川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

エピデミックの表紙など

2007-11-14 17:19:32 | 自分の書いたもの
200302000714
こんなかんじに仕上がりました。
実はまた、アンリ・ルソー。
また、というのは、「星と半月の海」も「ルソー風」と発注したんですね。で、これは本物のルソー。黙示録的な雰囲気があるものとして選びました。画のタイトルは「戦争」なんですけどね。



200302000714_aこちらが、帯ですね。なんだか大げさなことが書かれていますが、まあ、そういう話です。でも、どこかこっぱずかしいな。毎度ながら。とにかく疫学者が主人公で、オッズ比まで求めてしまう、史上初の小説だと思います。


最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エピデミックの帯を読んで納得。直球のタイトルな... (アオキ)
2007-11-14 22:32:34
ルソーの絵のタイトルが思い出せない…。
死の馬が駆けていく。
なんか、映画っぽいですよね>帯。 (Pさん)
2007-11-15 08:02:22
いっそ、映画化…どうですか!?

(そのときは、お約束の作者特別出演を期待(笑))
「戦争」 ですか! (沙羅樹)
2007-11-15 09:39:37
「うそっ!? あまりにもど真ん中!!」
と 表紙を見たとたん たじろいでしまいました。
発売を楽しみにしております。
ふふぉ!! (ささがに)
2007-11-15 20:06:17
見るだけでぞわぞわしてきます。今年を締め括る読書になりそう。
楽しみだなあ。
うわ、ついに、ついに。 (snjx)
2007-11-16 01:39:38
正月の課題図書かな。
何はともあれ,おめでとうございます. (にしうら@ゆとれひと)
2007-11-16 02:19:15
副題アイデアソースの1つも兼ねている身として,ドイツ語訳題に関するツッコミにモノ申します.私は基礎は英国で学びましたが,研究で育ててもらったのはドイツです.ドイツで(理論)疫学を教わったために,今では日本の平均的研究者の10倍以上の仕事を1人で進めることが出来ますと信じています.

そうやって海外を斜に見ていて,実は自分達が迫害されたサルだということに気付かない日本が大嫌いです.「ドイツ弱いんだけど」という方には「ああそっすか.じゃあ,日本はたいそー素晴らしいんでしょーなー.哀れですなあ」と問い詰めたい.小一時間くらい問い詰めたい.

というAboveは半分以上が冗談ですので,失礼千万なことはお気に止めずに流しちゃって下さい(ごめんなさい).

何せ楽しみな出版物ですね.
数々のコメント、ありがとうございます。 (カワバタヒロト)
2007-11-16 08:09:10
sionoiriさん、ほかの人が絶対に突っ込まないところに、さすがに気づいてらっしゃる。
ちなみに、ドイツ語表記は、なんかちょっとゴツイかんじをデザイン的に出したかったという、消極的理由(?)からはじめていますが、実は、ちょっと深いような浅いような別の理由もできました。黒幕(?)は、にしうらさんですが。

にしうらさんには、今後5年間寸暇を惜しんで、人の50年分くらいの研究をしていただいた上で、理論疫学の普及書・一般書を日本語で書いてもらう計画ですので、ひとつよろしくお願い致します。と、ぼくが計画しても仕方ないのですが。

で、映画ですね。
ぼくの場合、映画になりそうにない題材をわざと取り扱っているので、なかなかないでしょうね。この作品も、かりに映画になるようなことがあれば、それだけで別ものになってしまうと思います。
まあ、それはそれでいいんですけどね。

年末年始の課題図書にぜひ、というかんじです。
よろしくお願い致します。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。