またも、バイト語(?)シリーズ。
以前、テレビ局につとめていた時のこと。
毛利衛さん、向井千秋さん、土井隆雄さんら、初代宇宙飛行士の取材をすることがよくあったのです。
科学技術庁担当だったし、また、個人的にも好きだったし。
そこで、当時の宇宙開発事業団の広報の言葉づかいに強烈な違和感……。
なぜなら、彼らは、自分たちの組織上の「身内」である宇宙飛行士について語る時、会見などでも平気で敬語を使うのです。
たとえば、「毛利が参ります」というべきところを、「毛利さんがいらっしゃいます」とかね。
現代日本語では、相対敬語が正しく、身内のものには敬語は使わないのです。
なんて、何度言いそうになったことか。
たぶん、あの頃のプレスには同じ違和感を持っていた人が多いのではないかなあ。
ただの思い出です。
ああいう半官半民で、言葉遣いに厳しそうなところで、そうだったことが、新鮮であり、げんなり、でもありました。
以前、テレビ局につとめていた時のこと。
毛利衛さん、向井千秋さん、土井隆雄さんら、初代宇宙飛行士の取材をすることがよくあったのです。
科学技術庁担当だったし、また、個人的にも好きだったし。
そこで、当時の宇宙開発事業団の広報の言葉づかいに強烈な違和感……。
なぜなら、彼らは、自分たちの組織上の「身内」である宇宙飛行士について語る時、会見などでも平気で敬語を使うのです。
たとえば、「毛利が参ります」というべきところを、「毛利さんがいらっしゃいます」とかね。
現代日本語では、相対敬語が正しく、身内のものには敬語は使わないのです。
なんて、何度言いそうになったことか。
たぶん、あの頃のプレスには同じ違和感を持っていた人が多いのではないかなあ。
ただの思い出です。
ああいう半官半民で、言葉遣いに厳しそうなところで、そうだったことが、新鮮であり、げんなり、でもありました。