私が重要な指針をもらった経営の神様と呼ばれるパナソニック創業者の松下幸之助さんの名言です。
不健康者の商売
「君、身体の弱いこと、そんなに心配しなくてもいい。君は自分の体の程度に応じて働いたらいい。非常に健康な人と同じように働くことは、そらだめだ。ぼつぼつ、しかし他の人より工夫をこらしてやればいい。」
松下さんも20歳で肺尖カタルにかかり、その重症ではそれまでの様に、今でいう正社員の仕事では働き続けられませんでした。
そこで看護婦さんの代わりになる様に、奥さんとお見合い結婚しました。
また今のパナソニックを21歳で、実際は重病人でも食べていける自営業として、起業した面が大きかった様です。
そして自分があまり働けないから、人に積極的に仕事を任せて、結果的に人も育ち会社が大きくなっていったと書いています。
しかし50歳までは、病気をかかえつつ仕事して、やせた体で、いつも青い顔をしていました。
私は仕事というと、どういう形であれ勤勉に週5日働き最善を尽くすものという固定概念に、なんとなくとらわれていました。
しかし松下さんが何事に対してもおっしゃる「こだわってはいけない。素直にありのまま見る。」言葉が改めてすごく響きました。
すぐに疲れ切ってしまうメンヘラな自分に合った働き方を、もっと柔軟に模索していきたいとすごく心に響きました。