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菅氏と小沢氏の15分スピーチの違い。

昨日は、民主党代表選の投票に先立って、2人の候補者が15分づつ演説を行った。

まず、小沢候補。いつも以上に緊張しているご様子。40年にわたる政治家のキャリアを強調した上で、官僚支配からの脱却を目指し、地方に全てを任せる<国民の国>を目指すことを強調した。

自分が犠牲となってぼろぼろになるまで頑張り、若い世代に<たいまつ>を渡したいと結んだ。途中、同志が志半ばに鬼籍に入ったことにも言及していた。

次に、菅候補。いつも以上に緊張しているご様子。30年にわたる政治家のキャリアを強調した上で、新成長戦略の実現に向け、国会議員がそれぞれの専門性を生かして全員野球で取り組むことを強調した。

自民党のような2世議員がいないことを強調するためか、民主党国会議員の前職を読み上げ始めた時には、キョトンZZZになった。途中、僧侶のところでは咳き込むし、植木職人まで具体的に言う必要があるのかと、一瞬ワロタ。

412人全員内閣をめざすというキャッチイなフレーズには注目した。

菅氏もやはり同志が志半ばに鬼籍に入ったことにも言及していた。こちらは、自らの命を犠牲にしつつ、がん対策基本法の制定に、文字通り命がけで取り組んだ故人山本孝史氏にも触れている。

自分が犠牲となってぼろぼろになるまで頑張り、若い世代に<バトン>を渡したいと結んだ。

 

二人の年齢はさほどかわらないが、使う表現に大きな差が出た。たいまつはいかにも古い政治家が使う表現である。鳩山氏もこのスピーチの文言作成にコミットしたようだが、たいまつには気がつかなかったようだ。

 

 

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号外!!

菅候補が、721ポイントを獲得し、新代表に!

 

小沢候補は、491ポイントで敗れる。

 

内訳は、

党員・サポーター部門で、菅候補249ポイント、小沢候補51ポイント。

地方議員部門で、菅候補60ポイント、小沢候補40ポイント。

国会議員部門で、菅候補412ポイント、小沢候補400ポイント。

 

党員・サポーター部門で、菅候補が強く支持された結果、総ポイント数で200以上のポイント差がついたわけでR。

 

ホッとしたなあ、もう。

 

 

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菅 VS 小沢 D1グランプリ予想 !!

本日午後4時前、日本の将来を決定づける D(代表) が決まる。

今日は仕事が手につかない。

9月6日から1週間はソウル三昧だったので、仕事が手につかなかった。

明日は午後ずーっと会議なので、仕事が手につけられない。

結局、今週金曜日締切の原稿を<整いました!>宣言できるのはいつになるのだろう。

まあ、他の16名の投稿予定者ものんびりされているようなので、私もその空気を敏感に感じ取って来週前半ぐらいに完成させよう。

 

さて、肝心のD1グランプリ予想。

僅差で、菅氏が勝利する。

ただし国会議員のポイントだけで比較すると、僅差で小沢氏が勝利する。

そのため、党執行部の人事では困難を極めることになる。枝野氏の幹事長続投はなくなる。

原口氏あたりか?

 

私は、人間的に小沢氏を受け入れることはできない。

参院選の大敗北後、菅氏が小沢氏に面会を申し込むも、雲隠れして、イヤダとも返事をしない。

どこの世界に、YesともNoとも返事をせず姿を消す輩がいようか。いるはずがない。

雲隠れとマスク着用が、カリスマ性を高めるスキルだと思っているようであるが、はっきり言って、コドモである。ドコモではない。

小沢氏が党代表に、そして総理になれば大混乱だ。

国会は空転し、予算委員会も空転し、

いつの間にか、小沢氏も、バク転し、雲隠れ・・・。

 

今日、小沢氏、菅氏の順番でスピーチがそれぞれ15分ある。

見ものである。

 

両氏のこれまでの言説は、修士論文の<はじめに>あるいは<問題の所在>だけで終わっている。

修士論文のイントロだけ、何度も聞かされた形だ。マスコミの追求も何故か弱く、イントロの比較に修士、否終始している。

小沢氏の<地方に全て任せる>という言説は、地方自治体にとっても住民にとっても心地よく聞こえる。

でも、何をどのような形で、地方に任せるのか、修士論文の本文がない。各論がない。

 

菅氏はどうか。

菅氏は、雇用だ、雇用だ、雇用だと繰り返すが、銭形平次でもあるまいし(御用だ、御用だ、御用だ)、

アニマル浜口でもあるまいし(気合いだ、気合いだ、気合いだ)・・・。

呪文を唱えるだけならだれでもできる。

若者の雇用、大卒予定者の雇用先確保など、具体的な雇用問題への処方箋は何一つ示されていない。

就職のチャンスをどうやって拡大するのか、具体的な各論が必要である。

 

今日の2人のスピーチも、修士論文のイントロだけでおわってしまいそうな気がする。

 

菅氏もイマイチ頼りないが、人間として最低限のマナーは守れている。すなわち、雲隠れしない。頭を丸めて、四国を巡礼するときも、情報開示している。

それにしても、小沢氏が万が一優勝したら、谷議員が、ファースレディの代理をするのだろうか。

1年生議員なのに、カメラの前で、小沢氏にピタッと寄り添っている。

きもちわるう。

あの清々しい柔ちゃんはどこへ行ったしまったのだろう。谷旦那、探してきてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

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ソウル国際ユースホステルの評価

9月6日から11日まで、我がキョトンCゼミ20名は、ミョンドンから歩いて10分ほどのところにある<ソウル国際ユースホステル>に連続6泊した。

私は、個室(2名用)、ゼミ生とTAの19名は、3つの相部屋(6名用、10名用)を使った。

1人あたりの6日分宿泊費は1万円を切っている。

何を勘違いしたのか、若干多く徴収してしまったので、後期第1回のゼミで若干分を返すから期待していてほしい。

ミスの原因は消費税10%を取られると思い込んでいたためであるが、韓国の消費税は内税なのだから、このミスはあり得ないミス。

しかし、このミスでは説明できない計算をしていたようだ。

ミスの原因は、私の老化、100円ショップの電卓の老化、指の肥満など、複合的な要因・・・

 

いずれにせよ、経済的な負担を強いることはしないで済んだ。

 

がしかしである。

リラックマTAさんからの情報によると、相部屋の5階は、深夜になっても、騒音、奇声、合唱が激しかったそうだ。

ゼミ生の何人かが、ジェスチャーで、あるいは日本語で怒鳴りこんでいったそうだ。

私のいた6階も、夜たまに大声がしたり、朝5時に中学生のはしゃぐ声がしたり、結構目が覚めることがあった。

ストックホルムやコペンハーゲンのユースホステルも比較的よく利用するが、深夜の騒音、奇声、合唱はない。

 

逆に日本のユースホステルに宿泊したことがないので、ソウル国際ユースホステルだけのマナーの悪さなのかどうか分からない。

 

個人的には、坂が苦手なので、毎晩お酒を飲んだ後、坂を上がるのは結構しんどかった。

本当に心臓破り・・・

2年前はそのユースホステルではなく、ミョンドン駅、あるいはチュムロ駅からすぐの<アストリアホテル>に泊まった。こちらは、そこそこの値段である。ソウルにいた期間も短かかったし。

 

全ての条件を満たすホテルなどない。

安・近・短ホテルはないのだ。

 

来年は、海外ゼミ旅行はしないので、心臓破りの坂で苦しむことはない。

あ、そうそう。フロントのスタッフはどの方も親切で愛想が良く、この点は特筆に値する。

 

 

 

 

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9月7日 眞学福祉財団を1日訪問。

眞学福祉財団の金様に今回も大変世話になった。

2つの老人療養センターを訪問した。一つ目は、介護保険の手続きに基づき入所する日本で言えば、特別養護老人ホーム。

 

もうひとつは、生活保護受給者は入居するセンター。このセンターは中浪にあるが、ここの講堂で、講演をさせていただいた。

テーマは、スウェーデンの高齢者ケア。その光と影。

例のあれです。

その後、眞学福祉財団の各地の現場から集まっていただいた職員さんから多くの(4つぐらいの)質問を受けた。

その後はうちのゼミ生19人が一人づつ、韓国の老人ホームと日本の老人ホームの違いについてコメントした。

全員すばらしいコメントで、超びっくり!!!!

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9月6日 出発の日!

さすがに集合時間に遅刻するものなし。

普段のゼミ行事では、若干名の遅刻常習者がいるが、何故かその人たちも、飛行機においていかれると困るということで、しっかり集合していた。

不思議あるよ。

飛行機のチェックインで問題もなく、ホッとする。

身体検査も無事通過。

機内食が久しぶりの味でちょっと辛かったが、何とか美味しくいただけた。

着陸時に、えらく荒くドスンしたようだが、缶ビールで酔いが回り最後寝ていたせいか、怖くなかったですね。
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ファースト・レディ。

昨日の朝は、イラ・カーンもオザヤンも民放とNHKに出ずっぱりで、自論を展開しつつ、時に相手の批判もしていた。

そのやり取りを見ながら、ふと思ったのは、それぞれの監督はどう思ってこの代表戦を戦っているのだろうと。

イラ・カーンのパートナーは、弁もたつし、筆もたつご存知、伸子さん。

イラ・カーンを平気で批判する、家族内の最大の抵抗勢力である。

 

あれっ?

オザヤンのパートナーは???

動いている姿をテレビで見たことがない。

確か、

(うろ覚えだが)、

和子さん?

一見したところ、怖そうなパートナーである。

オザヤンも強面だが、そのパートナーと一緒にいると

オザヤンがハトに見えてくる。

 

本筋と関係ないが、オザヤンが代表になっても

監督さんは鉄のカーテンの向こうにいて、

神秘のベールに包まれたままになりそうな気がする。

 

しかしファーストレディになればそうも言っておれない。

代表選に出るにあたり、カズコ・ハーンを説得できたのであろうか。

心配だ。

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も一度、斜陽館(その3)!

太宰治は、人間として生まれたことに対する根源的な問いかけをし、

また地元の名望家の家に生まれたことに対しては複雑な感情が綯い交ぜになっていることを告白している。

極めて<真面目な人間であり作家である>。

 

ところが、小説を通してみた太宰の哲学者としての側面とは裏腹に、私生活はひどいものがある。

国会議員をしていた父親が配偶者以外の女性とどのように付き合いがあったか知らないが、

おそらくほとんど接触がなかった父親の影響ではなく、太宰本人としての女性観から、妻がいながら<浮気をする>、さらに妻との間に子どもをもうけながら、同時並行で、愛人との間に子どもを産むといった、アクロバットをやってのけた。

極めて<不誠実である>。

 

一人の人間に宿る真面目と不誠実。

この相矛盾する二つが、太宰の中でどのように解釈されていたのか。

太宰治研究者が、こうした疑問点をどのように分析しているのか読んでみたいものである。

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さらに、斜陽館!(その2)

生まれて、すみません。

撰ばれてあることの、恍惚と不安と二つわれにあり。

 

有名な太宰治のフレーズである。

前者は、二十世紀旗手、後者は晩年、にある。

 

特に、<生まれて、すみません>を高校時代に初めて知った時、すこぶる関心した。

人間として生を受けたのちの生きていることの罪悪感は理解できないわけではないが、

人間として生まれ出づることまで罪悪感を持つものだろうか?

大きな疑問だ。

 

太宰のライフコースは、短い。38歳で亡くなっている。作家の活動は15年ほどだ。

私生活では、波瀾万丈。

1909年6月19日生まれの太宰は、18歳で芸妓小山初代と知り合う。

20歳で自殺未遂。21歳でカフェ女給と心中(女給だけ亡くなる)。

22歳で小山初代と同棲。

26歳で自殺未遂。

28歳で小山と心中未遂。

29歳で石原美智子と結婚。

38歳で愛人ができる。

   石原との間に3人目が生まれ、

   また愛人との間にも子どもが生まる。

39歳で別の愛人、山崎富栄と玉川上水で入水心中。

 

文壇の大御所川端康成からは、こうした生き方そのものを批判された。

 

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ついに、斜陽館!!!(その1)

今回の青森一人旅は、日本の北端で頑張るインドネシア人介護福祉士候補者4人にインタビューすることであった。

来日してちょうど2年経過した女性2名。

来日して1年ちょうど経過した男性2名。

長時間の旅であったが、私としては大満足。

 

昨日は、金木町の一つ先にある公園駅にまず下車して特別養護老人ホームを見学。

その後、念願であった太宰治の生家<斜陽館>を訪問する。

太宰について昔から抱いているテーマがある。

難しいテーマだ。

私独特の疑問点と言って良い。

そのヒントを発見するために、遠路はるばる斜陽館まで足を運んだが、

結論から言えば、発見できなかった。

帰りの電車の中で考えたのだが、太宰治のライフコースを、当時の住まいや家具調度品と絡ませながら展示するのが、斜陽館の役割である。

太宰治の人間性や哲学を分析した研究成果を展示する場所ではないのだ。

うすうす気づいてはいたのだが、どうしても行きたかった斜陽館。

太宰は、エリートの家に生まれものの、父親とはほとんど交流できなかった。父親は国会議員であり、常に東京にいた。

母親は病弱であったが、夫のそばにいた。

治は、母親の妹と全くの他人に育てられた。

 

 

 

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みちのく一人旅!

春日部に行った翌日から、みちのく一人旅に出ている。

別に傷心旅行ではない。

後頭部と中頭部の荒れ放題は、傷心ものだが、外見にこだわってはいない。

本州最北端の<みちのく荘>にお邪魔するためでR.

 

昨日8月31日(火)に、そこの施設長様と一緒にお食事した。施設長様は一切お飲みにならないが、小生、調子に乗って、お銚子をたくさんいただいた。

本日、インドネシア人の候補者4名様にインタビュー調査をさせていただいた。

第1陣でいらっしゃったお二人は、日本での生活が2年。みちのく荘での仕事が1年半。日本語はかなり上手である。

第2陣のお二人は、日本での生活が1年。みちのく荘での仕事が半年。日本語は発展途上である。

彼ら彼女たちは、マスコミから引っ張りだこになっている。

インタビューも数知れず。

施設長様からは事前に<ありきたりな質問はアウトですぞ>とくぎを刺されていた。

無い知恵を絞って、ユニークな質問を心がけたが、その空間全体が、キョトンとするマジックを、自覚のないまま使ったようで、

インタビュアーとインタビュイーがどちらも<フリーズ>するという

いまだかってない経験をしてしまった。

 

長い人生、色々ありますがな。

そのような危機的な状況も何とか短時間で回避することができ一安心。

施設長様が、反省会を開いてくれるということで、昨晩同様、ご馳走になっってしまった。

ユニークな高齢者福祉実践理念をお持ちで、下北(大湊)まで来た甲斐があった、あった!

明日は、五所川原。そして斜陽館!!

 

 

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