La Balconista

園芸・食べ物・日常のあれこれ、たまには硬派なことを。

『IRIS-アイリス-』

2010-05-28 | 韓国ドラマ
見てます。
なんだかミーハーっぽくて言い出しにくいですけど(笑)
ビョンホンの映画はあまり見たことが無いのに、テレビシリーズはけっこう見ているような。

デジタル化には程遠い我が家の視聴環境はもろにアナログTBSなので吹替版なのですが、今回は残念な日本語キャスティング~(-"-)
吹替のかすれたようなやや高音が、ビョンホンの渋い低音を台無しにしているー。
傷を負ってうめき声を出すときなんかがサイアク。
キム・テヒも、人気女優を使えばいいというNHKの二の轍を踏んでるし。
『エデンの東』の時のような、思い切った声優の起用にすればよかったのにね。
他にも、ネームバリューばかりという声優陣。

キム・テヒといえば、“テヒ睨み”という言葉がなつかしい女優さんですが、今回の役の雰囲気としては、最初は米倉涼子のイメージがチラついたけれど、今後の方向はどうなるのかな。
情報部の優秀なプロファイラーということで強い女性を表現したいんだろうけど、キム・テヒが小柄だったり童顔だったりするので、どうなんだろう~と思えますが、ビョンホンに合わせるのであれば、かわいい感じもありなのかも。

まだ私が見ているのはポーランドをうろうろしている回なのですが、北朝鮮の護衛部が旧東欧諸国とはいえ、現地の警察に協力を求めて捕り物を行えるのかが非現実的~。
精鋭の護衛部なのに、大勢で至近距離から撃ってても全然弾が当たってないこととか、北の工作員たちが、あんなにスタイリッシュなのはアリなのかということも“エンターテインメント”です。

北朝鮮チームといえば、キム・ソヨン。
どこかで見たなーと思ったら『食客』の室長!
髪型といい、イメージが全然違っててびっくりしました。
ここまで雰囲気が変わるのも珍しいかもー。
今後も楽しみです。

外国のドラマで日本がロケ地に選ばれると、そこが地元じゃなくてもうれしいものですね。
観光に来てくれた人が、いい印象を持って帰ってくれたら、世論もおだやかなものになるだろうし。
民間交流が出来るのは、二国間の政治にとってはわずかなことですが....。

***
その後、半年経って新展開となる回まで見ました。

くー、韓国ドラマのロケって過酷~!!
あんな雪の中、凍え死んじゃうよ!
秋田があんな豪雪地帯でごめんなさいって感じ(笑)

『カインとアベル』 on WOWOW

2010-02-10 | 韓国ドラマ
昨年後半にWOWOWで放送されていたドラマが、さっそくテレビ東京で開始。
WOWOW→テレ東という流れは他にもあったので、放映権を共同購入したりするんでしょうか。

去年もいくつか韓ドラを見ましたが、『ス○ーの恋人』みたいなどうにもならないドラマもあれば、これみたいに見応えのあるものもあり。
日本のドラマを最後に見たのは『ハケンの品格』だったので、比べられないと思いますが、韓国ドラマはこのご時世にあっても製作費をたっぷりかけている気がします。

WOWOWで見たので字幕だったのですが、うちの3歳児も「どかーん、どかーんっていうテレビ(最初のほうで砂漠の銃撃戦があったため)見る!」と楽しみにしていました(最初はそのどかんどかんが怖かったみたいですが(^^ゞ
字幕の漢字が読めないのに、よく真剣に見ていたもんだ。
たまに「ありがとう」とかひらがなが出てくると喜んで声に出してましたが。

ストーリー紹介は公式サイトに譲るとして、登場人物がそれぞれクセのある人たちで、それ自体も楽しめました。

主人公のチョイン役のソ・ジソプは私がこれまで見たドラマではとことん暗い役が多かったので、今回もそういうシーンはその細い眼が非情さをよく出していて、笑顔のシーンのほうが意外な感じ。

チョインの義兄役のシン・ヒョンジュンは、その鼻を見たら絶対忘れられなくなる顔。
これまでもいろんなドラマで怪演を見せていて今回も裏切らず。
かなり不気味な表情を見せてくれます。

‘韓国のお母さん’といえば、キム・ヘスク。
このドラマでは髪をオールバックにして、シャープな印象です。
にしても、大学病院の副院長を務めていて、中国のヤバイ人たちにコネがあるっていう設定は(~_~)

ひょうひょうとしたキャラでちょっと和ませてくれる役が多い、クォン・ヘヒョ。
この人も印象的な顔です(目がぎょろっとしてちょっとしゃくれてて)
(私は見たことが無い)冬ソナのキム次長としてが一番有名なんでしょうかね。
10年前のドラマ(『ポップコーン』)でもまったく変わらない顔でした。

脱北者としてたくましく生きるヨンジ役のハン・ジミン。
NHK-BSの『イ・サン』にも出ていますが、そっちの役もそうなんですが、あれよあれよという間にトラブルに巻き込まれて、「あぁ、私は悪くないけど、まずは何とかしなくちゃ」とじたばたする感じがイヤです(笑)
もっとはっきりしなさいよとツッコミたくなる感じが。
あくまで役の上であり、実際の彼女は違うんでしょうけどね(^^ゞ

ラストはどうなる?・どう落としどころを作る?とハラハラするわりに、ちょっと弱いエンディングでしたが、次を楽しみに出来たドラマでした。
吹替版ってどんな声なんだろうと興味もあるので、ちらっと見てみようと思います。

それにしても、スンホンもチャン・ヒョクもそうだけど、兵役終了後の俳優はどんだけ体を鍛えてくるわけ?
ジソプも例外ではなく。
(韓国の一般男性はどこまで鍛え上げられて出てくるんでしょうね。)
今日本で人気のある若い俳優さんたちはちっとも誰が誰だか分かりませんが(笑)、体格を比べたらたいそう貧弱なんだろうな~(^_^;)

『ありがとうございます』 on テレ東

2008-07-30 | 韓国ドラマ
すでに放送は終わってしまったドラマです。
同じ時間帯で「コーヒープリンス1号店」なんてドラマを惰性で見てしまったので(全く入り込めない、少女マンガの極みのようなドラマ)後番組はどんなものか、タイトルだけでは全然想像がつかず、見始めたのですが。

のんきなタイトルに反し、シングルマザーがエイズに感染した娘と認知症の祖父ととある島でつつましく暮らす、という、久々にどんより重い設定。
その女性に惹かれていくのが、兵役除隊後のチャン・ヒョク
英語完全征服』や『僕の彼女を紹介します』の頼りなさげなキャラが微塵も見えないモムチャンぶりでした。
やはり厳しい鍛錬は外見だけじゃなくて、男っぷりも変えるんでしょうか。
日本の若者も兵役につくべきって発言した政治家もいましたねぇ。
ちょっと納得。


なぜ、ギソ(チャン・ヒョク)がヨンシン(主人公)に惹かれていくか、肝心の回は見逃してしまったのでちょっと(?_?)マークのまま見続けたけど、最後はほろ苦くもあり、温かくもありというエンディングでした。

自分にも子供がいるっていう立場で子供が大人に虐げられるシーンを見るのはけっこうつらいものがありました。
話の終わり方についても、娘のエイズ問題は解決しないし、現実で考えたらまだまだ重い展開は残っているんですが。

一方で、生物学的な父親役の俳優が全然イケてないルックスだということ・島の旅館の息子が太ったつぶやきシローそっくりだったことなど、話の筋と関係ないところでツッコミを入れながら見てました。

その後、別の番組で今のチャン・ヒョクを見たら、ロン毛!
次の作品のためでもあるそうですが、けっこうびっくりしましたー。
次回作、楽しみです

『ファン・ジニ』 on NHK-BS

2008-06-09 | 韓国ドラマ
なんだかテレビネタばかりです。
日々慌ただしいはずなのに地味に色々見てますが何か?

***
で、最新第10話まで見ました。
先週から4年後の設定です。
そうか、そういう方向へいっているのかと、これからのほうが楽しそう。
ある意味、9週にわたって叶わぬ恋の話をウダウダ引っ張ってきたとも言えるかも。
どうも、ウノ役の俳優さんの見た目が若すぎて、チニと釣り合っていなかったのが大いなる違和感の元だったと思います。
ファン・ジニは実在の芸妓だそうですが、ドラマのストーリーはフィクションよね?

チニ役のハ・ジウォン。
強気な目元が好きです。
私が初めて見た韓国映画(しかもホラー)でヒロインだったのが最初の縁ですが、『バリでの出来事』までずっとごぶさた。
その後は『チェオクの剣』を見ました。
何かと体を張った役柄が似合います。
他にも気になる映画に出ているのですが、手が回らないのが残念。
そのうちね。

日本の大河ドラマとかは全然見ませんが、韓国の時代物と比べると画面が暗いし、華やかさが違うなーと思います。
ドラマの撮り方がどうのというより、着るものを含めた全般の色使いの文化が全く違うんだろうなと思います。
韓国の伝統衣装は、あれだけハッキリした色同士を合わせてもケンカせずに成り立っていて、‘大陸的なもの’を感じます。
チニもすごく綺麗な衣装を着て、髪型も独特なので、そういったところも楽しみ。
ロケーションも風光明媚なところを楽しめて良いです。

公式サイト(NHK)を見てみたら、すごい、全24話だって!
まだまだ序の口なんだ。
韓国の俳優さんたちって、ほんとタフ!