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ヘルプマン、恐るべし!(その1)

 今頃気がついたのかよ!と三村に突っ込まれそうだが、そう、今読んでいるのでR。

 『ヘルプマン』の存在は2年ぐらい前に知ったのだが、当時は新しい環境に慣れるのに必死。今、やっと余裕ができ、6巻をセットで買い、少しずつ読んでいるところである。正直言えば、先月末所持金がなかったので2巻分買い、今月に入ってから残り4巻分を購入。

 特に第4巻が圧巻!今スウェーデン語の達人2人に翻訳してもらっている、Ivar Lo-JohanssonのAlderdom(1949年)のメッセージに通じるものがある。人間の<生と性>に関する根源的な問がそこには存在する。

 高齢者介護の仕事に従事する男性が主人公であり(タイトルがヘルプガールでも、ヘルプウーマンでもないので)、彼ら男性の心理をうまく描写しているので、原作者は男性だろうと勝手に思っていた。

 が、しかし、

 原作者の<くさか里樹>氏は女性であった!

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虐(いじ)めの社会学 (その8)

 いじめのことを考えていたら、ふと<相田みつを>の詩が頭をよぎりました。

 いま、ここにしかない
 わたしのいのち
 あなたのいのち
   (ここまで、あいだみつを)

    (ここから、きょとんしー) 
 いま、ここにしかない
 かれのいのち かのじょのいのち
みんなのいのち
 すべてここにしかない
 すべてなくてはならぬ
 だれのいのちも



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虐め(いじめ)の社会学 (その7)

  つぶすぞと言われて気絶しそうになったが、夕方まで中学校で用事があり、脱走することもできず、かといって担任にも相談せず、夕方までの用事を終え、教室にカバンを取りに行った。

 教室の入り口で、子分を従えて番長が仁王立ちでもしてるかと思いきや、誰もいない。他の中学との抗争でもあったのか、とにかく殴られずにすんで、安堵した。

 その番長とは同窓会で何度もあっているが、今は腰の低い人の良さそうな中年になっている。恩師だけでなく、同級生からも当時のことを話題にされるわけだから、同窓会での居心地が悪いだろうと思うのだが、当人も過去は過去と割り切って
楽しくビールを飲んでいるようだ。
 
 このように何十年も経過すれば、中学時代の虐めも思い出の1つになってしまうのだが、人間は現在に生きているのであって、過去にも未来にも生きていない。虐めも暴力も、現在、被害を受けている子どもや大人を助けなければならない。思い出の1コマではないのである。

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虐めの社会学 (その6)

  小生の中学時代の話。

 中学時代は、級長を3年間していた。それ以後、未だに、3年も継続する<長>とつく仕事はしたことがない。あ、忘れてた。四日市市の高齢者関係で<長>を4、5年やっているが、これは本社の仕事ではない。

 ある時、朝礼の時間に、時の<番長>がある男子生徒にちょっかい出していたので、「やめたれや!」と言ってしまった。正義感から出た言葉であるが、相手が悪かった。相手は、有名なワルである。後の祭り。「誰に向かって注意してるんか!!!」すごい剣幕で怒り出した。そして一言。「夕方、つぶしに行くから待つとれや!!!」


 つぶす?


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ついに<チャングムの誓い>終了。

 昨晩で、54回続いた『チャングムの誓い』がついに終わってしまった。

 中年ミーハーの私は、冬のソナタ、美しい日々、オール・イン、チャングムの誓いと4つの韓国ドラマをここ数年見続けてきたのである。よほど韓国ドラマが好きらしい。早い時間の日本のドラマは、雑事や用事に追われて見る余裕がなかった。日本のドラマで毎週楽しみに見ていたのは確か「グッドラック」。随分前のことだ。

 毎週土曜の深夜は、必ずテレビの前に座り、熱中してドラマを見入っていた。来週からはどうなるのだろう?

 NHKは無愛想である。「長い間の、ご愛視ありがとうございました。」ぐらい最後に、イ・ヨンエさんに言ってもらったら良かったのに。年末の紅白で、何かサプライズでもやらかすつもりなのか、余りにもあっけなかった。

 人によっては、韓国ドラマのスローな展開に苛立つようであるが、小生は普段の生活がセカセカ、せかっているので、あのスローさがまた気分を変えるのにもってこいであった。

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虐めの社会学 (その5)

 今日本は、教育基本法の改正より先に取り組むべき大切な課題が山のように積みあがった状態である。

 3人称レベルの国や郷土を愛する心を涵養するよりも、まず2人称である周りの人々(同級生であったり、クラブやサークルの部員であったり、家族であったり)や1人称の自分自身を<受け入れる心、さらには愛する心>を涵養すべきである。

他者を虐めることを恥と思うような子供や大人を日本中の至るところで育て上げてから、愛国心や郷土を愛することについて検討しようじゃないの、ねえ
アベチャン!

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虐めの社会学 (その4)

 小生は、現在、4つ目の職場で働いている。2つ目の職場では、教員間で虐めがあった。高齢の女性が若い女性を虐めるというパターンであった。傍から見ていて気の毒に思っていたが、どうすることもできなかった。自分が当事者であれば、学長に相談することも考えたかもしれない。

 3つ目の職場でも、教員間で虐めがあった。中年の男性が比較的若い男性を虐めるというパターンであった。傍から見ていて気の毒に思っていたが、どうすることもできなかった。自分が当事者であれば、学長に相談することも考えたかもしれない。

 今の職場はすこぶる健康な組織である。3年目の現在、傍から見ていて気の毒に思うような人間関係は皆無である。このように健康な組織は珍しいのではないか。
いや、珍しいのである。

 大学教員は、階層的に考えれば、上位の方であろう(ただし、人間的に上位かどうかは不明)。虐めは、階層の高低に関係なく、普遍的にする。学校や職場だけでなく、高齢者だけの組織(老人大学、老人クラブ、ゲートボールクラブなど)にも
虐めは普遍的に存在する。
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虐めの社会学 (その3)

 汚面ライダーさんのコメントを受けて。

 いじめの社会学 (その1)について、ライダーさんからコメントをいただきました。確かに、文部科学大臣宛の自殺予告(殺人予告を含む)の手紙には、記名してもらう必要がありますね。
 
 学校内で発生している虐めの全体的な把握をする目的で生徒にアンケート調査を行う場合には、無記名の方が望ましいです。

 学校をめぐる虐め環境のひどさは、今に始まったことではありませんが、現在、虐めを原因とする自殺の連鎖が発生していることからすれば、全国一斉に週末の時間を使い、各生徒について3者面談(担任、保護者、生徒)を行うべきです。

 きめ細かい3者面談により、虐めの加害者、その兆候のある者、虐めの被害者、その被害の兆候のある者を速やかに明らかにすることができると思います。

 不幸な出来事をこれ以上増やさないために、各学校で速やかに取り組んでいただきたいです。
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いじめの社会学 (その2)

 いじめは、人間の先天的本能であり、人間の性(さが)である。

 では、多くの小中学生がいじめの加害者にならないのは何故か。他人や動物をいじめてはいけないことを後天的に学習しているからである。何も親や教師からしつけられたり、教育されたわけではない。自ら観察により学習しているのである。

 では、一部の小中学生がいじめの加害者になるのは何故か。他人や動物をいじめてはいけないことを後天的に学習していないからである。観察により学習する機会に恵まれていないのである。本能がむき出しのままなのである。

 「想像力」(そうぞうりき、not そうぞうりょく)これが全ての基本である。自分が弱者をいじめるように、逆に自分が強者からいじめられたらどのような気持ちになるか、「想像」できるだけで、人はいじめにブレーキをかけることができる。

 いじめの本能を、想像力に基づく「他者へのおもいやり」で包み込むことが出来るかどうか。これでその人の人生が決まると言っても過言ではない。

 いじめは、社会階層の問題だと考える向きがあるが、そんなことはない。

 そんなことはない、と書いたところで時間もない!(続く・・・予定) 

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いじめの社会学 (その1)

 先日息子の中学校から、親に対するいじめアンケートが届いた。さんざん批判されている「記名式のアンケート」である。

 本当に「想像力が欠如しているなあ」と思う。たまたまうちの息子が、いじめの加害者にも被害者にもなっていないから問題はないのであるが(実はこの発想にも問題があるのだが)、自分の子供が当事者であることを把握している親の場合、アンケートに正直に答えるだろうか。おそらく躊躇するであろう。記名のアンケートに具体的なことを書けば、直ちに学校側から<聞き取り>が始まることになろう。

 その中学校の校長も教員も、ご自分のところに記名式のアンケートが届いたら親としてどのように感じるか、自らの「想像力」で想像していただきたい。
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「あいのり」のミス!

 先日、フジテレビ「あいのり」を記事にした。今週のあいのりもスウェーデンが舞台で楽しく見ることができた。スウェーデンの社会保障のアウトラインを短い時間で伝えていて一般視聴者にはちょっとした学習になったと思う。

 しかしスウェーデンの高齢者ケア研究の端くれ(箸はあります)として、看過できない<致命的なミス>が1つだけあった。ミスは1つだけなのだが、それが見つかると情報全体の信頼性について疑心暗鬼が生じてしまう。小生を含めて他者に情報提供する立場の者は肝に銘じなければならない。

 さて、その致命的ミスとは。ストックホルム中央駅から3分の位置にある「サービスハウス」をリゾートホテル風と持ち上げ、さらにスウェーデンの高齢者の
80%は、このリゾートホテル風(?)のサービスハウスに住んでいると。

 ありえない話である!まず、サービスハウスだけの統計データはスウェーデンに存在しない。サービスハウス、ナーシングホーム、グループホーム、老人ホームを総称して「介護の付いた特別住宅」(SABOと略称される)と呼んでおり、このSABOに入居している高齢者が約12万人。スウェーデンの総人口は約905万人。高齢者比率は約18%。このことから、サービスハウスを含めたSABOに住む高齢者の割合は、約7%。

 80% VS 7%。開いた口がふさがらない。ポカ~ン。

 あいのりの制作会社の皆さん。80%と言う数字を誰から得られたのでしょうか。あるいは誰かのHPから引用されたのでしょうか。テレビから発する情報を鵜呑みにする場合も多いので以後お気をつけください。


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ゼミ展示、無事終了!!

 11月3日から5日まで大学祭期間中開催したゼミ展示(B105教室)無事終了しました。お陰様で、3日間合計130名ほどの皆様にご来場いただきました。ありがとうございました。

 小生は3日と4日の両日参加しましたが、5日は自宅に帰りたかったので、欠席しました。

 夏休みの河口湖での合宿以降、ゼミ生達がグループごとに共同研究した成果を展示することが出来て、ゼミ生達も「達成感」と「心地良い疲労感」を感じているところです。

 時間帯によっては、閑古鳥状態の場面もありましたが、それは致し方ないですね。ストックホルム生まれの川上○○子さんに、展示教室に来てもらうなど工夫すれば、来場者も急増するかもしれませんが。

 我がゼミのこの良き伝統を来年度以降も続けたいものです。


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今日は、ゼミ展示の準備!

 本日は、朝9時に間に合うように研究室到着。キョトンCゼミの6つのグループの展示物(模造紙サイズで各グループ3~4枚程度)が小生の研究室でキープしているので、私が来なければ準備作業ができないのでR。

 14、5人で机を運び、ホワイトボードを運び、展示物をマグネットで押さえ、足りないところは養生テープで押さえ・・・、約2時間で終了した。すみません、小生は、かえってお荷物になるので、研究室で仕事していました。

 今日は、大学内のパソコンが全て使えないので、小生だけでなくおかかえのパソコンが大活躍。貢献できて良かった、よかった。

 この3月にゼミ生と一緒にスウェーデン・デンマークを訪問したわけであるが、コペンハーゲンのとある店で、1リットルの超大ジョッキを小生注文したのだが(そのでかさは私だけ!)、そのカメラ目線で飲んでいるショットをゼミ展示で使ってくれるとは、心にくい演出では、あーりませんか。

 スウェーデンを学ぶだけでなく、そうしたomsorgがさりげなくできるように成長しているゼミ生を見ると、嬉しくなるねえ。まいった、まいった!

 ゼミ生の皆さん、フルキャストで、明日から、頑張ろうぜーい!!

 私事であるが、昨日、98.5%の原稿を出版社に送ることが出来て、少し<気楽に>なったところでR。原稿をまとめて、1冊にするというのは並大抵の苦労ではないですね。良く分かりました。私がお願いしている出版社は、編集チェックが厳しいことで有名で、これから2~3か月後に、色々なリクエストが社長様から直々にあるとのこと。ということで、完全には<気楽に>はなれないのでR。

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<あいのり>とスウェーデン!

 この10月からは月曜日昼に名古屋を出発し、国分寺の研究室で作業をして、夕方、武蔵境大学で社会学を教え、夜コインロッカーに預けた旅行カバンとともにやっとのことで、アパートに帰るという生活を続けている。

 夜ビールを飲みながら食事をして(決してその逆ではない)、テレビのチャンネルを適当に替えながら、楽しそうな番組を見る。この月曜日、<あいのり>という番組を初めて見た。ゼミ生のEさんが昨年4月の第1回ゼミでの自己紹介で、この番組を見るのが生きがいだと言っていたことをたまたま覚えていたので(テレビ番組のことに触れたのはEさんだけだったので)、いつか<あいのり>をしっかり見てみたいと思っていたところ、たまたまその番組のイントロ部分でスウェーデンが出ていたので、釘付けになった。イントロの説明ではあと数回はスウェーデンを舞台に話が展開する模様。

 小生恥ずかしながら、スンズバルコミューンより北には行ったことがない。<あいのり>はスウェーデンの北部まで行くとのこと。あいのりに先を越されてしまったが、晩秋の北部スウェーデンの風景をこの番組を通じて味わってみたいと思う。

 この番組はよぼど予算がついているようだ。わざわざ若者とワゴン車をスウェーデンに出張させて番組をつくるわけだから。スゴイと思う。

 しばらくは、月曜夜は<あいのる>ことにしよう。
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