の生活や仕事の振り返りを次の日の朝にしています。

そこで松下幸之助さんもおっしゃっていますが、
「家康の真似をしても、他の人は家康にはなれない。むしろ自分の強み、弱みなどを的確に把握してそれを適切に生かした時にうまくいく。」
「また自分は自分としてしっかり持った上で、万里万象から学び取り入れていく姿勢が大事だ。」
とあります。

私も本当にそうだと思い、自分の日々の生活の改善をもっとも重視していて、それと共にすべての人や現象から学びたいと思っています。

ちなみに楽天創業者のシステム構築が得意な三木谷さんも、PDCAを回す独自の試行錯誤を基本にしつつ、同時に多くの情報から学ぶ両輪が大切と著作にありました。

私は最近私が住む韮崎市出身のノーベル生理学賞を受賞した大村智先生の展示展に行きました。

そこで大村先生は、大学を出た後に夜間学校の教師になりますが、昼間働いている生徒さん達が夜にも必死に勉強する姿に感銘を受けて、大学院に行き真剣に研究をやり直したエピソードに感動しました。

私も自分に置き換えて、仕事終わって疲れ果てている中で勉強できる程強い、体力のある人間ではないです。

その代わりに、最近図書館で借りた環境ジャーナリストの枝廣淳子さんの本の「朝2時起きでなんでもできる!」の方法を取り入れて、仕事終わってご飯とお酒飲んだらすぐ寝て、午前2時半に起きて勉強始めています。

また塩見直紀さんの「一人一研究所」の発想で、「人や社会が幸せになれる社会、経済、思想のあり方」を探求しようと、1月31日の新宿でのイベントに備えるためにも、環境経済学やロビーイングや水野さんの資本主義の終焉やバイオマスなどの本を読み考えたいです。

皆様にも朝活は有効ですのでお勧めします。
私は前は夜は酔っ払いかなり、ていたらくでしたが、改善して体調も良くなってきました。

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1月31日(日)新宿で地域から新エネルギーなどによるイノベーション実践例の勉強会!

2016-01-03 13:43:00 | エコのイベント
難しい時代を新エネルギーなどを活用して乗り越え、希望が持てる明日をあなたも作りませんか?

近年は原発の危険性を顧みず、粛々と再稼働が進んでいます。
また温暖化も散々警鐘が鳴らされながら、世界で見れば急激に増え続けているCO2により迫り来る脅威があります。
日本では1000兆円の国家の借金による財政難、格差社会による少子高齢化、地方の衰退など21世紀は課題が山積みです。

今までアテネやローマ時代から作られてきた民主主義や、
産業革命から本格化した資本主義で、だいたいの世界は進んできましたが、はたして現状のままの制度で上記の問題などは解決できるでしょうか?

私は21世紀の諸問題に柔軟に適応して、解決しうる新しく社会システムや産業などのイノベーションが必要だと思います。

そんな中で、近年ダウンシフター、半農半X、地方創生など、衰退する地方や地域に移住して、新エネルギーなどの民力を生かして活性化させていき、自営などの社会起業を通じて社会を変える事業、活動をする流れが、注目されています。
そこでそういった概念はかなり世間の方々に浸透しましたが、現場での実践例についてはまだ試行錯誤段階だと思います。

そこで実際に地方に移住した多様な4人の方に、自分なりの地域活性化や社会を変える起業、就職、生活などのあり方の例を報告していき、実践のあり方を考えていきたいです。
そして参加者の方達の地方移住のサポートや、報告者の事業のサービスのご紹介と、ひいては環境問題やあるべき社会のシステムや生き方のあり方の、ご提案をお伝えできたらと思います。

主催
株式会社 北杜星
(市民出資型の自然エネルギー発電を行う会社で、2015年10月に63,75kwの中規模の太陽光発電所を建設して現在発電中。多様な方達との協力で一緒に事業を作るために、出資者や活動者の募集やインターネットのグループウェアのサイボウズliveやskypeやgoogleハングアウトなどを活用して行う。)

日時
1月31(日)14時から17時まで。
4人の講演者による20分ごとの講演(14時から15時20分まで。)
参加者の方の自身の目標を考えるワークショップ(15時30分から16時まで。)
4人の講演者と参加者の皆様と対談や質疑応答。(16時10分から17時まで。)
参加費 1000円
後日にインターネットでこの講演の内容はYoutubeで無料にてアップします。

その後に17時から19時まで同じ会場で懇親会。(任意参加です。)
北杜星の自然農のお米や野菜を料理してお出しします。
参加費 1500円

場所 スペースレピア(社団法人 命・地球・平和産業協会)

住所
JR新宿駅南口から徒歩6分。
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目-23-1 ニューステイトメナー337
地図

参加申し込み連絡先
090-3963‐9265
nobu1980@gmail.com
小林まで
お名前と、当日にもやり取り可能な連絡先と、懇親会の参加の可否を教えてください。

講演者の詳細。
(株)北杜星、山梨自然エネルギー発電(株)代表取締役 大友哲。
(歯科医の仕事のかたわら、山梨県で初めて太陽光発電の実践をして、NPOを作り上記の株式会社化への変遷をえて、小水力発電、自然農も取り組む。趣味として天体観測、星空を守る運動なども行う。)

大田謙太郎。
(神奈川県鎌倉や茅ヶ崎での地域活性化の仕事や活動に取り組む。ITを活用した民泊の事業、鎌倉ダイコンを通じた農作業体験やコミュニティー作り。サーフィンの講習、コーチング、自然エネルギーの仕事(地熱発電)など行う。)
社会企業 海人

投資家S・A氏。
(過酷な仕事の会社での勤務の中で、太陽光発電所の建設や所有を行い、現在では会社を辞めて独立して、4つの発電所から月に100万円前後の売電収入を得て、自身でも太陽光発電の新規事業を茨城で始めている。)

小林史晃。
(株)北杜星、山梨自然エネルギー発電(株)で働く。社会企業エコフェアネットワークも立ち上げていて、これから太陽光発電所を作り農業も営み、ITを活用して中間就労の場を作り、地方と都市を結ぶコーディネートをする予定。環境問題や民主主義の再生についての勉強会もしている。現在山梨県北杜市松向に太陽光発電所と農地の所有の機会を、移住希望者の方に提供するために準備中。)


キーポイント

自然エネルギー(太陽光、バイオマス、風力、水力、地熱など)創エネ
省エネ、電力自由化、発送電分離、
IT(ノマド、民泊、SNS,動画、シェアなど)
農 食の自給、コミュニティー 福祉 サーフィン、
金融(売電、出資)社長の大友から投資の行い方のレクチャー、
民主主義の再生、ロビーイング、政策提言、教育。

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