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菅氏と小沢氏の15分スピーチの違い。

昨日は、民主党代表選の投票に先立って、2人の候補者が15分づつ演説を行った。

まず、小沢候補。いつも以上に緊張しているご様子。40年にわたる政治家のキャリアを強調した上で、官僚支配からの脱却を目指し、地方に全てを任せる<国民の国>を目指すことを強調した。

自分が犠牲となってぼろぼろになるまで頑張り、若い世代に<たいまつ>を渡したいと結んだ。途中、同志が志半ばに鬼籍に入ったことにも言及していた。

次に、菅候補。いつも以上に緊張しているご様子。30年にわたる政治家のキャリアを強調した上で、新成長戦略の実現に向け、国会議員がそれぞれの専門性を生かして全員野球で取り組むことを強調した。

自民党のような2世議員がいないことを強調するためか、民主党国会議員の前職を読み上げ始めた時には、キョトンZZZになった。途中、僧侶のところでは咳き込むし、植木職人まで具体的に言う必要があるのかと、一瞬ワロタ。

412人全員内閣をめざすというキャッチイなフレーズには注目した。

菅氏もやはり同志が志半ばに鬼籍に入ったことにも言及していた。こちらは、自らの命を犠牲にしつつ、がん対策基本法の制定に、文字通り命がけで取り組んだ故人山本孝史氏にも触れている。

自分が犠牲となってぼろぼろになるまで頑張り、若い世代に<バトン>を渡したいと結んだ。

 

二人の年齢はさほどかわらないが、使う表現に大きな差が出た。たいまつはいかにも古い政治家が使う表現である。鳩山氏もこのスピーチの文言作成にコミットしたようだが、たいまつには気がつかなかったようだ。

 

 

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