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卒業式のサプライズ。

明後日は入学式だというのに、卒業式の話をするのも何ですが、サプライズがありました。

いつものように、ブンジの駅から我が社のキャンパスに向かって、テクテク歩いていました。歩くスピードは、それほど早くもなく、かといってデレーとしながら歩いてもいません。

人生、斜に構えているせいでしょう、やや猫背で前傾姿勢であることは認めます。中学生の頃から、親によく注意されていました。現在は、たまにですが、アノ監督から「姿勢!」と優しい怒鳴り声をいただきます。

とにかく、いつものように、その日の朝、いつもの調子で歩いていただけなのです。

すると、背後から「おかばん、お持ちしましょうか」と初老の男性の声。左手にかばん、右手に我が社のネーム入り紙袋。そのかばんの方をお持ちになろうとする。

見知らぬ初老男性に、かばんを持っていただくほどオメデタクもないので、丁寧にお断りをした。

お目にかかったことありましたでしょうか?と尋ねる。当然初対面なので、お名前を教えていただく。何でも卒業式に出席なさると。

何とその方は、我が社の評議員でいらっしゃった。何でも随分前のOBで、三●○●にお勤めであったとのこと。

本当に腰の低い方である。でも足は比較的長くていらしゃった。

正門を入る頃、名刺をいただき、私は研究室にかばんを置きに行った。

久しぶりに見知らぬ人に声をかけられ、サプライズであった。

新手の興信所では、ないでしょうね。私をたたいてもホコリは出ませんよ。

私を叩くと、セキが堰を切ったように出てきます!
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6日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

6日目は、Salemコミューンを訪問。スウェーデンに上陸する10日前ぐらいに、ストックホルム県内の幾つかのコミューンの打診し、5日後ぐらいに色よい返事を得ることができた。

小生はいつも2か月ぐらい前に訪問の可否について、打診をする。スウェーデンの皆さんは、結構のんびりタイプの方が多いので、早め早めに依頼をすることにしている。Salemコミューンに関しては、他の仕事と重なっていたこともあり、打診が大幅に遅れた。

アレンジしていただく時間はずいぶん限られていたと思うが、6日は実に多彩なプログラムであり、5日目と同様、今回の出張で最も印象に残る一日となった。

午前中の最初のプログラムは、同コミューンのニーズ判定員さんお二人へのインタビュー調査。2日目のMolndalコミューンと同様、特定のADLスケールは用いていないことや、サービスを申請した高齢者宅でどのような訪問面接調査を行うのかしっかりうかがうことができた。

第2のプログラムは、介護の付いた特別住宅(SA:BO)への訪問。これまで数々の介護の付いた特別住宅を見せていただいたが、建物の構造からして個性的であった。何でもある韓国の大学院生がこのSA:BOを調べ、本国に戻ってから、視察団を組んで再度訪れたとのこと。

第3のプログラムは、ストックホルム県最大規模の「シニア住宅」訪問。シニア住宅は、SA:BOとは全く異質な住宅であり、民間会社が所有している。日本の有料老人ホームと似ており、高額の入居金(2500万円程度)を支払うことのできるリッチな高齢者しか入居できない。一般の自宅と同じなので、介護が必要なれば、コミューンにホームヘルプサービスの申請を行う。シルバー住宅自体は、介護機能を持ち合わせていない。比較的元気な高齢者が日々の生活に退屈しないように、シルバー住宅の1階(0階)部分にさまざまなアクティビティの部屋が用意されている。

Salemコミューンには、シルバー住宅を見せて欲しいという希望を出していなかった。不勉強ながら、このコミューンにストックホルム最大の(従って、スウェーデン最大の)シルバー住宅があることを掴んでいなかったからだ。

Salemコミューン側の交渉相手は、50代後半の男性であった。小生の意を汲んで、経営する民間会社に対し、シルバー住宅の視察交渉をしてくれていたのだ。

Salemコミューンのその男性職員も「全力中年」であった。

 
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全力中年!!すきま・埋っち。

15日に新評論から原稿が戻ってきた。

昨日夜9時に、200枚近くの原稿全てをチェックし必要なところに加筆修正を加えるという最も重要な過程を終了することができた。早速、我が社のすぐ近くにできたコンビニから宅配便で送る。今日2時過ぎの届いたと社長からメールあり。

この11日間に、三重県四日市市の長寿社会を考える懇談会会長としての仕事(司会進行だけだが)、定年退職教員送別会、卒業式、式後のゼミ生送別コンパ、コンパ後のカラオケ、日頃交流のある院生とのコンパと行事目白押しであったが、何とか無事全ての行事に参加しつつ、原稿の全チェックもすることができた。

原稿の戻しが、4月にずれ込んでいたらこれほどスピーディには進まなかったに違いない。3月中旬という授業シーズンではないスキマに大きな作業ができるように、うまくペース配分していただいたT社長に感謝!!

どこまで期待に答えているか心もとないが、とにかく私なりに全力でうめっち。

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今日は我が社の卒業式!

東京都の地理的なへそにあたるここ国分寺は超快晴。風もなく、ポカポカ陽気で、卒業式にはうってつけ。

我がゼミからは数名が旅立つ。オメデトウ!ゼミ活動も就職活動も良く頑張りました。あれだけの根気、やる気、元気があれば、どのような新しい環境にもすぐ馴染めますよ。

今年から、ゼミ卒業生祝賀会を卒業式の日夕方から開くことになりますが、来年からはゼミ卒業生祝賀会&OG・OB同窓会にしていきたいと思います。

我が社の特徴は、学部学科単位の祝賀会がないことです。ちょっと残念な気もしますが、そのかわり4学部合同の祝賀会を100周年記念館というキャンパス内の大きな建物でやります。大カオスの祝賀会も異次元空間に来たようで結構楽しめます。

私がこの祝賀会を企画できるなら、スガシカオ氏(本学OB)に生で『午後のパレード』を歌ってもらうところなんですがねえ。

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武蔵村山公開講座の巻

我が社に入社して3年が経過しようとしている。国分寺校舎がメインであるが、武蔵村山にも広いキャンパスがある。この校舎は、授業では全く使われていないが、野球場、サッカー場、テニスコート、プールなどあり、体育会を中心に活用されている。公開講座も国分寺キャンパスだけでなく、ここ武蔵村山でも行われる。3年目で初めて、大学の公開講座を1回担当することに。

テーマは、『こんなに違う!スウェーデンと日本の高齢者ケア!』

受講生は約70名。土曜の午後であったが、中年世代は少なく、高齢者世代が9割。

このテーマだと、スウェーデンを理想の福祉国家として過大評価し、逆に日本をダメな国としてけなし倒してはい終わり、というパターンがほとんど。この図式で、話す方も聞く方もよく飽きないものだと感心する。

私の場合は、こんなに違う!

スウェーデンの高齢者ケアの素晴らしい所、ダメな所、日本のそれの素晴らしい所、ダメな所をバランスよく、そうラーゴムに、そして根拠を示しながら具体的に説明した。

白河夜船は一人ぐらいで、ほとんどの方は、熱心にメモを取りながら、食い入るように見つめながらの受講であった。

私語も全くなく、あくびも一人ぐらい。

環境が素晴らしいとこちらも気合が入る、入る。休憩を挟んで100分の講義。

大受け7回、やや受け1回、ドン引き0回で大満足。

最後の質疑応答も講義内容にそった質問ばかりで大いに助かった。講義内容に全く関係のない質問をなさるケースが結構あるものだが、皆無だった。

そのまま、のぞみの人となる。その後、ビールの人、激睡の人となる。

講義に気合を入れ過ぎたのか、途中熱海を過ぎたあたりで、ヨダレの人になりかけた。早期に気づき、事なきを得た。これからは、爆睡に入る前に、マスク着用のこと!

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ついに、原稿戻る!(その2)

何のことはない、本論に入る前のまえがきと序論だけが、真っ黒になっていただけである。それが分かっていれば・・・。当日は、高田馬場への足取りが重いのなんのって。痩せる思いであった。でも、思いだけ。

さすが、北欧分野では老舗の社長。本論とは直接関係ないが、スウェーデン社会の特徴を浮き彫りにしようと、アレマンスレッテンに関して述べたのであるが、曖昧過ぎると厳しい突っ込み。

本論についても、介護の付いた特別住宅の勤務スケジュールの分析をした部分で、記述が似すぎているところがあるとの厳しい突っ込み。真面目に文章を書いているつもりなのであるが、数か所文章が似ていて見事に指摘されてしまった。たぶん最初に原稿を書いた時時間がなくて、コピーしたのであろう。自分の文章だからコピーしたって違法ではないのだが、あまりにも芸がなさ過ぎる。猛反省!

さすが、出版社の社長!190枚の原稿(400字詰に換算して380枚)の中で、自覚のない手抜きは1か所だけなのだが(スイマセン、嘘つきました。2か所でした)、よく見抜いていただけたと感心。何せ自覚がないので、指摘されて私もシマッタと思ったぐらいである。

私が心配しても詮ないことなのだが、本文380枚に図表が大小あわせて80枚加わる。さらに索引も加える。定価3000円台にどのように収めるのだろうか。

もしかして、校正の段階で本論の章を2つ、3つ取っちゃう戦略なのだろうか。

それは、こまっちゃう。悩みのたねは尽きない。

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ついに、原稿戻る!(その1)

 と言っても、電車、観覧車、ジェットコースター、ディズニーシー、一休、日本橋亭、飛行機の中にあの原稿を忘れたわけではない。

そう。

泣く子も黙る、黙る子は泣くカリスマ出版社社長から原稿が戻ったのだ。昨日高田馬場の本社まで出向く。合格(または不合格)発表があるのだ。

この出版社から本を出した何人かの方からの情報(間接情報も含む)によれば、かなり手直しが入り真っ黒になるという。

カリスマ社長は赤色を使わず(彼一流の思いやりだと私は推測する)、濃い鉛筆で直接原稿にコメントを入れたり、文章の修正を加えるという。

ある人は真っ黒になった原稿を前にし、タバコを脅迫的に4本立て続けに吸う。ある人は落胆して、肩を落として黙り込む。

そのカリスマ社長が原稿を持って応接室に。飲み屋で楽しく焼酎・雫の下を片手に談笑する可愛いオジさんの顔ではなく、プロの編集者として口を真一文字に、そしてややうつむきながら。

社長のその動きを見て、私はその時「ダメダコリャ」と観念した。

はたして、私の予感は見事的中。1ページ目から真っ黒やないけ。次のページも、その次のページも・・・。

社長は、何故真っ黒にしたのかを1つ1つ丁寧に説明してくれる。だんだん落胆していき、肩が落ちていくのが実感できた。もともとなで肩なので、さらになで化し、肩がなくなっていくのが分かった。

しかし、事態は急変し、私の肩ももとのなで肩に戻っていった。

                             (続く) 

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5日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

イェルフ・ミンミさんの勤務先である、介護の付いた特別住宅(民間委託されている)を訪問する。午前中は全体のボスの男性から概要をうかがい、午後、全てのセクションを見せていただいた。

これまでコミューンが運営する介護の付いた特別住宅を見学してきたが、民間委託されたところは初めてであった。ミンミさんは、職場の人気者でいらっしゃり、あちらこちらで呼び止められ、少しの会話のやり取りで、後は大笑い。意味が分からぬまま、私にも笑いが伝染するくらい、アットホーム。同僚の皆さんもとても自然体だったのが印象的。

入居者の高齢者の方々とも交流でき、室内にも入らせていただいた。皆さんが昼食でお食べになったのと同じ、豆のスープをご馳走になる。美味しかった。

屋内をカラフルに明るくしているのは、他の介護の付いた特別住宅でも同じなのだが、ここでは、ミンミさんお手製のネームプレートが担当ユニットの各入居者の入り口ドアに付けてあった。

ミンミさんがいかにこの高齢者ケア施設に愛着を持ち、仕事に情熱を傾けているのか、力を注いでいるか良く理解できた。

小生が研究課題の1つとしている勤務スケジュールについて。この介護の付いた特別住宅では各スタッフがパソコンを通じて、希望を入力している。昨晩に引き続き、ミンミさんのご自宅を訪問し、パソコンからどのように入力するのか、実際に見せていただいた。スケジュール管理ソフトには、時間帯ごとに必要な人数を示す緑の線が引いてあり、それを見ながら、希望を出していく。昼間や夕方の希望者がどうしても多くなるので、それを管理者がバランスよく、調整していく。

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4日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

4日目は、ストックホルムへの移動日。いつものようにスカンレールパスを使う。X2000(スウェーデンの新幹線)の指定席を取るのだが、今回初めて知ったことがある。携帯禁止ゾーンを指定することができるのだ。

ということは携帯自由の号車がこれまで存在したということである。知識がないというのは、とても恐ろしいことだ。これまでも毎回X2000を利用している。毎回の出張で4回か5回は乗車する。その度に、スウェーデン人は公共マナーが悪いと思い込んでいた。誤解していたのである。

くわばら、くわばた。ついでにおはら。

ストックホルムのホテルは、初めてのTegnerlunden。チェックインしてすぐ、シャワーの水量チェック。昨年9月に宿泊したホテルのシャワーが糸コンニャク3本程度だったことがよほど<傷>になっているようだ。今回のホテルは、バッチリ問題ない。


この日は、まだ面識のない、イェルフ・ミンミさんに初めて会う日。初対面なのに、夕方最寄の駅まで移動し、ご自宅に遊びにうかがった。Oh、何と図々Cことよ。

日本食の大好きな(納豆、かまぼこ、のり、ご飯など)スウェーデン人の旦那さんと小学生のお子さん3人と仲良く食事をする。スウェーデンの一戸建て住宅に久しぶりに入ったので、興味津々でキョロキョロしてしまう。

イェルフ・ミンミさんはスウェーデン在住16年の日本人。明るく、ユーモアセンス抜群で、とても話しやすい。末永く交流していただけそうな、そして交流したくなるような立派な方であった。知り合うきっかけになったのは、6つぐらい前の記事に書いたような偶然の連鎖による。

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3日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

ヨーテボリ近郊のMolndalというコミューン(市に対応)を訪問。昨年9月に訪問をオファーしていたのだが当時は多忙で対応できないと断られた。満を持して、半年後の今回乗り込むことが出来た。高齢者のケアニーズを判定するニーズ判定員Bistandshandraggareにインタビューし、ニーズ判定の具体的なプロセス、判定に際して使われるADLスケールを調査するのが今回の訪問の最大の目的である。

このコミューンは、とても満足できるプログラムを提供してくれた。ニーズ判定員へのインタビューの前に、部長さんと在宅サービスの責任者、高齢者ケア課の責任者から様々な説明を受けることが出来たし、午後は、介護の付いた特別住宅(SA:BO)を訪問させていただいた。この介護の付いた特別住宅で印象的だったのは、レミニッセンスと呼ばれる、認知症高齢者のための回想療法を実践する設備が整っていたことである。日本でも回想療法が一般化しつつあるが、各施設でその設備を整えているわけではない。もっともスウェーデンの各介護の付いた特別住宅でレミニッセンスのための設備がどれだけ整備されているかは調べなければならない。

2日目に引き続き、たっぷりと調査でき、充実した一日であった。また、サプライズなことに、2日目からお世話になっている「ヨーテ・ヒロさん」のご自宅を訪問する機会を得、ご馳走になった。ワインとムール貝の酒蒸しなどの手料理をいただいた。ゆっくりと話し込むことが出来て最後まで本当に充実した1日となった。

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2日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

ファースト・ホテルGの朝食。これまでスウェーデンやデンマークのホテルに数多く宿泊しているが、このホテルがベスト。3つのフロアが朝食用に使われる。メニューも豊富。スタッフの雰囲気も抜群。1泊3万するホテルでは当たり前のクオリティかもしれないが、私のようなB級にとっては最高の雰囲気に感じられた。

2日目からいよいよリサーチ開始。午前中はホワイトカラーの年金生活者団体SPFのヨーテボリ支部、午後はブルーカラーの年金生活者団体PROのヨーテボリ支部へインタビューに。今回も、ヨーテ・ヒロさんにお世話になる。ご自分のスケジュールを調整して、こちらにあわせていただいた。ありがたい話。

さて、いつもの出張では、高齢者ケアだけに焦点を当ててリサーチしているのであるが、今回は高齢者の社会参加も視野に。今年の前半に書き上げなければならない放送大学の教材原稿と11月収録のテレビ番組用の資料を整えるのがこの日の目的。

この日の調査で痛感したのは、先行研究を鵜呑みにしてはいけない!ということだ。先行研究は、ベテランであったりその道の達人であったりするのだが、先行しているから全て正しいのだとは思ってはならぬ。

どういうこと?

私自身その失敗を一度犯してしまった。スウェーデンの高齢者ケア研究では最も良く引用されているO氏が自著の中で、「PROは社会民主労働党系で、SPFは穏健党系」と断定している。私はそれを鵜呑みにして、O氏のこの説を引用し論文を書いてしまった。何の疑いもなく。

今回、そのPROとSPFのヨーテボリ支部(それぞれ全国で第2位の規模である)にインタビューに出かけたわけであるが、どちらの団体も、特定政党の支持団体であることを否定した。キョトンZ!

今冷静に考えてみると、O氏の「・・・系」の系って何だったのだろう。不思議な表現だ。新幹線のぞみの種類で使うのならまだ分かるが。各団体のそれぞれの支部長が期せずして同じコメントを。

PROの支部長曰く、「メンバーにブルーカラーが多い傾向は認めるが、だからといって組織自体が社会民主労働党の支持基盤になっているわけではない。前政権の時に、政策に反対して抗議行動を何度もやったよ」と。

一度の失敗ですんで、ほっとしている。放送大学で、O氏を引用しつつ、PROは・・・系で、と適当なことを言わなくて良かったあ。

くわばら、くわばら。ついでにおはら。

しまった、くわばただったあ。

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1日目 スウェーデン・デンマーク出張報告書

 一昨日、無事帰還しました。

 忘れないうちに、今回のスウェーデン・デンマーク出張に関してメモを残しておくことにします。スウェーデンやデンマークに関心のある方は、何かの参考になさってください。

 第1日目。成田空港に到着すると、まずびっくり。SK983便だけ、出発時刻が1時間30分延期とのこと。ちょうど1年前のゼミ旅行の時と同じ展開に。1年前は、2時間30分ほど延期だったように記憶している。最初から出鼻挫かれる。
9月のスウェーデン・デンマーク出張の時は、予定通り出発できたのに。ついてない。

 離陸後数時間でピーナッツと飲み物のサービス。当然ビールを1缶。その1時間半後に夕食と飲み物。当然ビールを1缶。

 ここまでは、いつもの展開である。が、しかし。次に決定的に重要な変更が。ビール2缶まではサービスだが、3缶目からは有料との事。スカンジナビア航空も激しい空の競争に苦戦しているのか。9月のフライトの時には、ビールやウイスキーが欲しければ、最後尾まで行けば、いただけた。カップラーメンやおにぎりも置いてあった。最後尾で宴会を開くつわものグループもいた。今回のフライトでは、最後尾は誰もいなかった。私は何故最後尾の事情を知っているかというと、24Cという前の席から、水分が欲しくて、水をもらいに行ったのでR。

 11時間のフライトでコペンハーゲンに到着。エコノミー症候群になったことはまだないが、後半の5・6時間が最近はとてもきつい。1時間半も到着が遅れたので、日曜日だけ運行されている夕方のヨーテボリ行きX2000に乗車できず。各駅電車に乗り、4時間近くかけて、ヨーテボリに夜10時30に到着。今回は、これまで頻繁に利用していたホテルオペラを諦め(部屋が狭すぎるので)、IACEに探してもらった、ファーストホテルGに泊まる。

 インターネットで調べておいた地図をタクシーの運転手殿に見せると、笑われてしまった。後ろ振り向いてご覧、すぐ目の前にあるよと教えてくれた。インターネットの地図だとかなり距離があるように表示されているのだが、何と、ヨーテボリ駅に半分乗っかる形で、そのホテルGはあったのだ!ヨーテボリ駅から30秒の距離。しかも宿泊費もそれほど高くない。これはついている!タクシーの運転手が良心的な人で良かった。うまく遠回りして、私から100SEKぐらいとっても不思議ではないのに。これもついている!

 ゴージャスな雰囲気のホテルで爆睡。ホテルを変えて良かったあ。

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スウェーデンで、また新しいお友達誕生!(その1)

 スウェーデンは昨年9月にも来たのだが、その時にスウェーデンの友人宅で大パーテ  
 ィが開かれた。私はその友人に会えればよかったのだが、アルコールがあるというのでホイホイ付いて行った。
期せずして日本人の方4名とお話しすることができた。そのうちの1人が、知り合いでキョトンC氏の研究に関連することをやっている人がいるよと教えてくれた。肝心のその友人はスウェーデン人の同僚達と盛り上がっていて、余り話せなかったが、今生の別れでもないので、まいっか。
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釜山の人情コンビニ

スウェーデンに来ているのに、何故か2月中旬の韓国のエピソード。釜山は一人ぼっちだったので(それまで4日間は韓国人大学院生とその彼氏と一緒でした)、コンビニに入ってみた。
夜9時なのにお客は、小生一人。高校生バイト風店員さんが一人。
以下は全て英語です。
店員さん「どちらからいらっしゃたのですか?」
C    「東京から来ました」
C    「高校生ですか」
店員さん (顔を赤くして)「客さんったらあ。違いますう。大学卒業しましたあ。」
C    「あ、そう。それはそれは。若く見えたので(よいしょっと)。」
C     「コンビニに就職したの。」
店員さん 「違いますう。今、公務員目指して勉強しています。」
C     「えらいねえ。受かるように頑張ってね。」
店員さん 「ありがとうございました」
このコンビニでおでんを買ったのだが、おでんの汁よりも熱い、否、暖かな交流ができた。このコンビニは、セブンイレブン!本当にいい気分であった。
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久しぶりの成田空港!

 スウェーデン出張用に4年前、厚手のコートを買った。零下30度ぐらいまで耐えられそうな、北欧用に作ったのではないかと思えるようなコートである。裏地がモコモコしていて、その気になれば金塊5キロぐらい隠せそうな代物である。昨年のゼミ旅行同様、同じコートを着て(もちろんクリーニングはしてあるぞ)、成田空港へ。
 まだ咳が出るので風邪薬を飲んでいる。その影響でいつも以上に威風堂々としていたハズであったが、どこか挙動不審(キョトンCではあるがずいぶん発音は異なる!)だったのか、念入りにチェックしていただく。
 何もヤバイモノ、持ってへん、ちゅうーねん! 
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