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病院における死のボーダーライン

 ヨーテボリの話は明日することにして、本日は、病院における死のボーダーライン
について。
 
 すこぶる重いテーマである。過日、市民病院の外科部長が人工呼吸器を外した
ことで社会問題になっている。家族の同意を得ずして外したのならもってのほかで
ある。

 末期がん患者さんの場合、あるいは老衰の場合、死期が迫ってきた段階では毛
細血管がずたずたになり、破れて機能しなくなることが多い。否、毛細血管が機能
しなくなるから死期が迫るのである。その段階では、生命を維持するために輸血し
ても、輸血しても流れ出てしまう。自発的呼吸はその段階ではできている。呼吸が
できていても、輸血が無意味になる時、主治医や家族はどうするのであろう?どう
しているのであろう?どうすべきなのであろう?

 家族は輸血が意味をなさないと分かっていても来る日も来る日も輸血を続けるべ
きか。状況を理解し、受け入れて家族は輸血を断るべきか。その家族の逡巡に対
し主治医は、どう対応すべきだろうか。また現実的にはどう対応しているのであろう
か。
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第5話 スウェーデン王国入り物語

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 ればキョトンCがスマイルSに変わります!!


 ストックホルムとソルナでは、ストックホルム日本人会のT様にとてもお世話になった。
T様は、我が社東京経済大学経済学部卒業の大先輩で、ストックホルム大学社会科学
部を卒業した日本人第1号。16日にポールヘムスゴーデン(認知症グループホーム)を
見学させていただくにあたり、4人ずつ2グループに別れ、内部を見せていただいた。そ
の際、T様とお知り合いのH様にそれぞれ、通訳をお願いしたのでR。

 T様は前日にユースホステルにわざわざいらっしゃり、日本食弁当の差し入れを我々
にプレゼント。一同大感激!もう一人のH様は、スウェーデンにおける高齢者ケア実践
研究者であり、日本の認知症高齢者ケアの草分けでもある、きのこエスポワール病院
と昔から交流がおありとのこと。

 その日の夜は、小生がストックホルム在住の知り合いKさんにお願いして探してもらった
レストランに二人をご招待。Kさんはそのレストランのメニューを事前に入手し日本語訳
して小生に送ってくれた! T様、H様ともに、日本において、またスウェーデン訪問の際に
も長く交流していきたい存在である。 

 今回のチーム・キョトンCの旅行が大成功だったとすれば、こうした暖かい日本人の皆
様に支えられていたからに他ならない。T様、H様ともに今回初対面であるが、素晴らしい
方々であった。次回は、ヨーテボリ編。
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泣きっ面にハチの両面攻撃。

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 小生が、へルニア国の民であることは、すでに述べた通りである。久しぶりに25日(土)、
まったりとしていて楽しいが、しかし油断するとヤバイことになる(こともある緊張感がラーゴ
ムレベルの)我が家に戻った。狭い駐車場から出る時、ドアが全開できないという大きな構
造的バリアーの中、かばんを抱えて降りようとしたのであるが、本意ではなくイナ・バウアー。
初めてのぎっくり腰。3日間は、屋内移動もままならず凹む。4日目決死の覚悟で、頚椎の
ヘルニアでいきつけになっている整形外科へ。でん部に注射を2本、腕に1本、その腕から
血液を抜かれ、まさになすがまま状態。腰部のレントゲンも4枚取られ、首の牽引、腰部の
牽引、腰部の電気マッサージ?しめて5310円。
 今日は少し腰の痛みが引いたように感じるが、さてどうでしょう。これから監督のお供で、
スーパーに買い物にでかけますが、腰の運命やいかに。
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第4話 スウェーデン王国入り物語

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キョトンCがスマイルSに変わります!!

 
 ヨンショーピングのサービスハウスを見学させてもらっている途中に、女性新聞記者から
小生と数名の学生がそれぞれ個別にインタビューを受けた。翌日15日のJonkoping Posten 
に掲載されがこれは、今回のツアーの大きな収穫となった。早速人数分の新聞を買占め、
メンバーにお土産として渡したことは言うまでもない。一路、X2000でストックホルムへ。
LO(社会民主労働党)の本部の向かいにあるユースホステルにチェックイン。ここで2泊。
ストックホルムは治安がそう悪くないので数時間の自由行動。

16日は、ストックホルム中央駅近くにあるサービスハウスのレストランで昼食。
その後ソルナコミューンのスウェーデン一有名になったグループホーム・ポールヘムスゴーデンへ。
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第3話 スウェーデン王国入り物語

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「たぶん、あの海側にあるんとちゃうかなあ」若い男性のこの言葉は一生忘れない。決して
彼は、関西出身のスウェーデン人ではない。英語のニュアンスを訳に反映させてみたのでR。
無事最終の深夜バスに乗り、一路ヨンショーピングへ。深夜1時30分過ぎであるのに、ヨンシ
ョーピングでは、14日に一日お世話になる通訳のRさんが待っていてくれた。ホテルまでエス
コートしていただき本当にRさんにはお世話になりっぱなし。当日午前中はコミューンの高齢者
ケア施設の責任者から講義を受け、その後にサービスハウス(「介護の付いた特別住宅」と総
称されている)を視察。サービスハウス内で昼食をご馳走になり、午後は場所を変えて、障害
者の作業所と自立支援グループホームを視察。午前中の講義の途中から、地元新聞
Jonkoping Postenの女性記者が現れ我々一同驚く。サービスハウスの入居するある女性
齢者のお宅を拝見した後、小生と数人のゼミ生が記者からインタビューを受ける。
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スウェーデン王国入り物語 第2話

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2時間半遅れてコペンハーゲンカストロップ空港に到着した。すぐさま、スカンジナビアエアライン
(SAS)のスタッフに、遅延に伴ってスウェーデン鉄道(SJ)の指定席等の補償を求めたが、そのような
対応はしていないというつれない返事。とりあえず、目的地のヨンショーピングに少しでも近づこうと
スウェーデン内のマルメ駅まで鉄道で移動。もう夜9時。マイナス5度。どう逆立ちしても、翌14日の
午前9時からの視察には間に合わないので、アレンジをお願いしていたRさんに電話。コペンハー
ゲンからストックホルム行きの深夜バスが1本だけあるから、それがマルメ駅を通るかどうか調べま
しょうと、心理的気温が20度まで上がりそうな暖かいお言葉。結果、あと1時間ちょっと待てば、マ
ルメ駅に深夜バスが到着し、ヨンショーピングには深夜1時45分に到着するとのこと。助かったあ~。
深夜バス(Swebus)の乗り場を探すのに苦労したが(ゼミ生は疲労困憊であろうからと小生が一人で
探し回った)、30分ほど人気のないマルメ駅周辺の人に聞きまくった。唯一の手がかりが「たぶん、
あの海側にあるんとちゃうかなあ」
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スウェーデン王国入り物語 第1話

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今回ゼミ生8名(全て現代法学部2年生、女子3名、男子5名)を引率して、
スウェーデン王国入りしたのであるが、出国から入国までゼミ生と8泊10日
を過ごすのは、人生初めての経験である。前職の名古屋の大学では、ストッ
クホルムで院生や学部生と合流し、3日間だけ高齢者ケア施設の視察を行
い、ストックホルムで解散するという方法を取っていた。
 今回8泊して感じたことは、楽勝!特に男子学生5名とは、ユースホステル
で5日間相部屋になったわけであるが、何の問題もなく熟睡できた。小生が
最も早く闇夜の世界に入っていったので、学生達は、鼾、歯軋り、寝言、放屁
等の様々な問題行動に苛まれたかもしれない。これもスウェーデン旅行の良
き思い出ということで。
 全くの想定外だったのは、成田でのチェックイン。いつもチェックインは30
分もかからないのであるが、何と3月13日はチェックインに2時間30分かか
った。何でも前日の日曜日、1日1本しか飛ばないSASが欠航したというのだ。
当然飛行機の離陸も2時間半以上遅れ、コペンハーゲン到着も激しく遅れた。
飛行機の遅れを見込んでコペンハーゲン到着から2時間後に鉄道で移動し、
第1の目的地ヨンショピングに夜10時に到着する予定であったか、全て最初
の計画は吹っ飛んだ。コペンハーゲンからの鉄道は最終の連絡であったので、
2時間30分も遅れては打つ手がないのでR。
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今日は我が社の成績表配付日。

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今日は我が社の成績表配付日。小生の福祉論bは受講生の皆さんにとって
難しかったようで、決して少なくない方が不合格になってしまいました。福祉論a
は平均点が70点を越え、多くの人がSやAを得ました。その心の油断が後期
には出てしまったように感じます。
 様々な科目の不本意な成績評価にどうしても納得いかない場合は、どうぞ
申し立て制度を活用してください。学務課に行くのですよ。小生の科目の場合、
答案を見せながら何故60点に満たなかったのか詳しく説明します。小生の場
合、成績評価が変わることはまずありえませんが、減点されるような欠点がど
こにあるのかを知っておくことはとても大切だと思うので、問い合わせをした学
生には「解説サービス」を実施するつもりです。
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ヘルニア国物語  第1章 ヘルニア誕生秘話(6)

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 前の職場では、はっきり言って小生の誠意・やる気・努力はほとんど全く報われなかったが、一つだけ、本当に一つだけ今でもありがたく思っていることがある。それは、スウェーデン留学。多くの同業組織では、新しい学部を創った場合、完成するまでの4年間、留学を認めていない。前の職場では、新学部を立ち上げて2年目に留学を許可してくれた。もちろん、それは小生のヘルニア発症に対するお詫びでもなんでもなく、新装開店した年に、つまり小生のちょうど1年前に留学した同僚がいたからである。
1年間スウェーデンで高齢者ケアを研究できたこと。これが本当に私の財産。スウェーデンは奥が深いので、いまだに追い続けている。そのため、原稿の締め切りには、常に本当に追われ続けている。
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今日は我が社の卒業式!

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今日は我が社の卒業式。昨年は卒業式を挟んで、スヌーズレン
を調査するために仲間の研究者とスウェーデンに飛んでいたので、
今回が初参加。男子は袴やスーツ、女子は袴やスーツ、ドレスなど
とても良い感じ。ご卒業おめでとう!第一期生の院生達も皆輝いて
います!ご卒業おめでとう!
 小生は入社2年目なので、巣立つ卒業生の多くを知りません。で
も、多くの卒業生が無事、4月には現実社会にデビューし、入社式
を迎えられることを嬉しく思います。何か人生の壁にぶち当たったら
いつでも巣に戻っておいでと言ってあげたい。
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ただ今、研究室に到着!

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8泊10日のスウェーデン・デンマークゼミ研修旅行を終え、
本日午前10時30分、無事成田に到着しました!ハプニング
ありーの(ただし1回だけ)、人助けありーの、成田着陸時に
ふぁっとしーの(ただし1回だけ)、エピソード盛り沢山の研修
旅行でした。
 明日締め切りの原稿を書きに研究室に来ました。この旅行
については明日以降ゆっくり書かせていただきます。
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ヘルニア国物語  第1章 ヘルニア誕生秘話(5)

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ヘルニア国入りしてから長期間にわたり、首の牽引をしたり、薬を飲んだり、時に卓球をしたりして、変形した椎間板が正常な椎間板に戻るように頑張ったが、残念な結果に終わっている。前の職場の組織再生プロジェクトでは、持病を持つほど頑張ったが、完全なる強制的なボランティア。経済的にも報われず。
まさに、踏んだりけったり、否、踏まれたり蹴られたり。
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ヘルニア国物語  第1章 ヘルニア誕生秘話(4)

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毎日の授業と研究活動だけでも多忙なのに、さらに新しい学科を創るという超過酷な仕事を続けたので、ストレスが溜まりに溜まったのである。ある日の朝、トイレで朝刊を読んでいた時のこと。両手で紙面を広げ、端の記事を読もうと首をまわした時に、痛みが全身を貫く。そう、ヘルニア国入り記念日。
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ヘルニア国物語  第一章 ヘルニア誕生秘話(3)

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ヘルニアになる原因は、老化と交通事故と言われているが、小生はその他に「ストレス」も大きな原因だと確信する。小生の場合は老化ではなく、「ストレス」である。そう、あれは、前の職場で、新しい学部新しい学科を創るためのメンバーになった11年前。ほぼ半年、毎日来る日も来る日も、このプロジェクトを遂行するための専用部屋に授業後こもり、作業をし続けたのでR。
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久しぶりに4位浮上!! このタイミングで雲上人! 

  ランキング、本当に久しぶりに4位に浮上!!前回は、欲深いことを考えていたの
がまずかったのでしょう。急降下しました。お天道様は見てるからね。でも、一度はメダ
ルを取ってみたい。金とは言いませぬ。銀とも言いませぬ。と言うことで。
  このタイミングで、17時間後には、1年ぶりの雲上人。前回は、研究者の4人組。今
回は、大学2年生8名と一緒。明日からの8泊10日は、スウェーデン・デンマークをし
っかり味わうことが最大の目標。21日までは、ブログのコメントに書き込みが出来ま
せんので、ご容赦のほど。がしかし、記事は1日おきぐらいに伝単にしてお届けします。
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