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ついに、斜陽館!!!(その1)

今回の青森一人旅は、日本の北端で頑張るインドネシア人介護福祉士候補者4人にインタビューすることであった。

来日してちょうど2年経過した女性2名。

来日して1年ちょうど経過した男性2名。

長時間の旅であったが、私としては大満足。

 

昨日は、金木町の一つ先にある公園駅にまず下車して特別養護老人ホームを見学。

その後、念願であった太宰治の生家<斜陽館>を訪問する。

太宰について昔から抱いているテーマがある。

難しいテーマだ。

私独特の疑問点と言って良い。

そのヒントを発見するために、遠路はるばる斜陽館まで足を運んだが、

結論から言えば、発見できなかった。

帰りの電車の中で考えたのだが、太宰治のライフコースを、当時の住まいや家具調度品と絡ませながら展示するのが、斜陽館の役割である。

太宰治の人間性や哲学を分析した研究成果を展示する場所ではないのだ。

うすうす気づいてはいたのだが、どうしても行きたかった斜陽館。

太宰は、エリートの家に生まれものの、父親とはほとんど交流できなかった。父親は国会議員であり、常に東京にいた。

母親は病弱であったが、夫のそばにいた。

治は、母親の妹と全くの他人に育てられた。

 

 

 

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