海保ビデオ流出問題

海上保安官が出頭していったんの解決をみましたが、今後の展開はまだ予想できませんね。

個人的には、“見てみたい”という欲求はあったけれど、政府として何らかの外交カードとして非公開にする理由があるのなら、まだ公開しなくていいのかなと思っていました。
もちろん、それだけの外交戦略があるのであれば。

中国側も、漁船の船長が違法行為をしたのは承知で、でもそれを立場上認められないから却ってレアアース禁輸等の対抗措置を講じていたはずで。

ビデオを非公開にしたまま、国際的に真実を暴露したらどうなるのよってところで、弱みを突いて何か有利にことを運ぶってことは出来なかったんでしょうかね。

事件の“証拠”が簡単に流出してしまったこと自体は問題だと思うし、何でもかんでも情報公開の対象には当てはまらないのではとも思います。
（不正が疑われることに関して、真実を正す意味の情報公開はアリだと思いますが）
今回の不正流出が内部告発に当たるのかどうか、少々疑問です。

今朝の朝日新聞のオピニオン欄は、4つの意見が出ていて興味深かったです。