内容は人生や社会の様々な問題や悩みへレジリエンスで、どう乗り越えていくかを幅広く、ハウツーより現場報告に力点を置いて書いてあります。
孤独、コロナ、オンライン化、国による孤独対策、大阪の西成での母子家庭の行政などによる支援や、虐待、DVサバイバー、依存症、セクシャルマイノリティ、引きこもり、単身高齢者、精神障害者、終末期ケア、災害被災者、ホームレス、相対的にかなり自殺率が高い生活保護受給者への生活支援、孤独と脳科学の関係、レジリエンスとコミニュティ(水俣病)、みずほ銀行のATMの故障の責任が曖昧だったことなど、多岐に渡ってレジリエンスの視点からの支援のあり方が模索されています。
私は困難なことは、多面的にいろいろなライフ過程において様々にあるんだなと思いました。
また孤立して煩悶するより、多様な行政やNPOやご近所さんなどに助けてもらえたり、助け合える様な関係を作っていくことが重要と思います。
これからの一層厳しい未来が予測される時代に、よりそういうあり方が必要とひしひし感じます。
私も今コロナにかかり自宅に10日間こもる様に行政や病院から言われていますが、必要な買い物に行ってくれるご近所さんがいて、自分のためにも社会のためにも大助かりな状況です。深く感謝しています。
私はこちらの本を買ってつくづく良かったなと思っていて、これからの大変な時代を生き抜くあり方を学びたい方は、ぜひ購入して読んでみて参考にすることをお勧めします。