川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

学童のパンフを書く。「昔の人」と対話する

2006-11-26 07:40:14 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
早朝の三時間を使って、来週末の学童父母連による来年度の一年生の保護者への説明会のためのパンフの文章書き。
頭がうまく回転せず、効率悪し。
こういうのを書くたびに、ここにはいない誰かと「対話」をしている気分になる。
だいたい、前に作られたパンフの文面を参考にしたりするのだけれど、それを書いた時と今では事情が違っていて、同じことを表現しようとしても、違うニュアンスになってしまったりするので、いろいろ考える。

昔の人(とはいっても、きっとこの近所に住んでいる人だ)の気持によりそいつつ、「今」を表現する作業というのは、それなりにクリエイティヴだと感じる。

ちなみに、わずか三年前にかかれた前のパンフと今回作るものとの最大の違いは、保護者会と学童クラブとの「距離感」だ。
前のパンフは、保護者会=学童クラブというような意識がどこかである。これは、学童クラブというのが、そもそも保護者が必要に迫られて自主運営しはじめたのが始まりである(うちの学童はそうじゃないみたいだけれど、全国的にはそういうところが多い)こととも関係しているだろう。

でも、今はさすがにそうは書けない。
行政サービスとしての学童クラブ(正確には新BOP内学童クラブ)があって、それをサポートしたり、時には注文出したりする保護者会がある。

三年前までああいうふうに書けた「一体感」は失われたのだなあと感慨を持つ。もっとも、ぼくなどは「三年前」以降に学童に関わってきたので、今がむしろ当たり前に感じるのだけれど、自分よりもわずか一年前にはかくも違う「繋がり方」が当たり前だったことに感じ入る。

これって、去年くらいまで学童保護者会で活動してくれていた年長の子の保護者と話していてもよく感じていたことでもあった。

というわけで、過去との対話。
でも、現在進行形の過去。今に直接つながり、その流れが今もやんでいないという意味で。

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