La Balconista

園芸・食べ物・日常のあれこれ、たまには硬派なことを。

民法に関する最高裁判決

2015-12-16 | つぶやき・おもうこと
関心を集める判決が2つありました。

◆再婚期間禁止の件
これは現代の医療技術をもってすれば誰の子供かははっきりするので、女性だけに規定があるのが不公平なのは明らか。
民法改定となるのは大いに賛成です。

◆夫婦別姓の件
これについては、別姓派の人たちにはお気の毒ですが、まだまだ議論が要るのかなーと。
同姓か別姓か、好きなように選べたらいいんでしょうけど。

私は結婚後1年ちょっとで転職をしたんですが、「外(働いている時)では旧姓で」なんて思っていて、採用が決まってから新しい会社でも旧姓を使いたいとお願いしました。
あまり覚えてないけど、もしかしたら履歴書もしらーっと旧姓で出して、採用されてから実は結婚してますみたいに明かした気もしなくもない(^_^;)

採用先が外資だったせいもあり、社内でどんな名字を使おうが鷹揚だったのかもしれません。
外国人はいくつも名前を持っているしね。
実際に、会社から来る書類は名字が2つ並んで、ミドルネームがあるような状態でした。

旧姓は学年に1人くらいはいるかなというような、一般的な名字。
夫の姓は、場合によってはクラスに2人いるかもみたいな、超メジャーな名字。
新しい会社で複数いて、「○○1号」「○○2号」みたいになるのも嫌だな~という気持ちもありました。

普通の会社員だったので、名字を変えることで社会生活上、大きな不利益となるわけではなかったけど、いきなり夫の姓になるのも違和感があったし、旧姓使用は慣れるまでのインターバル期間のようでした。
オンとオフの切り替えがあって新鮮!くらいに思っていたし。

今はもうすっかり戸籍名オンリーの生活で、まったく違和感もなく。
家族も増えて“チーム○○”って感じのまとまり感はあるかも。
別姓が容認されていて、子供たちがそれぞれ別の名字だったらちょっとバラバラな感じもあるかも。
住民票とか事務作業で管理が面倒だろうね。

学校のPTAの委員会で「名字A(名字B)名前」と記入している人がいるんだけど、こういう場でも両方出すのはちょっとわかりにくい。
AとBのどっちで呼んでいいかわからないし、どちらも一般的な名字なのでこだわる理由が見えない。
子供中心の世界では、わりきって戸籍名でもいいんじゃないかなーと思いました。

旧姓にも愛着はあるけど、若い時の“いい思い出”という感じ。
結局、どちらの名字でも“自分は自分”だと思います。
転職当時の総務の担当者さんにはご迷惑をおかけしたかなと今になって思いますが(^^ゞ

先祖代々の名字を残さなくては、という事情がある人もいるけど、名前が途絶える時は途絶えるんだよ。
婿をとっても、子供が生まれなければそれまで。
そういう事情で結婚相手を制限したり、結婚時にもめるようなことがあることが残念。

国際結婚をすると必ずしも同姓ではないし、そっちで認められているのに日本人同士では絶対同姓にというのが矛盾していて不平等かも。
“基本的に同姓”がルールだとしても、運用面で(保険金の受取人とか配偶者控除とか)自由に旧姓を使えたらいいのにね。



余談:
個人的には、行き過ぎたキラキラネームのほうが問題なのでは?と思います(付けられた子供の将来が気になる)











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