La Balconista

園芸・食べ物・日常のあれこれ、たまには硬派なことを。

連想ゲーム2

2013-12-13 | つぶやき・おもうこと
12月6日を『特定秘密法制定の日』として記念日にしようという投稿を読んだ。
まさに、記念すべき日だ。

一般人には関係ないと言うけれど、将来にわたってそうだと言えるのか。
自分の子供が将来、同法に関わりを持つような職業に就いたら...
結婚相手のために、自分の子供が徹底的に調べられるようなことになったら...
医者や依頼人の守秘義務に反して、同法のために他人のプライバシーを明かさなければいけない立場に陥ったら...
考え過ぎても仕方ないけど、ありえないことではないはず。

10年くらい前、友達の弟(銀行員)が結婚する時、興信所を雇ってお相手の素性を調べ上げたらしい。
民間企業だってそういうことをするんだから、公務員についてなら、もっと徹底的にやるんだろうな。

同法の解釈に制限が無いかもしれないと聞くと、『北京のふたり』を思い浮かべてしまう。
権力者の思う通りに司法が進んでいってしまったら。

日本の映画でも、治安維持法の時代は、有無を言わさず連行されて行った人の姿を描いているし、またそんな日が来るのかと思うと末恐ろしい気がする。

なにより、情報公開が60年後というのはありえない!
今決定権がある人が、公開時に誰も生きていないなんて、無責任にもほどがある。
歴史が伝わって行くから、残す意味があるのに。

「断じてあり得ない」という言葉の重み、じっくり経過を見させてもらいましょう。