川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

フットサルは……怖い

2006-01-16 21:07:15 | サッカーとか、スポーツ一般
Img_6057プレデター対ポツワナ@府中市総合体育館
サッカーとは別の意味での怖さを実感。
でも、試合としては最高に興奮した。最後の最後での大逆転劇。
ちなみに、岩本昌樹選手は、2点を入れる大活躍で勝利したのだけれど、実は終了4分前まで、2対1で負けていて、なんとなく敗色濃厚だった。
それも、2点目は、岩本選手の「良いプレイ」(サッカー的な意味で)からやられた失点。

岩本昌樹は思いきりがよい。
かなり遠目のところからでも、シュートコースがあれば鋭いシュートを枠内に飛ばす。右でも左でも精度は変わらないらしい。
この試合でも、何度も遠目のシュートを決めたし、先制点も遠目ではないけれど、角度のないところから、キーパーの股間→サイドネット、というようなピンポイントのものだった。

でも、2点目の失点も岩本のミドルから。
ボツワナのフィールドプレイヤーが戻りきらない前に、鋭いシュートを打った。
見事に枠を捉えたものだったけれど、ゴレイロにキャッチされ……すると、途端にピンチなのだ。
ゴレイロから素早いパスを受けて、カウンターアタック。
それも、敵が戻りきっていない、ということは、こっちのゴールに近いところにいるわけで、一気に形勢が逆転してしまう。
虚を突かれたかんじで、失点してしまった。
フットサルの小さなピッチでは、シュートがリスクになることもあるのだというのが、サッカーとは違うところなのだなあと思った。

これを、プレデターは、残り時間4分のところで、一気に3点とってひっくりかえしてしまうのだけれど、それをお膳立てしたのは、たぶん、二十分以上にわたる試合の中断。
電光掲示板のカウントダウンシステムが故障して、手動でのカウントダウンに切り替えた。それまでにごたごたと運営側がやっていて、雰囲気が弛緩してしまった。

そこでどっちに試合が転がるか、というのは、やはり、チームの「強さ」ということなのだろう。4分間で3点の怒濤の攻撃は、すごい。
会場がどよめいた。