エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

一橋大学による農山村の価値と日本社会再生への展望のシンポジウムの概要ついて。

2017-01-29 15:12:36 | エコのイベント

私は環境経済学者である一橋大学の寺西俊一先生による経済学部による公開講座として、私の様な一般の市民の人にも門戸が開かれている、福島の原発の被害の現状から、日本の農山村の活性化とこれからの日本社会を考えるというシンポジウムに参加してきました。

私が大学時代に受けた、ちょっと退屈な授業とはだいぶ違い、いろいろな方達の講演は、本当に示唆深く勉強になり、行って本当に良かったと思いました。

内容は映画上映「奪われた村。避難5年目の飯館村民。」
監督の豊田直巳さんの講演。

シンポジウム。
「農業、農山村の価値と日本社会再生への展望。」
栗田和則さん。
山里の暮らし25年の取り組み。

その後に7者の方による講演や質疑応答もあり、一橋大学の農業サークルの方の話や、日本の農山村の価値を考える、イギリスの集約型の農業の是非について、オーストリアの小さな農業について、などの内容です。

私も質問して大学でこういう勉強をしてきて、自分なりに実践してきた山梨移住や有機農業や自然エネルギーのことを簡単に紹介して、今後の農山村での自然エネルギーによる活性化の可能性について聞いて、もし会を盛り上げられたなら嬉しいです。

この講座は地味なタイトルとは裏腹に本当に楽しく勉強になり、また行きたいなと思いました。


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市民による仕事と余暇だけでない、自治や政治への関わり方について。

2017-01-29 15:10:23 | 生き方
私は最近忙しい方は難しくても、あるべきあり方としてアルバイトと自営以外に、もっと政治や自治に関わることが本当は必要ではないかと思う様になりました。

そこで緑の党さんだけを支持している訳ではないですが、東京に行き興味があった内容の緑の党さんの勉強会に参加させてもらってきました。
研究者や議員の方達のみではなく、現場にいる市民、企業人の経験からの自然エネルギーや国や地方の財政について意見を言えて、ちょっとした政策提言の様で、自分としては貴重な機会になりよかったです。

こういうあり方に感謝して、できたらこういう活動を大切にしたいです。


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児童養護の施設卒業者や生きづらさを抱えた人達の駆け込み寺のNPOフク21について。

2017-01-27 12:08:15 | 生き方

現代日本では華やかな表面とは裏腹に、一年に児童虐待の相談件数10万件、少子化時代にも関わらず児童養護施設では3万人近い子供達が暮らしています。

その背景にはグローバル化が進展した結果、富める者と貧しい者の格差が拡大し、社会の分断をもたらしていることが原因と考えられます。

そこでNPOフク21は、主に養護施設卒業者を対象に、メンタルを患った方、ニート、引きこもりの方達などに、交流会や就労支援やシェアハウスの運営などの事業、活動をしています。

代表の福田茂雄さんは本人が養護施設で育ち、様々な苦労を乗り越え自立して、社会で頑張って活躍してきました。

そして経験した苦しい体験を肥やしに人への優しさに変えて、同じ様な境遇で育った若者達に、無償の愛であるべき道に導いています。また私の様なお金に余裕のない者にも親切にしてくれて、シェアハウスに安く泊めさせてくれたりします。

また現在日本では、「どうせ頑張っても報われるとは限らない。だったら今を楽しく生きよう。」みたいな享楽的な現状肯定型の価値観が、社会にある程度あると思います。

しかしこのフク21の交流会の講演では、養護施設で育って今は自身で物づくりの事業をしている会社の社長さんが自分の経験を語ったり、「人は変われる!」、「努力は報われうる!」みたいな前向きな人生応援のメッセージを伝えています。

私は高度経済成長期の様な努力が結果に結びやすかった時代ではないと思います。しかし「努力は嘘つかない。」という様に、その人がした努力に応じて、結果には必ずしも結びつなかくても、人間としてはそれに応じて成長できると思います。

これからの時代を生き抜くためには、短期的には結果がでなくても、コツコツ自分を磨いていくことが重要と思います。

さらに言えば、「人間としての成功とは地位やお金より、自らの天分(適性、素質、能力)を完全に生かしきることだ。」と松下幸之助さんはおっしゃっていて、私もそうだと思います。

また福田さんの人生が、それを如実に物語っていて、2年前に私が私が彼の事業構想の青写真を聞いた時に、本当にできるかな?と思いましたが、彼はどんどんそのビジョンを実現してきています。

児童養護施設を出た方や、なかなか働けない方や、メンタルを患った方や、シングルマザーなどの生きづらさを抱えた方は、こちらのフク21に関わるといいと思います。

こちらで悩みを相談したり、交流会で希望が持てる話を聞いたり、就労支援を受けてまた働ける様になったり、シェアハウスで仲間を見つけて暮らしたり、この厳しい時代を元気に生き抜いてもらえたらと思います。

写真は元プロボクサーのチャンピオンで、養護施設で育った平成の明日のジョーと呼ばれる坂本博之さんの半生を漫画化したものです。

私も読みましたが、様々な苦労を乗り越え自分を鍛えていく人生に感動しました。

皆様も読むことをお勧めします。
3月に発刊予定です。
読みたい方は、info@ngofuku21.orgまでメールしてください。

どうぞよろしくお願いします(^_^)










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金融投資家と貧困者がいがみ合わずに、協力するために。

2017-01-27 11:29:54 | 生き方
現代に多い様な、最近亡くなったある金融投資家の方をどう評価するか?が今の日本の実態を明らかにすると思います。

彼は不動産投資や事業で財産を築き、大企業の株を大量に買い、その配当で巨万の富を築いた人物です。
そして自分は資本家として搾取に基づく不労所得を享受した中で、道徳的な訓示を教える教育者でもあります。

彼はお金持ちで、現代社会では「成功者」「勝ち組」かもしれません。多くの人は彼を真似たがるでしょう。
ただ彼の様な不労所得の金満投資家より、社会の庶民でも、汗水垂らして社会にちゃんと貢献して対価をもらい、自らの天分を生かしている人を私は尊敬したいです。

ただ彼の生き方も法律違反はしていないし、一つの生き方として認めます。

私はすべての人の幸福度が高いスウェーデンやデンマークみたいな、平等性を重んじる社会にして所得再分配をしていく必要があると思います。

しかしそれがなかなか政策化されない現代日本なら、いわゆる金融投資家の方達は、社会貢献や寄付をしたり(幸福学から言っても、その方が当人も社会も幸福度が上がります。)、貧困者はお金にゆとりのある支援者やパトロンの様な方を見つけることも必要かと思います。

これも一種のシェアリングエコノミーの姿かと思います。
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私なりの現代社会への思想や生き方のあるべきイノベーションが、中国の方達にも受け入れてもらっています。

2017-01-25 12:18:06 | 生き方
私はSNSのリンクトインを利用しています。

こちらのSNSはFacebookより、ビジネス的な感じです。

そこで私がブログに書いた「現代に必要で皆が幸せになれる、思想や生き方のイノベーション」が、私の書いた他の投稿は鳴かず飛ばずでも、この書き込みは繋がった中国の太陽光発電事業で働く方達からそれなりにいいねをもらっています。

私なりにいろいろ学び逡巡してきた現代にあるべきイノベーションの姿に彼らが賛同してもらえたことは、すごく嬉しいです。

今は中国は世界第二位のGDP大国、太陽光発電事業でも世界NO1の売り上げになっている世界の超大国です。
その中国では、もちろん深刻な大気汚染に悩んでいるし、COP21でも積極的でしたし、環境意識はそれなりに強いと思います。

彼らがただどうも貧困状態から抜けたい、経済大国になりたいという向上心や野心も強く、そういう中であるべきロハスな思想や価値観を持ってもらうことは、すごくこれからの世界に重要なことだと思います。

私はできたら半農半エックスやご当地電力の様な、持続可能なライフスタイルや働き方や、幸福学にある様な必ずしも地位やお金ではない幸せのあり方を、手始めに河口湖で民泊事業をしたり多様な外国の方達などを受け入れたり、中国をはじめ世界に広める様な事業をしたいと考えています。


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仕事と休みと必要な社会への活動とのバランスについて。

2017-01-24 19:58:42 | 生き方
私はアルバイトと自営で過労気味で、対策に四苦八苦してきました。

そこでユダヤの格言で、
「週一日は安息日として休みなさい。」
という言葉を実践しました。

しかしそれでもなかなか疲れが取れず、フッと松下幸之助が言った、
「これからの時代は週休二日だ。1日は勉強、一日は休息だ。」
という言葉を思い出して、昨日は休みといいながら仕事関連の本を読み親戚の方との対応をしていたので、今日は本当に休んで、趣味の本を図書館で借りて読んだりリラックスしています。

このあり方は本当にリフレッシュできて、かなり理にかなってるのではないかと思います。

また最近では、エコなあり方で週三日休む「サンキューデイ」という言葉がありますが、本当はもう一日を社会の課題に取り組む地域活動や市民による自治に当てるべきかとも思います。

寿命研究や幸福学から言っても、人間は勤勉に努力して生きていた方が長生きで幸せらしいです。ただ日本人は働き過ぎで過労死や、そのことで幸福度を下げています。

勤勉な努力と今を楽しむあり方とできたら、必要な社会問題への活動や政治のあり方を考えたり市民による自治との、適切なバランスが現代は必要かと思いそういうあり方を考えたいです。

そしてアルバイトと自営というわりと自由の効く私は、できたら自分からそのあり方を実践したいです。
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世界の太陽光発電の現状のあり方を学び、木質バイオマスのペレット製造工場を見学して来ました。

2017-01-22 18:33:13 | エコの情報


私は今週末に長野県飯田市にある飯田自然エネルギー大学に通学してきました。

こちらの学校で、ご当地電力と呼ばれる地域活性化のための自然エネルギーの活用をする起業のあり方や方法を学んでいます。

今回は世界の太陽光発電のあり方(市場や現状や今後の展望)や、日本との比較などを学びました。
また二日目には木質バイオマスのペレット製造工場や、温泉施設での熱利用やバイオマス発電の施設を見学してきました。

私は太陽光発電の市場で中国やアメリカの躍進や、日本はすでに太陽光発電はグリッドパリティー(市場で石油、石炭などで発電された一般の電気より、太陽光発電はコストが安く発電できる)がすでに実現していることを学びました。

また木質バイオマスのペレット製造工場を作った責任者の女性の方の話しは、素晴らしい事業内容で正直すごく感動しました。

また私はこちらの学校は授業料は無料で通っていますが、周りの学生仲間の方達が次々と自身で自然エネルギーの事業を始めていて、これからの社会は教育が重要だと強く思います。

またブログやFacebookで学びの内容はシェアします。
よかったら読んでもらえたら幸いです。

よろしくお願いします(^_^)

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人生に迷った私に勇気をくれた言葉達です。

2017-01-22 18:29:37 | 生き方

今までの産業革命の延長の様な社会から、21世紀は環境革命、IT革命、金融革命、幸福革命(幸福学の本などではよく言われます)などとされます。

今までの常識、働き方、社会が変わるし、変えるべきところはちゃんと変えないといけない時代だと思います。(伝統や歴史も尊び真摯に学びながら。)

そこで自分の人生や生き方や働き方で、何が妥当なあり方か逡巡する私が思い出した、指針をくれて勇気や前に進む力をくれた松下幸之助の言葉です。

「素直な心で考えて60%の妥当性への確信でも、決断して行動していく。」

(素直な心とは、「私心にとらわれず、実相や真実をあるがままに把握すると道理が見えて、何が正しく何をなすべきか見えてくる。」という意味です。)

また建築家の安藤忠雄の言葉も参考になりました。
「人の人生は様々だから、人によって多様な答えがあっていいのではないか。」

また幸福学での前野隆司さんが
「人との勝ち負けではなく、70億人が70億通りの方法で、小さくてもいいから自分らしさを見つけ、社会の中で自分らしく生きていくあり方。」
「700万個のオタクサークルの様な小さくても多様なあり方が大切だ。」

さあ、これから長野県飯田に来ていて、ご当地電力を学ぶ飯田自然エネルギー大学に通学して来ます!
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映画「happy しあわせを探すあなたへ」を観ての概要や感想について。

2017-01-16 14:47:49 | 生き方


一般的に幸福というと、社会的な高い地位やお金持ちになることや獲得することとされがちです。
しかし近年の心理学や脳科学などによる、普遍的な幸せのあり方についての幸福学という
研究で、そういう必ずしも地位やお金ではない、意外な幸せの実態というものが明らかになってきました。

そういう内容をドキュメンタリーとして描いた「happy しあわせを探すあなたへ」という映画があります。

私はFacebookでこの映画の上映会を知り、山梨から東京まで行き観てきました。
会場は一種のシェアハウスの様な、高齢者の方向けの介護施設と、農による食の自給を行っている、アパートをリノベーションした、いろいろな人が集まるコミュニティーカフェの様な部屋で、自主上映会のイベントでした。何か温もりのある感じの素敵な空間です。

タガヤセ大蔵

映画の内容の概要はこちらになります。

「貧しい途上国の人もアメリカ人も実は同じ位の幸福度である。
人は幸福は遺伝が50%、環境が10%、自分の心の持ち方で40%決まり、その自分でコントロールできる40%の心のあり方が重要とされる。

人は川下りしたり、自然を感じると幸せ感を持てる。

また運動、エクセサイズすると脳でドーパミンが出て幸福度が増す。
また筋肉が鍛えられる様に、日常的に運動するとドーパミンは増やせる。

本当に自分がやりたいことをやっているサーファーの様に自分らしく生きて、何事も試すことが大切。
また心理学の研究で、フローと呼ばれる我を忘れて没頭する様な活動、仕事を持てるかも重要。

人は辛い経験をしても、わりと短期で忘れられて乗り越えていける生き物だ。
また悲劇を喜劇にするには、ありのままの自分を受け入れて、自分を好きになることが大切だ。

住む家と食事があれば、物の幸せは幸福度にあまり関係ない、
幸福とは、自分の外のいわゆるお金や評価ではなく、自分が満足するかが本質だ。
そのためには、
自分の可能性を追求して伸ばす、
助け合える関係、
コミニュティ帰属意識、
などが大切で、外から見られるイメージを重視する人は幸福度は低い。


また日本は働きすぎで、先進国で最も幸福度が低い国と言われている。
対象的なのがブータンで、ここはGDP(国民総生産)よりGNH(国民総幸福)を重んじる様に、ワークライフバランスがよく、理性的かつ全体的にも見ることができる国だ。

また幸福度が高い北欧のデンマークは、平等性を重んじる社会で、例えばシングルマザーがシェアハウスに住み、助け合いや愛を大切に生活しているため幸福度が高い。

またスピリチュアルの様な自分より大きなものにつながることで幸福度も増す。

また長寿で有名な沖縄は、畑作業で身体を動かして元気になり、野菜などの健康的な食事、近所で分け合いシェアして、異世代の交流に寛容(おそらく中国や韓国や東南アジアの様な異文化との活発な交流もあったからでしょうか?)、人の繋がりも多く助け合い、倫理観も大切にすることが長寿の秘訣と思われる。

また愛情は幸せにつながる。

また瞑想も左脳の前頭葉を活発化させて幸福感を感じる。

また感謝を心がけたり、人に親切にすることも幸福度を上げる。

またインドのマザーテレサの施設で働くドイツ人の男性は、人に奉仕するなどの人生の意味を持つことは、以前にドイツで銀行家として地位やお金の追求して獲得していた時より、ずっと幸せになったという経験を語る。

本当の自分に気がつく、
つまり、
好きなことをする、
意義ある行為をする、
仲間と助け合う、
新しいことに取り組む、
などが人を幸せにする。


ひいては自分が幸せを感じることで、より良い世界を作っていける!

そしてこの映画の上映が終わった後に、みんなで自分達で作った無農薬のだんこんの鍋を食べて、交流しました。
私は昔から社会適応の悪い人間ですので、なかなか皆の中に入っていけませんでしたが、多くの方の親切な誠意を感じました。
(集合写真には、私は用事がありちょっと早く帰ったので、写っていません。)

私は正直その日に山梨から出てきたこともあり、かなり疲れきっていて、その集まりに参加していた東京アーバンパーマカルチャーのメンバーの方が言っていた、「瞑想するマインドフルネスを実践することで、自分が心の平和と幸福を感じて、周りとも平和を作っていける。」という言葉が、深く胸に刺さりました。心がけたいです。

意義深い映画上映会や料理の交流会で、深く感謝します。

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今のフィンテックなどの金融革命と、あるべきイノベーションの連携の可能性について。

2017-01-14 06:42:18 | エコの情報

私は今日新宿の紀伊国屋で金融コーナーの専門書をいろいろ立ち読みしました。

ビットコイン、フィンテック、ブロックチェーンなど新しいネットと連合した金融サービスについての本がたくさんありました。

私は現在飛躍的に拡大した世界の中軸である金融のあり方を、ある意味「勝てば官軍」みたいな儲けるためには手段を選ばない様な現状のあり方から、健全な金融にしていくことは、すごく重要なことだと思います。
私はオキュパイウォール街の運動こそ、現代の立ち向かうべき本丸を正確に見定めて、今の金融資本主義への変革を求めた運動として、強く支持しています。

ただ現状に反対するだけでなく、これらのビットコインなどの新潮流は、現状の問題の多いらしい中央銀行の管理下になく、通貨発行権を民間が持てるらしく、いわば地域通貨にも繋がる面があるプラスな点を適切に生かしたいです。

そこでオルタナティブ(代替案)になる様な、現代社会に必要な自然エネルギー、地域活性化、福祉、農業などに事業の投資を呼び込めないか関心があります。

お金は悪魔にも天使にもなると思います。

私はビットコインなどのブロックチェーンという新しい革命にあまり詳しくないのですが、これらをいい意味で必要な新しいイノベーションに繋げられないかいろいろ勉強しようと思います。
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