「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「サフランモドキ」と「ハブランサス」

2006-07-25 11:26:32 | 和歌

 ご近所の植え込みの下に、「サフランモドキ」の妙なる花が咲いている。






 サフランモドキとごく似た花が、雨後の「うつろ庵」にも咲いた。気が付いたら、既に一輪は萎れ、次の花が雨にしとど濡れて咲いていた。この鉢は昨年の夏、近くにお住まいの花好きの「おばあちゃま」から、「姫檜扇」の一株を分けて頂いて鉢植にしたが、どうやら花の種類を思い違いしていたらしい。

 サフランモドキとは若干花が異なるので、調べたら「ハブランサス」の花に到達した。花図鑑には「一般にサフランモドキと混同されるほど、よく似ている」と記載してあったが、何処がどう違うのか、説明がない。

 いい加減な解説で納得できないが、掲載してあった写真と見比べれば、「うつろ庵」の花は「ハブランサス」であろう。いずれ「おばあちゃま」にも確かめてみよう。






             木漏れ日を受けむとするらし花びらを
 
             広げて咲くかなサフランモドキは 



             降る雨にしとどに濡れて咲く花は

             首傾けるハブランサスかな 



             花びらにきらめく雫と金色の

             こぼれる花粉は歓喜のなごりか 






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