わが世田谷が、よい前例を作れるかなあ、という期待の持てる話。
2月11日のシンポジウムも関係していて、それを読んだ区議の風間みのるさんが、タイトルのような質問をしてくれたわけです。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kugikai/chukei/h22teirei01/2201sokuhouban.html
ここにある2/25の代表質問から、とまてさんが当該部分を書き起こしてくれました。
以下、採録。
風間ゆたか氏(世田谷区議)
次に今後の区立校運営とPTAのあり方について区教育委員会に問います。以前にも何度かPTAのあり方については取り上げましたが、時代に応じたPTAのあり方として保護者の主体性をより重視する体制にすることや、補助金委託事業の見なおしの必要性を訴えてきました。
最近の文科省のアンケート結果によると「PTA役員経験者の半数がPTA入退会の自由を知らない」と答えたそうです。またその新聞報道によると『これからのPTAのあり方』というシンポジウムでは、文科省社会教育課長が、「PTAが教育委員会や校長には任意であると広めたい」と話したそうですが、世田谷では入退会任意性の告知について従来の冊子配布だけではなく口頭で行うようになったのでしょうか。
また、PTA役員の負担軽減に向けてどのような改善に取り組んでいるのかお聞かせください。
萩原教育政策部長(世田谷区)
区教育委員会といたしましては保護者の方々がPTAの目的や性格を良く理解し趣旨に賛同した上で加入していただくことと考えております。こうした認識に基づき毎年年度初めに教育委員会と区立小学校PTA連合協議会の共催で地域ごとに勉強会を開催しPTAの目的、自由加入の原則、活動内容とうについてご説明すると共に、各学校においても周知を図っていただいております。
PTA活動に対する支援につきましては任意団体としてのPTAの自主性自発性を尊重しながら例えば研修会の実施回数や内容についてPTAとも相談し柔軟な対応を図っております。
尚PTA活動に対する支援改善の取り組みの一例といたしましては区立小学校PTA連合協議会におけるホームページの作成管理や電子メールによる通信費も支援対象としております。
今後ともPTA活動に対する柔軟かつ適切な支援に努めて参ります。
風間ゆたか氏
PTAの任意性ということに関しては、実際に新入生の保護者が任意なんだと知ることが重要だと思うんですね。ですから、ブロックごとの話でなされていたとしても、新入生の保護者が聞かなければあまり意味が無いと思いますので、きちんとそこで口頭で伝えていくような取り計らいをお願いいたします。
***********
以上。
世田谷区の小学校PTA連合では、年度初めの役員研修では、「PTAは任意」だとはっきり述べるようになったと聞いています。
しかし、本当に大事なのは、新入生の保護者がそれを知っていることですよね。たしかに。
じゃないと、自動的に、選択する余地もないまま、入会してまうわけですから。
ただ、行政にとって、こういったPTAの中の運営のことは、口を一番出しにくい分野なので、難しいかもしれんですね。
いや、入会前の保護者は非会員なので、非会員に、PTAはすべて入退会自由です、と基礎知識を与えるのは、「中への干渉ではない」という解釈も可?
なお、ぼくとしては、行政にお願いしたいことは、なにはともあれ、P連・P協といったものを「保護者代表」として扱わないでほしい、ってことです。一般会員は自分がP連・P協の会員であることをほとんど知りません。一見、あるようにみえる代表性は、ただの幻想です。
それと同じで、学校も、PTAを、保護者代表と考えず、保護者の支援が必要な時は直接呼びかけてほしいもの。
そんなことを思っております。
2月11日のシンポジウムも関係していて、それを読んだ区議の風間みのるさんが、タイトルのような質問をしてくれたわけです。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kugikai/chukei/h22teirei01/2201sokuhouban.html
ここにある2/25の代表質問から、とまてさんが当該部分を書き起こしてくれました。
以下、採録。
風間ゆたか氏(世田谷区議)
次に今後の区立校運営とPTAのあり方について区教育委員会に問います。以前にも何度かPTAのあり方については取り上げましたが、時代に応じたPTAのあり方として保護者の主体性をより重視する体制にすることや、補助金委託事業の見なおしの必要性を訴えてきました。
最近の文科省のアンケート結果によると「PTA役員経験者の半数がPTA入退会の自由を知らない」と答えたそうです。またその新聞報道によると『これからのPTAのあり方』というシンポジウムでは、文科省社会教育課長が、「PTAが教育委員会や校長には任意であると広めたい」と話したそうですが、世田谷では入退会任意性の告知について従来の冊子配布だけではなく口頭で行うようになったのでしょうか。
また、PTA役員の負担軽減に向けてどのような改善に取り組んでいるのかお聞かせください。
萩原教育政策部長(世田谷区)
区教育委員会といたしましては保護者の方々がPTAの目的や性格を良く理解し趣旨に賛同した上で加入していただくことと考えております。こうした認識に基づき毎年年度初めに教育委員会と区立小学校PTA連合協議会の共催で地域ごとに勉強会を開催しPTAの目的、自由加入の原則、活動内容とうについてご説明すると共に、各学校においても周知を図っていただいております。
PTA活動に対する支援につきましては任意団体としてのPTAの自主性自発性を尊重しながら例えば研修会の実施回数や内容についてPTAとも相談し柔軟な対応を図っております。
尚PTA活動に対する支援改善の取り組みの一例といたしましては区立小学校PTA連合協議会におけるホームページの作成管理や電子メールによる通信費も支援対象としております。
今後ともPTA活動に対する柔軟かつ適切な支援に努めて参ります。
風間ゆたか氏
PTAの任意性ということに関しては、実際に新入生の保護者が任意なんだと知ることが重要だと思うんですね。ですから、ブロックごとの話でなされていたとしても、新入生の保護者が聞かなければあまり意味が無いと思いますので、きちんとそこで口頭で伝えていくような取り計らいをお願いいたします。
***********
以上。
世田谷区の小学校PTA連合では、年度初めの役員研修では、「PTAは任意」だとはっきり述べるようになったと聞いています。
しかし、本当に大事なのは、新入生の保護者がそれを知っていることですよね。たしかに。
じゃないと、自動的に、選択する余地もないまま、入会してまうわけですから。
ただ、行政にとって、こういったPTAの中の運営のことは、口を一番出しにくい分野なので、難しいかもしれんですね。
いや、入会前の保護者は非会員なので、非会員に、PTAはすべて入退会自由です、と基礎知識を与えるのは、「中への干渉ではない」という解釈も可?
なお、ぼくとしては、行政にお願いしたいことは、なにはともあれ、P連・P協といったものを「保護者代表」として扱わないでほしい、ってことです。一般会員は自分がP連・P協の会員であることをほとんど知りません。一見、あるようにみえる代表性は、ただの幻想です。
それと同じで、学校も、PTAを、保護者代表と考えず、保護者の支援が必要な時は直接呼びかけてほしいもの。
そんなことを思っております。
書き起こし部分、転記させていただきます。
それを言い続けることに疲れるくらい言ったからこそ、なんじゃないかなと思いました。