旅行先のホテル選びで一番大事なのは、地下鉄によく乗るので駅に近いこと。
天気が多少悪くても、駅近なら何かとラクだ。
雨が降ってても地下街のお店に行くのもすぐだし、ホテルランクより景色より重要ポイントだ。
ということで、前々回シーザーパークホテル、前回パレ・デ・シンホテルに泊まったが
今回は天成(コスモス)ホテルにした。 そういえば前回の台北はちょうど1年前の同じ時期だったっけ。
ロビー 狭いがエレベーターは3台ある
シーザーホテルは地下鉄駅直結だけど階段だったし
パレデシンは台北駅まで道路超えで意外と時間が掛かったが
今回はホテルに一番近い地下鉄のM3出口まで、何と! 徒歩35秒。(ヒマだから3回計った)
ここがホテル最寄りの地下鉄出口。 左に見えるのが横断歩道1コ渡るだけで行ける国鉄台北駅。
しかも! M3出口はエスカレーターなので毎回ラクだった。
ホテルランクは三つ星だけど次もここにしようっと。(シーザーとパレデシンは☆☆☆☆)
部屋からの景色(というほどでも)銀行だけじゃん
例によって大量のマクラ6コどけて寝る
夜もライトアップされてて見つけやすい
・・・って、ホテル名よりCanonの文字の方が目立つじゃないか~
そうそ、カタカナで書くと「キャノン」じゃなくて「キヤノン」が正式社名だってさ。 何故「ヤ」が大きいの?
話が逸れたが(いつものこと)台北は2月とは思えない暖かさで何度か半袖になったわ。
何気に便利なお天気と気温のお知らせ
この時期の最高気温は24~26度、 最低気温は18~19度 曇りだと程よく、晴れると暑い。
以前5月に行ったときは殆ど半袖だったので、もし真夏に行ったら・・・恐(そんな時期に決して行かないが)
朝のバイキングは、ごくごく普通。(ナマイキ言ってごめんね)
名物のコックさんがその場で作ってくれる担仔麺は・・・普通。(正直でごめんね)
すごい人気と書いてあったけど、誰も並んでなかったぞ。(私は初日しか食べなかった)
広いレストラン
台北の地下鉄で他の都市と違う点は、車内やホーム・構内での飲み食いが一切禁止なことだ。
がっつり食事する人はそうそういないと思うけど
(東京の地下鉄ではおにぎりとかパンを食べる人はいるけど。 あ、ソウルもよく見る)
ペットボトルの飲み物もダメ、更にはアメやガムも禁止で見つかると罰金なので厳しい。
一度だけ、いつものクセでキシリトールキャンディを口に入れてから「あ゛・・・」と思った。
歯にいいんだけど・・・そういう問題じゃないし。(そおっと舐めて溶かした)
車内での携帯電話の通話はOKでいつも誰かしら話してる。
これは香港・ソウルも同じだけど、東京に来る外国人の皆さんは気をつけてねー
更に慣れないのは電車がどっち方面に行くのか、行き先がすぐにはわかりにくい。
プラットホームに着いたら、まずどっちに来る電車に乗るか誰しもが考えるのに
壁に大きく表示されている行き先は次の駅ではなく終点駅が書いてあるのだ。
だから手持ちの路線図をわざわざ出して、路線を辿って終点の駅名をチェックしないと乗れない。
よくよく探すと、次の駅も小さく壁に書いてあるけど見つけにくい。
不便だわー 慣れたころに帰国だし。
お金も然り。 台湾ドルのコインも違いがわかりかけたころに帰国で結局覚えられない。
隣は「中山駅」なんだけど、18駅目の淡水の表示
例えば、ホテル最寄りの台北駅は起点になるので何度も利用したけど、北方面に行くとしても
終点の淡水(所要時間37分)へはそうそう行かない。 何にもない街だし。
が
行ってみました!
淡水の街へ。(初めて)
地下鉄での旅もいいものだわ。 電車で37分は旅ってほどでもないか。
しかもこの路線は途中から地上を走るので外の景色も楽しめる。
これは車中から見えた園山ホテル
終点駅とはいえ台北駅から1本だから行きやすい観光地の淡水。(発音はタンシュイだそーだ)
ここはグーグルストリートビューで事前にチェックして、行き先候補になってなかったのに
何となく思いつきでふらっと行ってしまったわ。(←旅人っぽくて我ながらいいセリフ)
風情がある淡水駅の駅舎
そんな駅のこんな看板を見たら一気に親しみが;
やっぱり海の景色はいいわ。 対岸が遠くに見えるのもいい雰囲気。
途中で気付いたんだけど、これは海ではなく川(淡水川という)だった。
ま、海も川もつながってることだし。
右側には、ずら~っとお店が並ぶ
ストリートビューで見ていたとき、ちょっとここは良さそうと思っていたスタバ
(景色がいい)にも寄れて良かったわ。
地元の人は店内の椅子でゆっくりしてたけど、観光客(私だ)はもちろん外の席に座る。
2階ベランダ席から
海(じゃないって)を眺めながら優雅なティータイム。
1階テラス席から(1,2階どっちも座る)
但し、あまり水際に行って覗かないほうがいいかも。 水が濁っていて何も見えないし。
それでも釣りをしてる地元のおじさんがいたので魚がいるみたいだ。
釣れますか?と日本語で聞いたら「釣れないよ~」とニホンゴでお答えいただいた。
生の小エビを撒き餌にしていたけど、それでも魚の姿は全然見えなかった。 ホントにいるのか?
昼間行ったけど、淡水は夕陽が見所なのでぜひ夕方に。
私は夕方は夜市の景色の方が好きなのでそっちに行ったわ。
グーグルストリートビューは私のようにしょっちゅう人生に迷う
道に迷う人間にとっては予習の必需品だ。
事前に周囲の雰囲気が掴めるし、おかげさまで最近は全く初めての場所でも
デジャヴ感がすごくて感動している。 どこへ行っても以前よりすいすい歩けちゃう。(当人比)
ただ一つだけ、残念なのは道の角度がわかりにくいため平坦な道なのか大変な上り坂かは
実際に行って自分の足で歩いてみてのお楽しみ。 人生と同じね。(←深すぎてわかりにくいぞ)
ストリートビューって、すごいなーと思ったのは
今回台北の街をあちこちチェックしていて知ったけど101の展望台(89階)にも行けちゃうのよ。
高い入場料金を払わなくても、展望台からの東西南北の景色が楽しめる。
更には91階の屋外展望台も覗ける。 柵が高いので景色はあまり良くないけど。
展望台入場料500ドル(1950円)払わなくてもいいのよー
以下、いづれもPCから見た景色(数年前に実際に見たけど間違いなくこんなもんでした)
北方面の景色
こっちは南方面
風がすごい91階から
実際に諸外国あちこち行けなくとも、地図上から行った気になれるのがすごい。
但しあんまり見てしまうと「もうどこへも行かなくていいんじゃない?」という気に
なってしまうのが欠点だ。 いや、場合によっては節約と言えるかもしれない。
ちなみにグアムは数年前までストリートビューが見られない地域だったけど現在は見られる。
私は最近よく知ってるグアムのアウトリガーホテル近辺をしょっちゅう散歩している。
海もきれいなので四方のビーチや岬もオススメだ。
あ、日焼け止めをお忘れなくね。(←気分!)
何故いつの間にグアムの話題に・・・?